なぜか、顔が乾燥してつっぱってしまう!その原因と対処法は?

なぜか、顔が乾燥してつっぱってしまう!その原因と対処法は?

きちんとお手入れしているのに、なぜか顔が乾燥してつっぱった感じになってしまう。その原因を知り、乾燥によるつっぱり防止対策を紹介します。

乾燥で顔がつっぱるのはどんなとき?

肌が乾燥してつっぱった状態になるのはどんなときでしょうか。

どんなときに肌のつっぱりを感じる?

肌のつっぱりを感じるケースで一番多いのは、入浴や洗顔後です。そのほかにも日焼けをしたときなどに感じる方もいます。実感としては、肌がひきつったような状態になり、ときにはヒリヒリした痛みを感じる方もいるようです。

顔のつっぱりの種類

顔のつっぱりには「気にしなくて良いつっぱり」と「気にしたほうが良いつっぱり」があります。洗顔をした後、何もつけずに様子を見て約10分後、どちらに当てはまるかチェックしましょう。

つっぱりの種類 確認方法
気にしなくて良いつっぱり
  • 洗顔直後はつっぱりを感じたが、約10分後には肌全体がしっとりしていてつっぱり感がなくなった。
気にしたほうが良いつっぱり
  • 約10分後も肌全体につっぱり感が続く。
  • その後、化粧水や美容液、クリームなどで保湿をしてもツッパリ感が残る。

「気にした方が良いつっぱり」に当てはまった場合は、一日のどこでつっぱり感が増すのかをチェックして、お手入れを見直しましょう。

つっぱりを感じるとき 見直したいアイテムや
お手入れ方法など
洗顔後 洗顔料、洗顔方法、お湯の温度(35度前後が適温)
メイク時 メイクアイテム、部屋の加湿
屋外 日焼け止め、紫外線対策
就寝前、起床時 保湿の追加(気になる部分の重ね塗りなど)、保湿アイテム

顔が乾燥でつっぱる原因

顔が乾燥でつっぱる原因

顔がつっぱる原因の多くは、肌の乾燥によるものです。乾燥には8つの理由が考えられます。

正しくない洗顔とスキンケア

洗浄力の高いクレンジングや熱すぎるお湯、ゴシゴシ洗顔は皮脂を取りすぎて肌を乾燥させます。また、洗顔後のスキンケアも保湿が足りていなければ、さらに乾燥して顔のつっぱり感が続きます。

空気の乾燥

外気やエアコンによる乾燥でも肌の水分が奪われやすくなります。特にエアコンの風を直接受けると、乾燥が進むので注意が必要です。

紫外線

紫外線を浴びた肌は、バリア機能が低下して肌の水分をキープするのが難しくなってしまいます。また、紫外線などの刺激を受けることで、肌は自らを護ろうと角質が厚くなってゴワゴワしてしまい、弾力性が失われてハリも不足してしまうのです。

突然の肌質の変化

もともと肌の乾燥をあまり感じず、肌のつっぱりも感じたことがないという方でも、誤ったスキンケアや不規則な生活などが原因で突然肌質が変わり、肌の乾燥に悩むことがあります。

今は大丈夫という方も日頃から自身のスキンケアが誤っていないか確認して、正しいスキンケアですこやかな肌に整えておくことが大切です。

加齢

肌に水分を維持する成分の天然保湿因子は加齢とともに減少し、肌にうるおいをとどめておくことが難しくなってしまいます。このため、肌の乾燥が進んでしまうのです。

ターンオーバーの乱れやバリア機能の低下

加齢や肌のトラブル、ホルモンバランスの乱れなどでターンオーバーの周期が長くなってしまうと、天然保湿因子が作られる機会が少なくなってしまうのです。そうなると肌のバリア機能も低下してしまい、肌の乾燥につながってしまいます。

日常生活で乾燥肌を悪化させる行動を取っていることも

肌をかく、熱いお湯での入浴などは、知らず知らずのうちに肌にダメージを与え、乾燥を悪化させる原因となります。

いったんダメージを受けてしまうと修復には相当の時間がかかってしまうので、日常生活の中で肌にダメージを与えないよう心がけましょう。

乾燥ではなく、病気が原因の場合も

肌のつっぱりは乾燥ではなく、肌の病気が原因の可能性も考えられます。肌が痛い・痒いといった症状がある、つっぱりがなかなか治らないという場合は、専門医に相談しましょう。

顔が乾燥してつっぱるときの対策は?

顔が乾燥してつっぱっているとき、どんな対策を取れば良いでしょうか。

スキンケアの見直し

まずは、毎日のスキンケアを見直してみましょう。以下が押さえておきたいポイントです。

  • 化粧水や美容液だけでなく保湿クリームを必ず使う。
  • 夏場は油分控えめのクリームを選び、うるおいを逃さないように工夫する。
  • 日中に顔がつっぱったときは、保湿美容液やミストを活用し、メイクの上からでもうるおいを補う。

湿度やお湯の温度に注意する

肌の乾燥やつっぱりを防ぐには、日常生活の中での湿度管理やスキンケア方法を見直すことが重要です。

  • オフィスでは卓上加湿器を活用し、自宅では湿度を60%程度に保つ。

    ※なお加湿器の前に顔を近づけるのは避けましょう。必要以上の水分が肌表面につき、それが乾燥するときに肌の水分まで奪われてしまいます。

  • 入浴時や洗顔時のお湯の温度に注意する。
    • 入浴時: 38〜40度(少しぬるいと感じる温度)がおすすめ。
    • 洗顔時: 35度前後のお湯を使う。

こまめな水分補給を心がける

乾燥対策として体の中からの水分補給も大切です。日頃からこまめに水分を摂るようにしましょう。ただし、乾燥が気になるからと言って一気に水分を摂ってしまうと、水中毒やむくみなど違うトラブルが発生してしまうので注意が必要です。

紫外線対策ができているか再確認

紫外線を浴びることで乾燥肌を招いてしまうため、日焼け対策も大切です。紫外線から肌を護るために、日焼け止めクリーム、日傘、帽子などのグッズも効果的に使いましょう。なお、ウォータープルーフタイプの日焼け止めを使ったときは、注意が必要です。日焼け止めの洗い残しが、つっぱり肌の原因になってしまうことがあるので、きちんと洗い流すことを心がけてください。

生活習慣を今一度見直す

知らない間に乾燥肌を招いているような生活習慣を送っていませんか。乾燥肌対策として、生活習慣に問題がないかを今一度見直すことも大切です。バランスの良い食事や6時間程度の質の良い睡眠、適度な運動をを意識して、乾燥やつっぱらない肌を作りましょう。

顔が乾燥してつっぱっているときに効果的なスキンケア

顔が乾燥してつっぱっているときに効果的なスキンケア

肌が乾燥しているときには、どんなスキンケアが効果があるのでしょうか。

乾燥を招かない洗顔

洗顔は短時間で行い、しっかり泡立てた泡で優しく洗いましょう。お湯の温度は35度前後を心がけ、肌の水分が奪われないようにしてください。

速やかに入念な保湿

お風呂上がりの肌は、水分の蒸発量も多く乾燥が進みやすい状態です。洗顔後はすぐにスキンケアを行いましょう。化粧水は手のひらで温めてから使い、乾燥が気になる場合は重ね塗りを。

口周りや目元には専用の保湿アイテムを使用し、乾燥部分にはコットンパックを取り入れるのもおすすめです。

室内にいるときも紫外線対策を忘れない

家にいるときも、窓から紫外線は降り注いできます。屋内で過ごすときも、日焼け止めを塗ったり遮光カーテンを使ったりするなどして、紫外線対策を怠らないようにしましょう。

顔の乾燥対策は毎日のスキンケアから

乾燥して顔がつっぱらないためには、毎日のスキンケアが重要です。正しいスキンケアで健やかな肌作りをしましょう。

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