「口周りの乾燥で皮がむけてつらい!」原因と対策を知って効果的なケアを

「口周りの乾燥で皮がむけてつらい!」原因と対策を知って効果的なケアを

日頃からスキンケアをしているはずなのに、なぜか口周りだけが乾燥して皮がむけることが…。そうなると、ヒリヒリして食事するのもしゃべるのもつらくなってしまいます。口周りは皮膚が薄いため、ちょっとした刺激にも影響を受けやすくなります。口周りのトラブルの原因や対策方法を知って、効果的なケアをしていきましょう。

口周りの乾燥によるトラブル

口周りが乾燥して、皮がむけた口元に手を当てる女性

口周りの皮膚は、顔のほかの部分に比べて乾燥しやすくなっています。乾燥することからおこるおもなトラブルとしては

  • カサカサする
  • 皮がむける
  • 粉を吹く

などがあげられます。

乾燥した状態を放置することで、ざらつきがひどくなったり、ハリが失われたり、シワができやすくなったりするため注意が必要です。

口周りの乾燥や皮がむけるのはなぜ?

なぜ、口周りの皮膚は乾燥しやすいのでしょうか。おもな理由として次のようなことが考えられます。

肌の特徴によるもの

口周りの乾燥には皮膚の特徴が大きく影響を与えています。

肌の特徴 乾燥を招く理由
皮膚が薄い 口周りは目もとと同じくらい皮膚が薄く摩擦に弱い。
皮脂腺が少ない 皮脂腺が少ないことから皮脂の分泌量も少なくなるため、乾燥しやすくなる。
古い角質が残りやすい 水分や皮脂が少なくターンオーバーが乱れやすくなる。古い角質が残ってかさつきやすくなる。肌のバリア機能が低下しやすい。

生活習慣が原因となるもの

口周りの乾燥は、日常のさまざまな動きが原因となることもあります。

理由 詳細
常に動いている しゃべるとき、食事のときなど口周りは日常よく動いて皮膚を無理に引っ張ってしまうことが多い。
摩擦 食事後に口を拭く、口紅を塗り直す、歯磨き、マスクの着用、ティッシュで鼻をかむ、強すぎる洗顔といった行為で摩擦がおきやすい。さらには無意識に触ることで摩擦が生じることも。
汚れによる刺激 食事の食べかすや歯磨き粉、花粉、外気の汚れなどが口周りに付着して刺激を受ける。
スキンケア不足 口の周りは凹凸があるため、日焼け止めや化粧水、乳液、美容液などの塗りムラがある。飲食時、口周りに塗っていたものが落ちやすくなる。
過剰なメイク 肌が乾燥状態のときにファンデーションを塗ると肌に密着せず、カサカサしたりファンデーションが浮いたりする。さらに、肌のトラブルを隠すためファンデーションを厚く重ねると、逆に崩れて肌トラブルが余計に目立つ。
水分の蒸発 マスク着用時は高温・高湿度になっているものの、マスクを外したときに一気に水分が奪われたり無意識のうちになめたりすることで水分が蒸発しやすくなり乾燥が進む。

バリア機能が低下し、乾燥を招く行為などによってターンオーバーが乱れてしまうと、角質が溜まり皮脂づまりがおきやすくなります。さらに菌が繁殖してしまうと、ニキビや吹き出物の発生につながりかねません。

口周りの肌荒れ解消法

口周り 乾燥 皮がむけるのを防ぐスキンケアグッズ

口周りの乾燥や肌荒れは、どのように対応すれば良いのでしょうか。

保湿を意識したスキンケア

スキンケアのポイントは、乾燥を防ぐための保湿をしっかりおこなうことです。

べたつくのが苦手だから、さっぱりとした化粧水や乳液しか使わないと知らず知らずに乾燥が進んでしまいます。口周りが乾燥しているときは、肌のバリア機能も低下しているときです。できるだけ保湿力の高いアイテムを手でゆっくり入れてあげるような感覚で、そっと優しくケアすると良いでしょう。

スキンケアの後は、日焼け止めを必ず塗りましょう。紫外線が肌の乾燥をさらに進めてしまいますので、乾燥を防ぐためにも欠かせないアイテムです。なお、一日中室内にいるときも窓から紫外線は降り注いでいますから、忘れずに塗りましょう。

メイクのときには、口周りの肌が凸凹しているためついつい厚塗りになりがちです。ファンデーションを重ね過ぎると、よれたり乾燥が進んだりすることがあるので、厚塗りになりすぎないように工夫しましょう。

肌に優しいマスク選びと保湿

マスクを使うときには、肌に優しいものを選びましょう。コットンやシルクなど肌触りが良いもの、通気性が良いものがおすすめです。不織布のマスクを使うときには、ガーゼなどを間に挟んでおくと中の水分を少しはコントロールできるでしょう。また、マスクサイズの選択も大切です。顔に対して大き過ぎたり小さ過ぎたりすると、摩擦の原因となってしまいます。摩擦を減らすためにも、顔のサイズにぴったり合ったものを選びましょう。

口周りのパックでうるおいを

口周りの乾燥が気になるときには、コットンを使った口周りパックがおすすめです。化粧水を含ませたコットンを、乾燥が気になる口周りに約3分貼ってみましょう。そのときにパックの上からラップをすると効果的です。パックの後は水分が逃げないように乳液やクリームで蓋をします。乾燥がひどいときには、バームやワセリンをクリーム代わりに使って、しっかり保湿しても良いでしょう。

口周りの乾燥や皮がむけるのを防ぐため日頃から気をつけたいこと

口周りが乾燥して皮がむけるのを防いだ女性

口周りの乾燥や皮がむけることを防ぐために日頃から意識しておきたいポイントをご紹介します。

皮がむけるのを防ぐために避けたいのは「摩擦」

皮がむける一番の原因は「摩擦」です。日頃から口もとに摩擦をおこさないよう意識しましょう。食事のあと、口を拭くときにはゴシゴシこすらず、軽く押さえるようにそっと拭きます。それでも落ちない汚れは、ウエットティッシュなど濡れたものを使ってそっと拭き取るようにしましょう。また、口紅やリップを落とすときもこすらずクレンジングで優しく落とすか、専用のクレンジングを使うと摩擦を減らせます。

日常の生活の中では、ハイネックやマフラーなど口周りに触れることで摩擦が生じることがあります。それらの素材がウールや化学繊維の場合、静電気が発生し、汚れが付着したり乾燥状態が悪化したりすることも考えられますので、口周りの乾燥が気になるときには衣類の素材も考えて取り入れると良いでしょう。

必要以上に口周りをなめたりさわったりしない

口周りをなめると一時的にうるおった感じになりますが、その水分が蒸発する際にうるおいを奪ってしまうので結果的に乾燥が進み、さらには皮がむけてしまうこともあります。また、口周りを無意識に触ってしまったり、口もとを拭いたりすることで、皮膚を傷つけたり乾燥が進んだりしてしまうので、日頃から習慣にならないように意識することが大切です。

まだまだマスク摩擦にも注意が必要

コロナ対策で必須だったマスクも徐々に着用の機会が減ってきました。それでも、シーンによってはマスクを着用しなくてはいけないこともあります。マスクの長時間着用は、雑菌の繁殖、着脱時の摩擦や乾燥など肌にとって負担が大きいため、マスクそのものの素材選びなどで工夫しましょう。

洗顔のとき、無意識に摩擦していませんか?

洗顔のときにも摩擦しないことを心がけましょう。口周りの薄い皮膚をゴシゴシこすって摩擦すると、さらに皮膚が傷ついてしまいます。洗顔のときには前もってしっかり泡を立てて、泡で包み込むように洗うのがポイントです。泡を立てるときは、水が少ない方がしっかりとした泡ができます。洗顔ネットや泡立てアイテムなどもありますのでうまく活用すると良いでしょう。

肌のバリア機能回復に効果的な食生活

口周りの乾燥を防ぐためには、スキンケアだけでなく肌のバリア機能を高めるための食事も大切です。皮膚の働きを整えてバリア機能回復に効果的な食材を摂るようにしましょう。また、日頃からの水分補給もこまめにおこなうことも乾燥対策となります。

必要な栄養素 期待できる効果 おもな食材
タンパク質 肌や体内のホルモンや酵素、免疫物質などを作る 白身魚、大豆製品、鶏肉、卵など
ビタミンA 皮膚の再生を促し正常な機能を維持
乾燥やかさつきを防ぐ
レバー、うなぎ、焼き海苔、大葉、ニンジン、ほうれん草、牛乳、チーズ、卵など
ビタミンB群 美肌づくり、肌荒れ予防
皮膚の発育
新陳代謝を促す
ビタミンB1:豚肉、穀類など
ビタミンB2:レバー、ハツなど
ビタミンB6:にんにくや肉類、魚類など
ビタミンB12:貝類や魚卵、レバーなど
ビタミンC 美肌づくりに欠かせない栄養素
疲労回復
ピーマン、キウイ、ブロッコリー、パプリカ、トマト、イチゴ、芽キャベツなど
ビタミンE 肌老化の原因となる活性酸素の生成を抑制
美肌づくり
ほうれん草、ブロッコリー、キウイ、トマト、ナッツ、うなぎ、しそ、にらなど
ミネラル 美肌づくり
皮膚トラブルを予防
海藻類、豆類、乾物類など
食物繊維 栄養素の吸収を助ける
キノコ、海藻類、キャベツなど
油分 バリア機能を保つ皮脂膜の形成に必要
オリーブオイル、亜麻仁油、ごま油、エゴマ油など

部屋を乾燥させない

口周りの乾燥を防止するためには、部屋の湿度管理も重要です。エアコンなどを稼働すると乾燥が進みます。湿度は、60%以上を保つことが大切です。部屋には、湿度も表示される温度計を置いておくと管理しやすいでしょう。湿度が低いときには、加湿器を稼働させる濡れタオルを干すなどして部屋の乾燥を防ぎましょう。コップやお皿に水を入れて置いておくだけでも乾燥対策になります。

乾燥対策を意識したスキンケアを

口周りの乾燥や皮むけ対策は、乾燥した状態をつくらないことが大切です。生活習慣や環境の見直しでずいぶん改善されるでしょうが、何よりも大切なのは乾燥対策を意識した毎日のスキンケアです。

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