
ほうれい線の消し方を知りたい方にはマッサージがおすすめです。ほうれい線の主な原因は頬のたるみで、頬のたるみ対策にマッサージは効果が期待できるからです。
本コラムでは、頬のたるみやほうれい線対策をおこないたい方へ向けて、基本・応用・ツボ押しと全8種類のマッサージを紹介します。
ほうれい線の原因はたるみ。消し方としてマッサージはおすすめ?

ほうれい線のおもな原因は頬のたるみです。ここでは、頬のたるみ、ほうれい線対策にマッサージが適している理由と、マッサージをおこなう際のポイントを解説します。
たるみが原因のほうれい線にはマッサージを
ほうれい線は、加齢や生活習慣による頬のたるみによって目立つようになります。頬がたるむ背景としては次の要因が挙げられます。
- 肌の老化
- 筋肉(表情筋)、およびリガメント(腱)の衰え
- 紫外線ダメージや悪い生活習慣
年齢を重ねると、肌のハリに欠かせないコラーゲンやエラスチンが減少します。
皮膚と密着した顔の筋肉(表情筋)のみならず、皮膚や筋肉、脂肪を支えるリガメント(腱)も加齢とともに衰えます。
また、悪い生活習慣によってターンオーバーが乱れたり、紫外線ダメージを受けたりすると、肌のハリが失われます。
さまざまな要因が重なり頬が垂れ下がると、もともと存在する表情ジワの上に頬がせり出し、ほうれい線が余計に目立つようになります。
顔のたるみについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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ほうれい線対策にマッサージをおこなう際のポイント
個人差はあるものの、頬のたるみによって生じるほうれい線の対策には、マッサージが効果的だとされています。
血流改善による肌のハリや弾力のアップ、表情筋の刺激によるリフトアップ効果が期待できるからです。
しかし、マッサージをおこなう際には、幾つかの注意点があります。摩擦や極度の圧力は特に要注意で、肌トラブルの原因となります。
マッサージの前にクリームやオイルを塗って、指の滑りを良くしてください。力の入れすぎ、やりすぎにも注意しながら、マッサージを日々継続してください。
マッサージによるほうれい線対策【基本編】

ここでは、基本編として、ほうれい線の消し方を知りたい方におすすめのマッサージを紹介します。
ほうれい線周りの凝り固まった筋肉をほぐし、老廃物の排出や血行を促進するマッサージです。顔を直接触るため、清潔な手でおこないましょう。
頬ほぐしマッサージ
頬には、ほうれい線の目立ち方に影響を与える筋肉やリガメント(腱)が存在します。ここでは、頬の外側と内側をほぐし、ほうれい線を緩和するマッサージを紹介します。
<頬ほぐしマッサージ>
- 肩や首の力を抜き、口を半開きにする
- 握りこぶしをつくり頬の外側に当てる
- 握りこぶしを外回りに動かし円を描くように頬をほぐす
- 人差し指と中指を頬の内側(鼻の側)に当てる
- 内側から外側へ軽く押しながらスライドさせる
頬の外側を初めにほぐしてから、頬の内側をほぐします。頬の外側をほぐす際には、口を半開きにして、肩や首の力を抜いてください。
頬の皮膚はデリケートなため、力の入れすぎには注意が必要です。特に、頬の内側は、ほうれい線と直接関係する部位のため、無理に強く押さず、優しくほぐします。
口周りのマッサージ
口周りには、口元の表情をつくる口輪筋があります。口輪筋の衰えは、口元のたるみやほうれい線の原因となります。
ここでは、口輪筋の衰えを予防するトレーニングを兼ねたマッサージを紹介します。
<口周りマッサージ>
- 中指と薬指を小鼻の横にあてる
- 頬骨に沿って押し上げながら筋肉をほぐす
- マッサージをしながら、ゆっくりと口の中で舌を回して、口周りの筋肉を意識的に動かす
筋肉をほぐす際は、力を入れすぎないでください。指の位置を変えるときは、肌をこすらないように気をつけます。
また、口輪筋をほぐしながら舌を回せば、マッサージ効果とトレーニング効果の両方が期待できます。
リンパ流しマッサージ
リンパ流しマッサージは、リンパの流れを改善し、顔に溜まった老廃物や余分な水分を流して、顔のむくみを解消します。顔のむくみを解消できれば、リフトアップ効果が得られ、ほうれい線の印象を改善できます。
ここでは、ほうれい線周りのリンパを流すマッサージのやり方を紹介します。
<リンパ流しマッサージ>
- 人差し指と中指を小鼻の横にあてる
- こめかみの方向に指を動かしリンパを流す
- 人差し指と中指を耳の前にあてて首筋、鎖骨へと下に動かす
- 中指と人差し指で鎖骨を挟み内側から外側へ流す
- 脇をもみほぐす
リンパ液が集まるリンパ節が耳の周りにあります。そのリンパ節へ向かってリンパ液を流す意識でマッサージをします。
リンパマッサージは優しくおこなってください。顔はもちろん、首筋や鎖骨にもクリームやオイルを塗り、強い摩擦が起きないように工夫してください。
マッサージによるほうれい線対策【応用編】

ほうれい線の消し方を知りたい方に次は、応用編のマッサージを紹介します。
- 耳ほぐしマッサージ
- 頭皮マッサージ
応用編のマッサージでは、顔に直接触れるのではなく、耳や頭皮などの周辺部分をほぐします。メイクをした状態でもおこなえるので、さまざまなタイミングでおこなってください。
耳ほぐしマッサージ
耳ほぐしマッサージは、耳周りの筋肉をほぐすマッサージです。
耳の周りは、頬骨やあごとつながっています。耳周りの筋肉の凝りを解消すれば、頬やフェイスラインのこわばりが緩和され、ほうれい線対策にもなります。
耳ほぐしマッサージのやり方は次のとおりです。
<耳ほぐしマッサージ>
- 手のひらで耳全体を覆う
- 耳を覆った状態で耳全体を下に引っ張る
- 口を開き、耳を覆った手で耳全体を回しながらほぐす
頭皮マッサージ
頭皮マッサージでは、耳の上からこめかみに広がる側頭筋(そくとうきん)を意識してほぐします。
側頭筋は、顔の皮膚や筋肉を引き上げる役割を担っています。側頭筋が凝り固まると、顔を引き上げる力も弱くなり、顔がたるみやすくなります。
側頭筋を中心に頭皮をほぐすマッサージのやり方は次のとおりです。
<頭皮マッサージ>
- 側頭部周辺を包み込むように5本の指の腹を頭皮にあてる
- 小さな円を描くイメージで圧をかけながら頭皮をマッサージする
- 後頭部の上の方に両手の指を全てあてる
- 圧をかけながら小刻みに左右に手を動かす
爪を立てず、指の腹を使い、気持ち良いと感じる程度の圧をかけてマッサージします。適切な圧力の目安は、指の腹が少しへこむ程度とされています。
マッサージによるほうれい線対策【ツボ押し編】
続いて、ほうれい線の「消し方」としてツボ押しマッサージを紹介します。
巨りょう(こりょう)マッサージ、迎香(げいこう)マッサージ、地倉(ちそう)マッサージと聞きなれないツボの名前が登場しますが、ほうれい線といずれも深く関わる大事なツボです。
巨りょう(こりょう)マッサージ

巨りょうは、頬骨の下にあるツボです。黒目から垂直に下る縦ラインと、小鼻の横ラインが交わる位置にあります。
巨りょうは、上唇を引っ張る頬の筋肉や、肌のハリに関係するツボといわれています。頬のむくみやたるみ、口や目の歪みなどをツボ押しでやわらげる効果を持ちます。
<巨りょうマッサージ>
- 黒目からまっすぐ下ろす縦線と、小鼻の高さにある横線が交わる位置に人差し指をあてる
- 人差し指の腹を使って左右同時に5秒間押す
- ゆっくりと離す
- 2と3の動作を5回繰り返す
ツボを押すときは、息を吐きながらゆっくりとおこないましょう。入浴中、入浴後など、体が温まりリラックスした状態でおこなうとより効果が得られるとされています。
迎香(げいこう)マッサージ

迎香は、小鼻の外側にあるくぼみにあるツボです。顔全体の血行やリンパの流れに関係するツボとされています。
血流やリンパの流れをツボ押しで改善すれば、肌のハリが高まり、むくみが改善されて、ほうれい線対策にもなります。
迎香マッサージのやり方は次のとおりです。
<迎香マッサージ>
- 鼻の両脇、小鼻のすぐ横にあるくぼみに中指の腹をあてる
- 左右同時に3~5秒押す
- ゆっくりと指を離す
指の腹で圧をかけるときは、息を吐きながらゆっくりとおこないましょう。
老廃物が溜まっている場合、少し痛みを感じるかもしれません。痛いと感じた時は、過剰な刺激を避け、適度な圧でマッサージしてください。
マッサージ以外の自宅でできるほうれい線の対策

最後に、マッサージ以外のほうれい線対策を紹介します。自宅でもできる簡単な対策は次のとおりです。
- ほうれい線エクササイズをする
- メイクを工夫する
- スキンケアや生活習慣を見直す
ほうれい線エクササイズをする
ほうれい線対策には、顔の筋肉を鍛えるエクササイズも効果的です。エクササイズで表情筋を鍛えれば、頬のたるみが発生しにくくなります。
<舌回しトレーニング>
- ほうれい線の裏側(口の中)に舌をあてる
- ほうれい線を押し伸ばすように舌を上下に10回動かす
- 反対側のほうれい線の裏側に舌をあてる
- ほうれい線を伸ばす気持ちで舌を上下に10回動かす
- 1~4で1セットとし、合計3セットおこなう
慣れてきたら無理のない範囲で回数を増やしていきましょう。
メイクを工夫する
ほうれい線を目立たなくするメイク方法もあります。ほうれい線をカバーするメイクでは、コンシーラーの使い方が鍵を握ります。
メイク時には、指で頬を引き上げてほうれい線を広げ伸ばし、ほうれい線の溝ではなく、ほうれい線の少し上にコンシーラーを乗せます。
次に、指で頬を引き上げたまま、顔の外側に向かってコンシーラーを筆ペンで伸ばします。最後に、指先を使い、ほうれい線上で軽く馴染ませて、影の部分を消してください。
ほうれい線そのものの改善にはなりませんが、一時的な対策としてメイク術も覚えておくと便利です。
生活習慣を見直す
生活習慣は、ほうれい線と大きく関係しています。次のような習慣を心がけ、ほうれい線対策に取り組んでください。
- 紫外線対策をする
- 質の良い睡眠を心がける
- 日ごろから姿勢を正す
特に、姿勢については要注意です。スマホの利用が増えた現代では、下を向く時間が長くなっています。
下を向く時間が長いと、皮膚が引っ張られたり、表情筋が凝り固まったり、むくみの原因になったりして、ほうれい線を目立たせる要因となります。
エクササイズやマッサージと併せて生活習慣を見直し、ほうれい線対策を日々継続してください。
ほうれい線を消す方法について知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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マッサージや日々のケアでほうれい線の悩みから解放されよう
ほうれい線の主な原因は頬のたるみです。マッサージで顔の筋肉をほぐしたり、血行やリンパの流れを良くしたりして、年齢とともに変化する頬のたるみを改善してください。
ほうれい線対策には、毎日の生活習慣の見直しも含まれます。できる対策は全て、日々コツコツと継続しておこないましょう。
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