
ドモホルンリンクルでは、シワやシミ、乾燥、エイジングケアなど、1年を通して多くのご相談をいただきます。
特にこの時季伺うことの多いお声が「ハリ」に関するお悩み。季節の変わり目でもあり、ハリが失われていると感じる方が増えるようです。そこで今回は、お客様プリーザーの家入に「ハリがあるってどういう状態?」「どんな対策が有効なの?」といった質問に答えてもらいました。
ぜひ秋のスキンケアの参考にされてください。
目次

入社5年目
入社後、メールやLINE、お葉書等の対応をする部署へ配属。
現在はオンラインプリーザーとして、生配信のオンラインイベントやレッスン、1対1で対応させていただくパーソナルプログラムを担当しています。
そもそも肌の“ハリ”って、なに?
「肌にハリがある」というのは、シワがなく、触ると弾力があり柔らかい状態のこと。
秋は夏の間に蓄積された様々なダメージが肌表面にあらわれる季節。強い紫外線や空調での乾燥など、過酷な環境を乗り越えた肌はゆらぎやすい状態です。加えて秋は、気温・湿度が低下することや寒暖差によって肌のうるおいも失われがち。そうすると、肌は硬くごわつき、ハリも失われていきます。
そこで今回、「乾燥」「肌のごわつき」「表情筋の衰え」の3つの観点から、肌のハリを取り戻す方法を紹介していきます。

失われた肌のハリを取り戻すためには、どんな対策が必要?
肌をハリのある状態へと導く3つの対策
1. 乾燥対策
「乾燥」は肌のハリを奪う大きな原因のひとつ。特に皮脂の分泌が少ない目元や口元にできやすい「乾燥小じわ」は、老けた印象をつくり出してしまいます。
対策1:『保湿液』と『保護乳液』を丁寧に!
ハリ不足を感じた時は、まず肌にしっかりとうるおいを与え、さらにそのうるおいが逃げないようにフタをすることが重要です。
日々のお手当てで使う『保湿液』と『保護乳液』の2つで対策できるので、ぜひ参考にしてみてください。
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家入
保湿液は秋から冬にかけて、基本量の「100円玉大×2回」では吸いつきを感じないという方もいるかと思います。そんな時は「100円玉大×3回」お使いいただいても大丈夫です!
対策2:白湯で体内の水分をチャージ!
寒くなるにつれて喉が乾きにくくなり、水分を摂る機会も減ってしまうかと思います。しかし肌のうるおいをキープするためには、スキンケアで外から補うだけでなく、体の内側もうるおいで満たすことが大切です。
暖かい白湯は、体の深部体温を高めることで血行を促進し、身体中にうるおいをめぐらせる効果も期待できます。
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家入
白湯を飲むタイミングは、寝ている間に失われた水分を補うためにも、「朝目覚めてすぐ」がおすすめ。日中もこまめに水分補給しましょう!
肌の乾燥対策をわかりやすく解説
2. 肌のごわつき対策
秋は、夏に蓄積したダメージや寒暖差、空気の乾燥などで肌の生まれ変わりのサイクルが乱れがちな季節。
このサイクルが乱れると、本来垢となって剥がれ落ちていくはずの古くなった角質が肌表面に溜まりやすくなり、硬くごわついてハリのなさにつながります。
不要な角質を取り除き、肌を柔らかくするために有効な2つの方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
対策1:蒸しタオルと丁寧な洗顔
すでにごわつきを感じているのであれば、肌に不要な角質が溜まっているかもしれません。
角質を落としやすくするためには、洗顔の前に蒸しタオルを使って、顔を温めることがおすすめです。顔を温めた後は優しく洗顔をして角質を落としていきましょう。
蒸しタオルのつくり方
1:電子レンジを使う場合
水で濡らして固く絞ったタオルをラップでくるみ、500wの電子レンジで30秒〜1分程度温めます。
※機種によって時間が違うので、はじめは30秒から温まり具合を見て、足りなかったら10秒ずつ追加するなどして、適切な時間を確認してください。
2:お湯を使う場合
洗面器に入れたタオルの上から約50℃のお湯をかけ、しばらくおいてからタオルを出して絞ります。

「レモン1個分の大きさ」を目安に泡を立て、肌に触れるか触れないかくらいの優しい力加減で洗います。
すすぎの温度は、「少しだけ冷たいかな?」と感じるくらい(約32℃)が最適です。
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家入
洗顔中の摩擦によるダメージが、かえってお悩みにつながることもあるので、注意が必要です。
洗う時はもちろん、すすぐ時や顔を拭く時も、こすらないよう気をつけましょう。
対策2:『泡の柔肌パック』で肌を柔らかく!
『泡の柔肌パック』は、肌のちょっとした不調をその日のうちにリセットすることで、肌に溜め込まないようにするための商品。きめ細かい濃厚な泡で蒸らしながら保湿することで、こわばった肌を解きほぐし、ふっくらやわらかな状態へと導きます。
また肌が柔らかくなることで、うるおいや成分を受け入れやすくなり、お手当ての効果も実感しやすくなります。

ピンポン玉くらいの大きさを手のひらにとり、頬や額といった顔の広い部分からのせていきます。地肌の色が隠れるくらいの厚みで、目元や口元のギリギリまで伸ばしていきましょう。
その後、約5分間おいて肌を蒸らし、水やぬるま湯で丁寧に洗い流してください。
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家入
日々の生活の中で肌が受けるさまざまなダメージをリセットするためにも、『泡の柔肌パック』は、“毎日”使うことが重要です!
基本4点の紫外線ダメージケア方法をご紹介
3.表情筋の衰え対策
肌を内側から押して弾力性を高める「表情筋」が衰えると、肌のハリが失われ、たるみの原因にもなっていきます。
表情筋をほぐしながら鍛えられるエクササイズで、ハリを取り戻しましょう。ここでは2つの方法を紹介します。
表情筋の衰え対策1:ほうれい線のエクササイズ
口呼吸をすることによって、唇の周りにある「口輪筋(こうりんきん)」にゆるみが生じ、結果的にほうれい線が深くなっていってしまいます。ほうれい線が目立たないよう、そのゆるみを元に戻していきましょう。


1.口を縦に大きく開いたあと、くちびるを前に突き出し5秒間キープ。
2.そのままの状態から、くちびるが真正面から見えなくなるまで巻き込み、再び5秒間キープ。その後、ゆっくりと元に戻す。
3.この一連の動作を3回ワンセットとして朝晩毎日繰り返す。
表情筋の衰え対策2:頬のたるみのエクササイズ
唇の端から耳の部分にかけて「頬筋(きょうきん)」と呼ばれる大きな筋肉が広がっており、それが衰えることで、頬に肉がつきやすくなります。この筋肉を鍛えることで、頬のたるみを防ぎましょう。


1.口を尖らせた状態でめいっぱい頬をすぼませ、5秒間そのままの状態をキープする。
2.ゆっくりと頬に空気をためていき、思いっきり膨らませたところで、再び5秒間キープ。その後、そっと元に戻す。
3.この一連の動作を3回ワンセットとして、朝晩毎日繰り返す。
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家入
特に目元や口元などの筋力の衰えは、ハリやたるみの原因となります。
家事などをしながらできるエクササイズやストレッチもあるので、簡単なものから始めてみましょう!
今すぐできる顔のたるみ対策
おわりに
いかがでしたか?今回紹介した3つの方法を日々のスキンケアに取り入れていただくことで、肌のハリをキープし、いつまでも若々しい印象を保っていきましょう!
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