カサカサ肌と決別したい!乾燥しがちな肌を護るための対策とは

カサカサ肌と決別したい!乾燥しがちな肌を護るための対策とは

肌がカサカサして、うるおいが感じられない乾燥肌。そのままにしておくと、肌のバリア機能が低下して、さらなる肌トラブルにつながりかねません。カサカサ肌の状態を知り、効果的なスキンケアや生活習慣を取り入れることでカサカサ肌との決別を目指しましょう。

肌がカサカサになるとどうなる?

肌が乾燥して、カサカサになっていると感じることはありませんか。カサカサ肌になると、肌にごわつきを感じる、化粧ノリが良くない、顔がヒリヒリするなどの悩みを感じてしまいます。カサカサ乾燥肌をそのままにしてしまうと、さらなるトラブルにつながりかねません。

カサカサ肌とは?どんな状態?

カサカサ肌とは、肌のうるおいが不足して、乾燥している状態のときにおこりやすくなります。カサカサ肌を実感する方の多くは、日頃のお手入れのときに以下のようなことを感じていませんか。

  • 顔がカサカサしていたり、白い粉を吹いたようになったりして化粧ノリが良くない
  • 入浴後や洗顔のあと、すぐ肌がつっぱって肌がカサカサしている

乾燥がひどくなるとかゆみが生じる

乾燥が進んで肌の皮脂や水分量が減ると、肌のバリア機能も低下してしまいます。それによって、外敵からの刺激を受けやすくなるのです。かゆみは、一種の生体防御反応の一つであると考えられています。皮膚に異物が付着すると、その異物を取り除こうとするためかゆみを感じ、かくことで異物を取り除くのです。しかし、かゆいからと言って皮膚をかき続けると肌の表面は、カサカサだけでは済まなくなり、さらなる傷などのダメージも受けてしまいます。

病気が隠れていることも

肌がカサカサする乾燥肌の状態のときには、単なる乾燥だけでなく病気が隠れていることもあります。乾燥やかゆみが続く場合は、自己判断だけでなく早めに皮膚科や内科を受診しましょう。

症状 考えられる疾患
体の一部にかゆみが出る 皮脂欠乏性湿疹、アトピー性皮膚炎、老人性皮膚掻痒症、乾皮症など
全身にかゆみが出る 糖尿病、腎障害、肝障害、甲状腺機能障害、各種悪性腫瘍、鉄欠乏性貧血、原発性胆汁性肝硬変など

カサカサ肌の原因

肌のカサカサ原因を考える女性

カサカサ肌になる原因は、環境、生活習慣、加齢などさまざまです。おもな原因として以下のような要因が考えられます。

  • 加齢による皮脂分泌量の減少
  • 皮膚のバリア機能の低下
  • 肌のターンオーバーの乱れ
  • 日常の生活の中で乾燥を招きやすい環境

加齢による皮脂分泌量の減少

肌の表面の汗や皮脂には、紫外線などの外的刺激から肌を護ってくれるバリア機能の役割と肌のうるおいを保つ保湿因子が備わっています。しかし、年齢を重ねることによって汗や皮脂などの分泌量が減ってしまい、バリア機能が低下、保湿因子も衰えがちになってしまいます。

皮膚のバリア機能の低下

皮膚のバリア機能が低下すると、紫外線をはじめとした外的要因から肌を護るのが難しくなってきます。そうなると、肌が乾燥してカサカサ肌が気になるようになってくるのです。乾燥が進むと肌の表面が固くなったりごわつきを感じたりするだけでなく、シワなどにもつながってしまいます。カサカサ肌を食い止めるためには、「皮脂も水分もキープ」してバリア機能を低下させないことが大切です。

肌のターンオーバーの乱れ

肌のターンオーバー(皮膚の新陳代謝)が正常におこなわれると、新しい細胞に入れ替わり肌のバリア機能が保たれています。しかし、肌のトラブル、ホルモンバランス、ストレスや生活習慣など、さまざまな要因によってターンオーバーのサイクルが乱れてしまい、バリア機能も低下しカサカサ肌につながってしまうのです。

日常の生活の中で乾燥を招きやすい環境

日常の生活の中で、知らない間に乾燥を招きやすい生活を送っていることがあります。どういった生活習慣が乾燥につながっているのでしょうか。

乾燥を招く要因 理由
エアコンの長時間利用 エアコンは空気中の水分も一緒に吸収してしまう仕組みのため、冷房暖房にかかわらず長時間使用すると空気の乾燥を招く
紫外線のダメージ 紫外線により角質層がダメージを受け、皮膚のバリア機能を低下、肌に必要な水分が保てなくなり乾燥につながる
紫外線は、夏だけでなく一年中降り注いでいる
室内でも窓から紫外線が降り注いでいることに気付かず油断している
間違った入浴法 入浴時、シャワーや浴槽のお湯に42度以上の高温を使うことで肌から必要な脂質を奪って、肌の表面の乾燥が進み、バリア機能が低下する
間違った洗顔法 肌のことを意識するあまり、洗顔力の強すぎるクレンジング、スクラブ入り洗顔などを使うことで、かえって肌を刺激し乾燥を進めてしまう
汚れをしっかり取ろうとゴシゴシこすってしまい、肌にダメージを与えてしまう
栄養の偏り 忙しい、面倒など、さまざまな要因で栄養バランスを意識した食事が摂れていない
タンパク質やビタミン類が不足しがち
なかでも、肌のターンオーバーを促すビタミンB群の不足は、ターンオーバーが乱れて肌のバリア機能の低下につながる

カサカサ乾燥肌を改善するには

肌のカサカサ予防にクリーム20を塗る女性

カサカサの乾燥肌を護るためには、外からのケアだけでなく体の内側からのケアも重要です。うるおいを保つための保湿ケアも大事ですが、内面からもケアをしてカサカサ乾燥肌と決別できるよう心がけましょう。

  • 大事なのは「保湿」
  • タンパク質とビタミンを積極的に摂取する
  • 紫外線対策
  • こまめな水分補給
  • 寒さ対策、冷房と暖房
  • 入浴
  • 洗顔
  • 睡眠

大事なのは「保湿」

外側からのケアで一番大切なのは、なんと言っても「保湿」です。洗顔後、すぐに保湿をすることはもちろんですが、それ以外でも常に肌がカサカサしていないか、乾燥していないか、こまめにチェックする習慣を身に付けましょう。

そして、日中や寝る前など水分が足りていないと感じたときには、こまめに補ってください。その際、保湿成分を含むクリームなどが効果的ですが、外出先ではうるおいを与えるミストなども使いやすく便利でしょう。

タンパク質とビタミンを積極的に摂取する

食事面では、特にタンパク質とビタミンを積極的に摂ることがポイントです。タンパク質は皮膚や髪の毛などを構成、ビタミンは肌の健康を維持する働きがあります。ビタミンは、肌のターンオーバーを活性化させることで肌のバリア機能を維持するために必要な栄養素です。

しかし人間は、ほとんどのビタミンを自分で作り出せません。そのため、食事から摂取して補う必要があります。これらの栄養素をはじめ、5大栄養素をバランス良く摂取するために、厚生労働省と農林水産省が作成した「食事バランスガイド」を参考に、肌のためにバランスの良い食事を接種するよう心掛けましょう。

紫外線対策

肌のバリア機能を保っているから大丈夫、と言って紫外線対策をおろそかにしてはいけません。

紫外線は、肌にゆっくりとダメージを与えてしまうので、日々の対策が重要です。紫外線は一年中降りそそいでいるので、夏だけでなく冬も含めて一年中のケアが必要。外出するときには、日傘やつばの広い帽子なども使って、日差しから肌を護りましょう。

こまめな水分補給

保湿は外からだけでなく、体の中からも補いましょう。体内が水分不足にならないように、こまめな水分補給が大切です。水分補給は一気に補うのでなく、こまめに補うのがポイントです。

ただし、甘い飲み物やコーヒーなどは、水分の蒸発を促したり利尿作用があったりするので水分補給が目的のときには避けたほうが良いでしょう。

寒さ対策、冷房と暖房

冬の乾燥から肌を護るためには、寒さに対しての工夫も必要です。暖房が効きすぎると空気が乾燥し肌の水分が奪われやすくなります。暖房の設定温度を低めにして、その代わりに衣類で調節したり、厚めの靴下を履いたりして、少しでも空気の乾燥を防ぎましょう。

暖房を使うときは、同時に加湿器を使うか、室内に湿ったタオルをかけておくのも効果的です。これらの対策は、冬場の寒い時季だけではありません。夏場の冷房が効きすぎる寒い部屋も同様です。暑い時季はさらに除湿機能を強めにしがちですが、乾燥しすぎないように気を付けましょう。

入浴

ストレス発散や一日の疲れを癒す入浴タイム。しかし、入浴方法を間違えると肌が乾燥してしまい、よりカサカサ肌になってしまいます。熱いお湯につかって体を必要以上に温めてしまうと、体から必要な水分や脂質まで奪われてしまい、乾燥が進んでしまいます。

乾燥から肌を護るためにも、ゆっくりリラックスするためにも、お湯の温度はぬるめがおすすめです。なお、入浴後は、速やかに保湿をするように習慣づけておいてください。

洗顔

カサカサ肌が気になる乾燥肌状態のときは、洗浄力の強い洗顔は避けるようにしましょう。メイクの汚れをしっかり取ってくれるけど、うるおいが残るものを選ぶのがポイントです。また、洗顔時はこすりすぎず、泡で優しく洗うことを心がけましょう。

睡眠

質の良い睡眠は、ホルモンの分泌や、ストレスを和らげるなど肌にとっても大切なものです。心地良い睡眠のために、寝室の環境を整えましょう。まず、入浴は寝る1〜2時間前くらいまでに済ませておくことが大切です。深く眠るためには、体の内部の温度がある程度下がっている状態が理想とされています。

しかし、入浴直後は体が内部まで温まっていますので、寝つきが悪くなってしまいます。入浴後時間を置くと、頭や足の裏からある程度放熱され眠気が出てくるので、そこで眠るのが質の良い睡眠のために最適と言われているのです。

寝室の環境作りとしては、ベッドの頭側がなるべく壁側に設置するのがおすすめです。窓際に頭を持ってくると、外の冷気の影響で体が冷えやすく、快眠できない可能性があります。ナイトウェアは、体を締め付けず、肌触りの良い綿素材を選びましょう。また、冬場に使用する電気毛布は、必要以上に汗をかいて肌の乾燥を促がしてしまうおそれがあるので気を付けてください。寝るときは、衣類やエアコンなどで調節するほうが肌にやさしいでしょう。

まとめ

毎日のケアで乾燥肌を防ごう

乾燥は肌荒れや肌トラブルを引きおこす大きな原因になります。カサカサ乾燥肌にお悩みの方は、保湿重視のスキンケアや体内からの水分補給、規則正しい生活を心がけましょう。また、乾燥肌を繰り返さないために、肌体力を底上げし悩みに振り回されない肌づくりが大切です。

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