2025年12月、ドモホルンリンクル50周年の集大成として『基本4点』がリニューアル。
そこで今回のリニューアルで搭載される新技術『アクティブコアリブート※』と、技術の要となる独自原料『飛騨山椒種子(ひださんしょうしゅし)エキス』を、開発に携わった大和が紹介していきます。
目次
新技術『アクティブコアリブート』とは?
リニューアルの鍵を握るのが『アクティブコアリブート』※という新技術です。
まるでリブート(再起動)されたようなうるおいや健やかさをキープし続けて、肌が持つ「アクティブさ」に対して本質的にアプローチ。エネルギッシュで溌溂(はつらつ)とした印象へと導きます。
肌が持つアクティブさに働きかける技術です。
-
研究開発
大和肌トラブルの原因を遡った“上流”に働きかける技術として、さまざまな肌悩みに効果が期待できます!
新技術をいち早く体感するなら!
新技術の要『飛騨山椒種子エキス』
ー 開発の経緯 ー
新技術『アクティブコアリブート』※の根幹を支えるのが『飛騨山椒種子エキス』です。
私たちがこの素材に出合ったのは、9年も前のこと。当時、進めていた研究の中で、非常にパワフルな潜在力を秘めながらも、効き目が強すぎて化粧品の原料に応用するのは難しいと判断せざるを得なかった植物です。
標高、水質、寒暖の差といった条件が揃う飛騨の地で、他ではできない高品質の山椒が育ちます。
その後、2019年から新たな肌研究がスタート。なかなか思うような結果が得られず、約530種にも及ぶ植物サンプルを地道に検証する中で、偶然その存在に目が留まったのが、9年前に採用を見送った「飛騨山椒種子」でした。
そんな“奇跡の再会”を受けて、改めて研究が再始動。最初の出合いから実用化に成功するまで、実に9年もの歳月を要した、思い入れの強い原料となっています。
一つひとつの種に宿される力強いエネルギーが、ついに活かされる時が来ました。
効果をさらに追求するために、「加水分解」という抽出後のひと手間も加えているのもポイント。成分を水と反応させて細かくすることで、原料の持つチカラをさらに強く引き出しています。
-
研究開発
大和終わりの見えないトンネルを進むような地道な研究を続けるも、なかなか見つからず行き詰っていたところ、”救世主”として現れてくれたのが『飛騨山椒種子エキス』でした!
ー サステナブルな独自原料 ー
岐阜県飛騨山脈の麓で栽培される『高原(たかはら)山椒』は、農林水産省が優良事例を選定する『ディスカバー農山漁村の宝』にも選ばれるなど、その高い品質が認められています。
種を植えてから実をつけるまでに5年ほどかかり、充分な量を収穫できるようになるのには、そこからさらに1〜2年を要すなど、育てるのに手間がかかる植物です。
雄大な自然を背景に、人の手、人の思いによって、丁寧につくられています。
そんな中、私たちが着目したのが「種」。大きく成長する木のエネルギーが凝縮された“生命力のかたまり”ととらえる漢方の着眼点で、種子の研究をスタートさせました。
葉や花、果皮など余すところなく使われる山椒ですが、唯一「種」だけはこれまで使い道がなく、廃棄されてきました。自然の恵みを無駄にせず、原料として見出し、再春館製薬所らしく地球環境を意識して、アップサイクルにも積極的に取り組んでいます。
香辛料になる果皮(左)と、廃棄されていた種(右)。これまで年間の廃棄量が「約1トン」に上っていたそうです。
これまで廃棄するしかなかった大量の種子を使用することで、時代の流れの中で廃業へと追い込まれるケースも見られる地元の山椒農家さんの応援や雇用創出につながり、地域貢献も実現しています。
-
研究開発
大和肌に効果をもたらす力強さと、サステナビリティ、そして地域貢献までも叶える再春館製薬所ならではの原料となりました!
お客様の声をきっかけに、検討を重ねること10年!
おわりに
いかがでしたか? 最初の出合いから9年。雄大な飛騨の自然が生み出した『飛騨山椒種子エキス』のチカラを、やっと皆さまの肌へと活かすことができるようになりました。
新しく生まれ変わった『基本4点』が皆様のお手元へと届くのは、もうすぐです。長い歳月をかけて勤しんだ研究の成果を、ぜひ体感してみてください。
※コンテンツ内で扱っている商品情報は一部古い情報を含んでいる場合があります。


