
40代、50代と年齢を重ねるとともに、まぶたのたるみが気になり始めます。
しかし、適切なケアをおこなえば、まぶたのたるみは予防・改善できます。
本記事では、まぶたのたるみが気になる方に向けて、アイクリームの使い方、マッサージの工夫など、年代別の対策をまとめました。
まぶたのたるみが年齢とともに目立つ原因とは?

まぶたのたるみは、加齢によって起こる自然な現象であり、40~50代に差しかかるころから目立ち始めます。
この加齢による変化は、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンが加齢とともに減少し、上まぶたの皮膚がたるんで生じます。
紫外線によるダメージも皮膚の劣化を早める要因の一つです。まぶたの皮膚がたるみ、視野が妨げられるなど日常生活に支障をきたすほどになると、眼瞼皮膚弛緩症(がんけんひふしかんしょう)と診断される場合もあります。
似たような見た目の変化として、眼瞼下垂(がんけんかすい)という症状もあります。眼瞼下垂は、まぶたを持ち上げる筋肉と、筋肉を支える腱の緩みによって引きおこされます。見た目は似ていても原因は全く異なります。
本記事では、加齢によるまぶたのたるみ(眼瞼皮膚弛緩症)について解説します。
まぶたのたるみだけでなく、顔のたるみの原因について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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まぶたのたるみ予防・改善を目指すセルフケア方法

まぶたのたるみは、年齢を重ねるごとに少しずつ進行します。まぶたそのものが下がると、目が小さく見えたり、疲れたように見えたりと、見た目の印象を大きく変えてしまいます。
ここでは、まぶたのたるみに特化したセルフケアを紹介します。
紫外線ケアを徹底する
まぶたのたるみを防ぐためには、紫外線対策の習慣化が欠かせません。
肌の劣化を加速させる大きな要因の一つが紫外線で、UVA波(紫外線A波)は特に、コラーゲンやエラスチンを破壊してたるみを悪化させます。
紫外線は、曇りの日や室内にいるときでも肌にダメージを与えます。季節や天候に関係なく、日焼け止めを毎日欠かさず使ってください。効果を維持させるために2〜3時間おきに塗り直せると理想的です。
UVカット効果のある帽子やサングラスを併用すれば、紫外線から物理的に肌を守れます。通勤や買い物など、短時間の外出でも油断せず、紫外線ケアを習慣にしましょう。
紫外線対策について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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スキンケアやメイクなどによる摩擦を避ける
まぶたのたるみを防ぐためには、皮膚の摩擦を最小限に抑える習慣が重要です。まぶたの皮膚は特に薄く摩擦に弱いです。強くこすったり引っ張ったりすると、皮膚の弾力が低下し、まぶたのたるみを悪化させる要因となります。
洗顔時のこすり洗い、クレンジングの摩擦、過剰なアイメイク・アイプチなどは、知らず知らずのうちにまぶたへ大きな負担をかけます。
また、コンタクトレンズの装着時にまぶたを強く引っ張る行為や、アレルギーで目の周りや目頭を頻繁にこする癖も要注意です。
摩擦を減らすためには、しっかりと洗顔料を泡立て、35度前後のぬるま湯で優しく洗い流してください。
また、メイクは「塗る」ではなく「置く」イメージでおこない、まぶたへの刺激を最小限に抑えてください。
アイクリーム・美容液で対策する
まぶたのたるみ予防では、アイクリームや目元用美容液を取り入れ、集中ケアを朝晩おこなってください。
まぶたの皮膚は非常に薄く、乾燥や紫外線の影響を受けやすいため、専用のアイテムでしっかり対策し、ハリを保つ必要があります。
専用のアイテムは、デリケートな目元に合わせて設計されており、うるおいや弾力を肌に与える成分が豊富に含まれています。
使用の際には、手を温めてから薬指の腹に少量をとり、まぶたに優しく「点置き」した上で軽くなじませます。力を入れず、肌への負担を最小限に抑えてください。
目もとでなく「おでこ」をマッサージする
まぶたのたるみ対策には、おでこや頭皮のマッサージも効果的です。薄くデリケートなまぶたの皮膚を直接マッサージすると、摩擦や物理的な刺激によってかえってたるみが悪化する恐れもあります。肌に触れる刺激によって乾燥やかゆみが生じる可能性もあります。まぶたへの直接的なアプローチは可能な限り避けてください。
額の筋肉とまぶたはつながっているため、おでこや頭皮を優しくほぐせば、まぶた周辺の血行が促進され、たるみが改善される可能性が高まります。
おでこのマッサージでは、額の中央からこめかみに向かって、生え際を優しくマッサージします。
おでこをマッサージした流れで、こめかみにも指を添えて、外向きに円を描くように10回ほどもみほぐしてください。血流が促され、凝りが改善し、まぶたのたるみの改善が期待されるようになります。
上まぶたのたるみ取りについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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まぶたトレーニングで眼輪筋を鍛える
まぶたのたるみ予防には、眼輪筋(がんりんきん)を鍛えるトレーニングが効果的です。
眼輪筋は、まぶたの開閉や目元の表情に関わる重要な筋肉です。加齢のみならず、日常的な目の酷使によって眼輪筋の機能が低下すると、まぶた全体が下がった印象になってしまいます。
<目のリフトアップエクササイズ>
- 目を閉じた状態で、まゆだけをゆっくりと持ち上げる
- まゆを上げたまま5秒キープし、ゆっくり元に戻す
- 1と2を1セットと考えて3セット繰り返す
<ウインクエクササイズ>
- 片方の目を大きく開き、反対の目をゆっくり閉じてウインクをつくる
- ウインクした状態を3秒間キープしたあと、ゆっくり開く
- 1と2の動きを、左右を交換して交互に10回ずつ繰り返す
眼輪筋を意識的に動かすトレーニングには道具が不要です。すきま時間に気軽におこなえるエクササイズでもあります。
コツコツと続けるなかで、目元に自然なハリを取り戻し、まぶたのたるみ改善を目指してください。
目の下のたるみのトレーニングについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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【年代別】まぶたのたるみの段階に合わせたケアのポイント

変化の現れ方には個人差があるものの、まぶたのたるみは年齢とともに進行します。基本的なセルフケアに加えて、年代に応じた対策を取り入れ、若々しい目元を維持してください。
このパートでは、30代から60代までの年代別のまぶたの変化に注目し、それぞれの変化に合ったケアのポイントを紹介します。
30代|まぶたのたるみが始まる時期。食事・睡眠の質改善を
まぶたのたるみは一般に、40〜50代で目立つようになりますが、30代でも兆しは出始めます。
30代は、妊娠・出産やキャリアの変化など、生活リズムが乱れやすい時期でもあり、肌のターンオーバーに影響が出やすい年代でもあります。
30代のまぶたケアでは、質の高い睡眠の確保を基本に、眠り始めの3時間に深い睡眠を取るように心がけてください。
すこやかな肌を育むためには、内側からのケアも欠かせません。バランスの良い食事を心がけるなかで、たんぱく質、ビタミンCなど、肌に必要な栄養素を意識的に摂取しましょう。
40代|まぶたのたるみが目立ち始める時期。肌ケアのバージョンアップを
40代に入ると、皮膚のハリや弾力が徐々に失われるため、目元の印象の変化を自覚する方が増えるようです。
30代から始めたケアは変わらず継続し、肌状態に合わせて40代では、スキンケアアイテムの見直しをおこないましょう。
ナイアシンアミド、コラーゲンなど、エイジングケア※に有用な成分を配合したアイテムを取り入れれば、まぶたのたるみに対するアプローチをさらに強化できます。
※ 年齢に応じたお手入れのこと
50代|まぶたのたるみが進む時期。スキンケアアイテムの見直しを
50代になると、まぶたのたるみも顕著になってきます。30~40代でおこなってきた対策を引き続き丁寧に継続しつつ、アイクリームの使用量や塗布方法を見直してください。
また、年齢に応じたスキンケアアイテムの抜本的な見直しも求められます。
50代のまぶたのたるみについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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60代|まぶたのたるみの進行が加速する時期。視野障害がある場合は眼科の受診も
60代になると、まぶたのたるみはさらに進行します。50代までのケアに加え、エイジングケア※対応のアイテムを取り入れた丁寧なケアが求められます。ハリ不足や乾燥など、肌の悩みに応じた成分を積極的に補う必要もあります。
まぶたの垂れ下がりによって視野が遮られ、日常生活にも影響が出る場合は、保険適用の治療が医療機関で受けられる可能性もあります。医療とセルフケアの両面から、まぶたの健康を守っていきましょう。
※ 年齢に応じたお手入れのこと
まぶたのたるみに関するよくある質問

まぶたのたるみについては、さまざまな情報があります。「実際にはどうなの?」「この方法は効果があるの?」と疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、まぶたのたるみに関して語られる疑問を取り上げ、分かりやすく解説していきます。日々のケアや治療法を考えるヒントとして参考にしてみてください。
まぶたのたるみはアイプチで改善できますか?
軽度のたるみであれば、アイプチを使用して一時的にたるみを目立たなくする方法もありますが、長期間の使用はまぶたへの負担となる恐れがあります。
皮膚が伸びたり、跡が残ったりするなど、たるみをかえって悪化させるリスクが指摘されています。日常的に使用する際には注意が必要です。
マッサージやトレーニングでまぶたのたるみを治せますか?
まぶたの状態によっては、マッサージやトレーニングでも、たるみの緩和に一定の効果が期待できます。
効果の現れ方には個人差があるため、短期間での変化を期待しすぎず、焦らずに継続する姿勢が大切になります。
ただし、目の周りの皮膚が伸びているなど、たるみが大きい場合には、セルフケアのみでは改善が難しいと考えられます。
まぶたのたるみがセルフケアで改善しない場合はどうすれば良いですか?
日常生活に影響が出るくらいまぶたのたるみが大きい場合、保険適用の治療でなければ改善が難しい場合もあります。
まずは医師に相談して、自分に合った方法を見極めましょう。
まぶたのたるみと眼瞼下垂の違いは何ですか?
老化によってまぶたの皮膚がたるむ眼瞼皮膚弛緩症と眼瞼下垂は混同されやすいです。
眼瞼下垂の場合、まぶたの皮膚がたるんで下がるのではなく、まぶたを引き上げる筋肉が弱くなり、黒目が隠れるくらいまでまぶたが下がってきます。
見た目は似ていますが、原因や治療法が異なるため、正確な判断が大切です。
視界が狭くなった、まぶたが重く感じるなど、生活に困難を伴うほどまぶたが下がってきた場合は、眼科や形成外科の受診が求められます。
まぶたのたるみは日常的なセルフケアで予防改善を目指そう
まぶたのたるみは、年齢による皮膚や筋肉の衰え、紫外線や摩擦といった日常の刺激が積み重なって進行します。
年代ごとに現れる変化に合わせて、生活習慣やスキンケアの質を継続的に見直し、明るく若々しい目元を保ちましょう。
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