お手入れが難しい混合肌のクレンジングでは、顔の部位ごとに適したアイテムを使い分ける必要があります。
本記事では、混合肌向けのお手入れのなかでも、クレンジングの使い方・選び方のこつを解説します。
併せて、クレンジング後の肌のお手入れについても紹介しますので、混合肌に悩む方は参考にしてください。
混合肌の原因と特徴とは?
混合肌とは、肌の脂っぽさと乾燥が、顔の部位ごとに混在する状態を指します。
具体的には、額から鼻先にかけてのTゾーンが脂っぽくベタつくのに対し、頬からあごにかけてのUゾーンはかさつきやすくなります。
自分の肌質が混合肌かどうかを見極めたいときは、洗顔後に保湿せずしばらく放置してみましょう。
頬、目元などが部分的に乾燥し、肌の突っ張りを感じ始めるとともに、Tゾーンの皮脂が浮いてベタつき始めれば混合肌の可能性が高いです。
混合肌を引きおこすおもな要因は、生まれながらの体質に加えて、花粉、紫外線を含む外部刺激、生活習慣の乱れ、ストレスが挙げられます。
混合肌についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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混合肌に適したクレンジングの選び方
皮脂の多い部分と少ない部分が混在する混合肌のケアは、複数のクレンジングを使い分ける必要があります。
ここでは、混合肌に合うクレンジングの選び方を解説します。
クレンジングの種類から選ぶ
クレンジングには幾つかの種類があり、それぞれに特徴が異なります。クレンジングのおもな種類と特徴は次のとおりです。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| ジェル |
とろっとしてクッション性が高く、肌を傷つけにくい 油性はサッパリとした洗い上がり 水性はマイルドな洗浄力 |
| オイル | 油分が多く洗浄力が高い 素早くメイクとなじむ サッパリとした洗い上がり |
| バーム |
オイルを固めた半固形 肌の上で溶けてオイル状になる 洗浄力が高い サッパリとした洗い上がり |
| リキッド |
水のようなテクスチャー サッパリとした洗い上がり メイクなじみが良い |
| ミルク |
なめらかなテクスチャー マイルドな洗浄力 肌への負担が少ない 水分・皮脂を取りすぎない しっとりとした洗い上がり |
| クリーム |
厚みのあるテクスチャー マイルドな洗浄力 皮脂を適度に保つ しっとりとした洗い上がり |
油性ジェル、オイル、バーム、リキッドはサッパリとした洗い上がり、水性ジェル、ミルク、クリームはしっとりとした洗い上がりが特徴です。
混合肌は、Tゾーンがベタつきやすく、Uゾーンが乾燥しやすいため、部位に合った洗浄力のクレンジングを選んで使い分ける必要があります。
皮脂の分泌が多くベタつきが気になるTゾーンは、洗浄力が高くサッパリとした洗い上がりのオイルタイプなど選んで使ってください。
一方で、乾燥しやすいUゾーンには、保湿力が高くしっとりとした洗い上がりのミルクやクリームのクレンジングがおすすめです。
ただ、同じ種類のクレンジングでも、使用感や洗浄力は製品によって異なります。種類ごとの特徴を正しく理解した上で、複数の製品を試してみましょう。
クレンジングの種類と役割についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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乾燥が気になる部位には保湿成分入りのクレンジングを選ぶ
乾燥が気になる部分のメイク落としでは、クレンジングの種類に加えて、保湿成分の有無にも注目してください。
おすすめの保湿成分は次のとおりです。
- ヒアルロン酸、グリコシルトレハロース・加水分解水添デンプンなどの多糖類:水分を抱え込み、みずみずしい肌をつくる
- グリセリン:水分を引き寄せて保湿する
- コラーゲン:肌の表面にとどまって水分を蓄える
製品の成分表を見て、上記の成分が含まれているか確認しましょう。
肌の悩みに合わせてクレンジングを使い分ける
ニキビ、くすみなど何らかの肌トラブルが出ている場合は、ご自身の肌質に合った種類のクレンジングのなかから、最適な成分入りの製品を選んで使ってください。
ニキビが気になる方には、抗炎症成分配合のクレンジングがおすすめです。
角栓や毛穴の汚れが気になる方なら、汚れを吸着する成分が配合されたクレンジングがおすすめです。
シミやくすみが気になる場合は、美白有効成分配合のクレンジングを選びましょう。
肌が敏感で、クレンジングの使用中、使用後に違和感があった場合はすぐに使用を中止し、医療機関を受診してください。
混合肌向けクレンジングの正しい使い方と注意点
肌に合ったクレンジングを選んでも、使い方が間違っていれば混合肌の悩みは改善されません。
ここでは、正しいクレンジングの使い方を紹介します。
アイメイクは専用リムーバーでオフ
ウォータープルーフのマスカラ、アイライナー、口紅などの落としにくいポイントメイクは、クレンジングの前に専用リムーバーでオフしましょう。メイク残りを防げる上に、肌を傷めずに済みます。
やり方としては、ポイントメイク用リムーバーをコットンにたっぷり含ませ、ポイントメイクとなじませて優しくふきとりましょう。
強くこすれば肌に負担がかかり、乾燥や赤みを引きおこす原因となります。
適量のクレンジングを使い優しくなじませる
肌のうるおいを残しながらメイクを奇麗にオフするためには、メーカー推奨の適量を使用し、指の腹を使って優しくなじませましょう。
クレンジングの量が少なすぎる場合は摩擦がおこりやすくなります。また、クレンジングを長時間肌にのせていると、必要な皮脂まで取り除いてしまう恐れがあります。
クレンジングの正しい手順は次のとおりです。
<クレンジングの手順>
- メーカーが推奨する量のクレンジングを清潔な手にとる
- 皮脂の多いTゾーンに、指の腹を使って優しくなじませる
- 乾燥しやすいUゾーンに、指の腹を使って優しくなじませる
ぬるま湯で丁寧にすすぐ
肌への刺激を抑えながらメイクや汚れを奇麗に落とすためには、ぬるま湯で丁寧にすすぎましょう。
熱すぎず、冷たすぎない理想の温度は35度前後といわれています。
生え際やフェイスラインは、すすぎ残しがおこりやすいため、左右に顔を傾けながら丁寧にすすぎます。
すすぐ前に、ぬらした手で顔全体をなでると、乳化がおこりすすぎが簡単になります。全体をすすいで、クレンジングを全て洗い流しましょう。
クレンジングのNG習慣には注意
正しいクレンジングの使い方を学ぶとともに、間違ったクレンジングを見直す必要があります。正しいクレンジングの方法と重複する部分は多いですが、復習を兼ねてまとめました。
<クレンジングのNG習慣>
- ゴシゴシとこする
- クレンジングの推奨量を守っていない
- 熱すぎるお湯ですすぐ
- 冷たすぎる水ですすぐ
すすぐ際のお湯の温度は、冬場に熱く、夏場に冷たくなりがちです。
熱すぎるお湯は、肌に必要な皮脂やうるおい成分まで洗い流してしまう恐れがあります。冷たい水では、汚れを落としきれない場合があります。
水の温度には注意してください。
そのほかにもクレンジングのタイミングや、間違った肌のお手入れについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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クレンジング後の混合肌のお手入れ方法
すこやかな肌を保つためには、クレンジング後の肌のお手入れも大切です。ここでは、乳液やクリームの適切な使い方、各部位の正しいケアについて解説します。
乳液やクリームは混合肌にも必要
クレンジング後は、化粧水とともに、必要に応じて美容液を使い、乳液、クリームですぐに保湿しましょう。
ベタつきが気になる混合肌の方は、乳液やクリームの使用を控えたくなりますが、化粧水だけでは不十分です。
化粧水は水分を肌に補い、乳液やクリームは油分を補います。どちらかが不足すると、肌のバランスが崩れ、各種の肌トラブル、皮脂の過剰分泌などがおこります。
Tゾーン・Uゾーン・その他の部位のケア
混合肌の方は、クレンジングだけではなく、肌のお手入れでも部位に合わせた対策が必要になります。
混合肌は、肌の表面こそベタついているものの、角質層の水分が全体的に不足しがちです。乾燥しやすい部位(Uゾーン)も顔のなかに混在しています。
まずは、まんべんなく、たっぷりと顔全体に化粧水を塗布しましょう。化粧水の選び方としては、なるべく高保湿なタイプを選びます。
その後、軽めのタイプの乳液やクリームを顔全体に薄く伸ばしつつ、部位によって量を調整します。
Uゾーンなどの乾燥が気になる部分には重ねてぬると効果的です。
まとめ|クレンジングを正しく使い分けて混合肌の悩みを解消する
額や鼻筋がベタつくのに、頬や口もとが乾燥しやすい混合肌のケアでは、部位ごとの特徴に合せたクレンジング選びと使い分けが大切です。
肌のコンディションに応じて各種の美容成分を配合したアイテムを選ぶ工夫も大切です。
本記事で解説したクレンジングの選び方や使い方を参考に、肌質と悩みに応じたアイテムを正しく使用して、混合肌の悩みを解消しましょう。
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