上まぶたのたるみ取りは自力でできる?ストレッチ・マッサージ・トレーニング方法を解説

上まぶたのたるみ取りは自力でできる?ストレッチ・マッサージ・トレーニング方法を解説

上まぶたのたるみ取りを自力でおこなおうと思っても難しいです。ただ、ある程度のケアや対策であれば可能です。目元を支える筋肉を鍛えたり、血行を促したりすれば、たるみにアプローチできます。

美容クリニックも選択肢のひとつですが、自宅でできるストレッチやマッサージからまずは試してみませんか。

本記事では、上まぶたがたるむ5つの原因と、自力でできる6つのケア方法を詳しく解説します。効果的なケア方法を見つけて、目元の印象をすっきりさせましょう。

上まぶたのたるみ取りは自力でできる?改善方法とは?

手鏡で目元の状態をチェックする女性

上まぶたのたるみ取りは、原因や状態によって、自力では難しい場合があります。

年齢を重ね、皮膚そのものが薄くなったり弾力を失ったりすると特に、セルフケアだけでは根本的な改善が難しくなります。

眼瞼下垂(がんけんかすい)※のように、視界がさえぎられるなど、日常生活に支障をきたす場合には、専門的な治療も必要です。

しかし、筋力低下や血行不良、乾燥などがおもな原因であれば、ストレッチやマッサージで印象を変えられる可能性があります。

上まぶたのたるみ取りは、原因や状況によって、改善できるかできないかが変わってきます。きちんと原因を理解し、効果的なセルフケアを取り入れる必要があります。

※ まぶたが下がって視界が狭くなる症状

上まぶたがたるむ5つの原因

 ノートPCを操作しながら目元を押さえる女性

上まぶたのたるみには、加齢の問題に加えて、日ごろの生活習慣をはじめとしたさまざまな原因が関わっています。

上まぶたのたるみ取りに効果的な対策を立てるためにも、どのような原因で上まぶたがたるむのかをまずは把握しましょう。

原因①加齢による皮膚のたるみ

上まぶたのたるみは、加齢による皮膚そのもののたるみが、大きな原因となっています。

年齢を重ねると、肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンの生成が徐々に減っていきます。

これらの成分は真皮層に多く存在し、肌を内側から支える役割を果たしますが、コラーゲンやエラスチンが減少すると、真皮層に空洞が生まれて厚みが減ります。

真皮層の厚みが減ると皮膚そのものも薄くなり、弾力を失って、外見上にもたるみが出てしまいます。

まぶたの皮膚は、顔のほかの部分よりも薄く、わずか0.5mm程度しかありません。乾燥や紫外線、スキンケアによる刺激をはじめとしたダメージが重なると、皮膚のたるみはさらに進行します。

加齢による変化は避けられない部分もありますが、適切なケアで予防は可能です。

原因②目の周りの筋肉の衰え

目の周りの筋肉の衰えも、上まぶたのたるみの要因となります。

目の周りには「眼輪筋(がんりんきん)」と呼ばれる筋肉があり、まぶたを開閉させたり涙を行きわたらせたりしています。

加齢だけではなく、日常生活のなかで無表情な時間が続くと、目の周りの筋力が次第に弱まり、まぶたを持ち上げる力が低下してしまいます。その結果、上まぶたの皮膚が垂れ下がり、目元が重たく見えたり視野が狭くなったりします。

筋力の衰えとともに、眼輪筋の奥にある眼窩脂肪(がんかしぼう)も前方に押し出され、たるみや腫れぼったさを目立たせる要因となります。

一度衰えた筋力は完全には戻りにくいですが、現状の筋力を維持するトレーニング習慣が、目元の印象を保つ鍵になります。

原因③紫外線による「光老化」

上まぶたのたるみの原因のひとつに、紫外線による「光老化」があります。光老化とは、太陽の紫外線が肌に長年蓄積して起こる老化現象です。

紫外線のなかでも、特に波長が長い紫外線A波(UVA)は肌の奥深くにまで届く特徴があります。真皮層に存在するコラーゲンやエラスチンを壊すだけでなく、それらの成分を生み出す線維芽細胞(せんいがさいぼう)にまでダメージを与えます。

紫外線を浴びると、ゼラチナーゼという酵素が発生し、コラーゲンが分解されてしまうとも分かっています。

肌のハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンはダメージを受けると減少し、上まぶたのたるみの原因となります。こうした変化は年単位で進行し、外見上のたるみとして現れます。

原因④誤った洗顔やメイク習慣によるダメージの蓄積

上まぶたのたるみは、誤った洗顔やメイクの習慣によるダメージの蓄積によっても引きおこされます。

上まぶたは、アイシャドウやアイラインなどを重ねる回数が多いため、メイクやクレンジングでの負担が特にかかりやすい部分となっています。洗顔時に落ちにくいアイメイクを落とそうとして、まぶたを強くこすってしまう方も少なくありません。

薄いまぶたの皮膚に摩擦でダメージを与え、傷つけてしまうと、たるみを招きます。二重をつくるためのアイプチも、使い続けると皮膚が伸びやすくなり、たるみを助長してしまう場合があります。

誤った洗顔やメイクだけでなく、花粉症などで目を無意識にこする習慣も皮膚への刺激となるため注意が必要です。日常的な些細な動作が、知らず知らずのうちにまぶたに負担をかけています。

原因⑤スマホ・PCの使いすぎなどによる眼精疲労

上まぶたのたるみの要因のひとつに眼精疲労が挙げられます。目が酷使され、目元周辺の筋肉が緊張すると、血流が滞りがちになります。

血行不良により、新しい皮膚をつくる力や傷んだ細胞を修復する力が低下すると、上まぶたの皮膚が薄くなったりたるみやすくなったりします。目の疲れはまばたきの回数を減らすため、まぶたを支える筋肉の衰えを招く可能性もあります。

総務省の調査によると、スマホを保有している世帯の割合は近年8割を超えており、デジタルデバイス利用時間の増加による眼精疲労のリスクも高まっています。

上まぶたのたるみは、老けた印象を与えるだけでなく、視界を狭くし、さらなる眼精疲労を引きおこしかねません。

上まぶたのたるみ取りにおすすめの自力ケア方法・6選

 化粧水を手のひらに出す様子

上まぶたのたるみ取りを完全には自力でおこないきれませんが、ある程度のケアや予防を目指すセルフケアは可能です。

目の周りの筋肉を鍛えるトレーニング、血流を良くするケアなど、日常生活でも取り入れられる選択肢は豊富です。

これからご紹介する6つの方法も、すべてを実践する必要はありません。無理なく続けられそうなケアから、少しずつ取り入れてみてはいかがでしょうか。

自力ケア方法①まぶた周りのストレッチ

まぶた周りのストレッチは、外部からの刺激に弱い目元の皮膚への負担が少ないため、自力でできるケア方法として効果的だととされています。

目元に直接触れるマッサージと異なり、まぶた周りのストレッチでは、まぶたを自力で動かします。筋肉を動かすために血行が促され、老廃物の排出がスムーズになり、むくみの軽減にもつながります。

ここでは、まぶた周りのストレッチ方法を2つご紹介します。

<まゆ毛を動かすストレッチ>

  1. 目を閉じ、まゆ毛だけをゆっくりと上げる
  2. 1のまま5秒キープし、ゆっくりと元に戻す
  3. 上記を1セットとして3回繰り返す

おでこにシワが寄らないよう、力を入れすぎずにおこないましょう。

<まばたきストレッチ>

  1. ゆっくり目を閉じて2秒キープする
  2. まばたきを2回してぎゅっと目を閉じる
  3. 1~2を5回繰り返す

上記を1セットとし、1日5回を目安におこないましょう。たるみ予防に加えて、目の疲れのケアやドライアイ対策にもつながります。

自力ケア方法②まぶた周りのトレーニング

まぶた周りのトレーニングは、上まぶたのたるみ取りを自力で目指すケア方法のひとつで、目の周りの筋肉を鍛えます。

眼輪筋(がんりんきん)をはじめとした目の周りの筋肉を動かすと、目の開きが良くなり表情が明るくなります。そのうえ、目の下のクマやむくみの軽減にもつながります。まぶたの皮膚だけでなく、顔全体も引き締まります。

顔全体の印象を若々しく保つためにも、無理のない範囲で筋肉を動かす習慣を取り入れてみましょう。ここでは、まぶた周りを鍛える具体的な方法を2つご紹介します。

<上まぶた強化トレーニング>

  1. 人差し指をまゆの上に当てて固定する
  2. 目を大きく開いて5秒間キープする
  3. ゆっくりと目を閉じ、リラックスする
  4. 1~3を10回繰り返す

目元の筋肉だけを効果的に動かすため、まゆやおでこに力が入らないよう注意してください。目の周りだけを意識して動かしましょう。

<ウインクトレーニング>

  1. 片目をゆっくり閉じる
  2. 3秒キープし、ゆっくりと目を開く
  3. 反対の目で1~2をおこなう
  4. 左右各10回ずつおこなう

自力ケア方法③頭皮とおでこのマッサージ

まぶたのたるみが気になるとつい、まぶたを直接マッサージしたくなります。しかし、皮膚への強い刺激はたるみ取りにつながりません。刺激によりかえって、たるみが悪化する懸念があります。

まぶたの直接的なマッサージの代わりに、頭皮やおでこのマッサージがすすめられています。頭やおでこのコリをほぐすと血行が促され、顔全体の筋肉が動きやすくなり、上まぶたのたるみの予防やリフトアップが期待できるようになります。

目元につながるおでこや頭皮のケアは、目元の印象を引き上げる鍵です。ここでは、その具体的な方法を2つご紹介します。

<頭皮リフトマッサージ>

  1. 髪の生え際をほぐすように、おでこの中心からこめかみへ向かってマッサージする
  2. 指を左右のこめかみに当てて、10回外回しをする
  3. 指をこめかみに当てたまま、上に向かって引き上げる
  4. 指全体で頭部をつかむように手を当て、頭皮を前後に揺らすように10回マッサージする

頭皮に指を当てるときは爪を立てず、指の腹を使ってやさしくおこないましょう。

<おでこほぐしマッサージ>

  1. 両手の中指と薬指をおでこに当て、外側に向かってらせんを描くようにマッサージする
  2. みけんに指を当て、まゆ尻に向かって円を描くようにずらしていく
  3. 手のひらでこめかみを包み、大きく円を描きながら頭頂部に向かってほぐす

おでこを直接マッサージするときは、マッサージクリームを使い、摩擦を軽減して皮膚への刺激を減らしましょう。

自力ケア方法④耳のマッサージ

上まぶたのたるみ取り対策には、耳のマッサージも役立ちます。耳のまわりにある側頭筋がこると目元の血流が悪くなって、たるみやシワの原因になります。

耳周辺にはリンパ節が集まっているため、マッサージをすると老廃物が流れやすくなり、むくみの軽減にもつながります。目が疲れたときに耳をほぐすだけでも血流が改善され、目元がすっきりしやすくなります。

<筋肉をほぐす耳マッサージ>

  1. 両手で、左右それぞれの耳の上部をつまむ
  2. 耳を上に引っ張りながら、10回まばたきをする

<耳ツボマッサージ>

  1. 左右それぞれの耳の上部を両手でつまみ、引っ張りながら耳全体をマッサージする
  2. 耳の穴よりやや上のくぼみにあるツボ、耳門(じもん)に人差し指を当て、軽く上に押し上げる
  3. 2を左右ともに10回おこなう

自力ケア方法⑤蒸しタオルで血行促進

上まぶたのたるみが血行不良から起こる場合もあります。血行の改善には蒸しタオルが役立ちます。目元を優しく温めると筋肉のこわばりがほぐれ、血流が促されるため、むくみやたるみの軽減が期待できます。

さらに、蒸しタオルと冷水洗顔を交互におこなう「温冷ケア」も効率的に血行を良くする効果があります。

<蒸しタオルのつくり方>

  1. タオルをぬらして絞る
  2. 電子レンジで約30秒温める

タオルの温度は40℃前後が適温です。やけどしないよう気を付けましょう。

<蒸しタオルを使った温冷ケア>

  1. タオルをぬらして絞る
  2. 電子レンジで約30秒温めて蒸しタオルをつくる
  3. 目元を中心に顔へ蒸しタオルを当て1~2分キープする
  4. 蒸しタオルを外し、冷水で軽く顔を洗う

自力ケア方法⑥美容液やクリームによるスキンケア

まぶたの皮脂は薄いため、加齢による影響を受けやすいです。スキンケアによって、上まぶたのハリ不足を自力で補ってください。化粧水でうるおいを補った後は、美容液やクリームを重ねるようにしましょう。

目元が敏感な方も少なくないため、エタノールをはじめとした刺激の強い成分は避けてください。

上まぶたのハリ不足におすすめできる成分とおもな働きをまとめました。

成分名 おもな働き
ナイアシンアミド [医薬部外品]有効成分の場合、真皮でのコラーゲン生成を促進し、ハリ感・シワ対策に有効※
ヒアルロン酸 皮膚表面にしっとり感を与える
コラーゲン 肌の弾力性、ハリの維持
セラミド 肌のバリア機能強化

紹介した成分の配合されたアイテムで、スキンケアをコツコツと続けてください。目元のすっきりとした印象につながります。

※ 厚生労働省が承認した「シワを改善する」効能を持つ有効成分[医薬部外品]。

上まぶたのたるみ取りを自力でおこないたいなら、日常的なケアから始めよう

上まぶたのたるみ取りを考えているなら、セルフケアでは限界があるため、専門の医師への相談も選択肢に入れてください。

ただし、ハリ不足や血行不良が原因であれば、自宅でのセルフケアでも効果が期待できます。目の周りの筋肉を鍛えるストレッチやトレーニング、血流を促すマッサージを取り入れてみましょう。

短期間での劇的な変化を期待しすぎず、じっくりと取り組む姿勢が上まぶたのたるみ対策となります。

たるみの原因や改善方法を知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

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