
脂性肌の方が美しい肌を保つためには、肌質に合ったクレンジングの使い方・選び方を正しく学ぶ必要があります。
間違ったクレンジング方法を続けていると、皮脂分泌がかえって活発になり、毛穴詰まりやニキビの原因となってしまいます。
本記事では、脂性肌に合ったクレンジング選びのポイント、毛穴汚れをしっかり落とすクレンジングの手順、オイルクレンジングの使い方などを詳しく解説します。
脂性肌とはどんな肌質なのか。クレンジング前に覚えたい基礎知識

脂性肌とは、どのような肌質を指すのでしょう。脂性肌の特性を理解しない限り、クレンジングの正しい使い方はマスターできません。
ここではまず、脂性肌の特徴をまとめました。
脂性肌の特徴
脂性肌とは、皮脂の分泌量が多く、水分も適度か多めで、テカリやベタつきを肌表面に感じやすい肌質を意味します。
皮脂腺の活動が普通肌と比べて活発で、額、鼻周り、Tゾーンを中心に油分が過剰に分泌されます。
放置していると、化粧崩れ、毛穴詰まり、ニキビ、黒ずみなどの肌トラブルにつながる場合もあります。
脂性肌の原因は、遺伝的な要素もありますが、ホルモンバランスの乱れ、食生活、ストレスなどの影響を受けて生じているケースも少なくありません。
脂性肌のセルフケアに関する心構え
脂性肌のケアでは、皮脂を適切にコントロールしながら肌を清潔に保つ工夫が欠かせません。
皮脂の過剰分泌は、テカリやベタつきの原因となったり、毛穴の詰まり、開き、ニキビなどの肌トラブルを引きおこしたりたりします。
クレンジングは特に、肌のお手入れの土台として重要で、毛穴に詰まった皮脂、メイクなどの油性の汚れを丁寧に取り除く役割を果たします。
脂性肌向けのクレンジング剤としては、余分な皮脂を落としながら、肌への負担が少ないジェルタイプや、さっぱり洗い上げるリキッドタイプがおすすめです。
ただし、洗浄力が強すぎるとかえって乾燥を招き、皮脂分泌を活発にしてしまう恐れもあります。アイテム選びには十分注意しなければなりません。
脂性肌についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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脂性肌のタイプ別・目的別クレンジングの選び方

脂性肌に合ったクレンジング剤選びにおいて、脂性肌のお手入れに関して知識を持ち、過剰なベタつき、ニキビなどの肌トラブルを予防する必要があります。
ここでは、脂性肌の肌質や目的に合わせたクレンジング剤の選び方についてまとめます。
ニキビが気になる脂性肌向けのクレンジング
ニキビが気になる脂性肌のお手入れでは、毛穴詰まりを防ぎながら肌に負担をかけないクレンジング剤を選ぶ必要があります。
「ノンコメドジェニックテスト済み」の商品は毛穴をふさぎにくく、コメド(角栓)の形成を抑える効果が期待できます。
グリチルリチン酸ジカリウム、アラントインなどの抗炎症成分を配合した医薬部外品もおすすめです。
ニキビがあるときの脂性肌は非常にデリケートです。アルコールフリー、無香料など低刺激の商品をなるべく選び、肌への負担を抑えながらメイクオフを心がけてください。
毛穴・黒ずみが気になる脂性肌向けのクレンジング
毛穴や黒ずみが気になる脂性肌には、毛穴に詰まった皮脂や汚れをしっかり取り除き、肌を清潔に保つクレンジング剤が適しています。
過剰な皮脂分泌によって古い角質や汚れが毛穴に詰まり、酸化によって黒ずみや開きが生じ、結果として目立ちやすくなっているためです。
たとえば、角質を分解する酵素入りクレンジングまたは余分な皮脂や不純物を吸着する泥・クレイ配合タイプを選べば、毛穴の奥までクリアになり、皮脂や汚れをすっきり洗い落とせます。
ただし、毛穴や黒ずみ対策であっても、洗浄力が強すぎるクレンジング剤は逆効果になる恐れがあります。酵素やクレイを含みながらもマイルドな洗浄力のクレンジング剤を選ぶようにしましょう。
脂性肌の毛穴について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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耐水UV・ウォータープルーフを落とす際のクレンジング
耐水UVやウォータープルーフメイクを落とす場合は、洗浄力の高いクレンジング剤を選ぶ必要があります。
通常のクレンジングでは耐水性の高いメイクは落としきれず、残った汚れが酸化して、毛穴詰まりや肌トラブルを悪化させる可能性があります。
具体的には、油性成分を含むオイルクレンジングが適しています。耐水性メイクの密着成分と親和性が高いためメイクを溶かして除去できます。
使用時は、十分な量のクレンジング剤を手に取り、摩擦を与えず優しくなじませるように使ってください。
男性の脂性肌におすすめクレンジング
脂性肌に悩む男性の方もクレンジングが必要なケースがあります。
特に、BB(ブレミッシュ・バーム)クリームやSPF値(紫外線防御指数)の高い日焼け止めを使用している男性の場合、洗顔料だけでは油分を落としきれておらず、毛穴詰まりや肌アレをおこす可能性があります。
そもそも男性は、女性の約3倍の皮脂を分泌します。メイクや日焼け止めの油分が皮脂と混ざりやすいため、黒ずみやニキビが悪化するリスクが高いです。
しかし、男性でも、目的に合ったクレンジングを習慣化すれば、清潔感を保ちつつ肌トラブルを予防できます。
具体的なクレンジングの種類としては、BBクリームやウォータープルーフの日焼け止めを使っている場合はオイルやバームがおすすめです。特に何も塗布していないときは、リキッドやジェルタイプのクレンジングが適しています。
鼻の脂の取り方について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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脂性肌の正しいクレンジングの使い方

脂性肌のクレンジング剤は使い方を間違えると、毛穴詰まりやニキビの原因になりやすいため、正しい方法で使用する必要があります。
ここでは、脂性肌ならではの肌の状態や皮脂の分泌量に合わせた洗い方を紹介します。
Tゾーン→Uゾーンの順になじませる
脂性肌のクレンジングでは、TゾーンからUゾーンの順に、適量のクレンジング剤をなじませる方法が望ましいです。
クレンジング剤を肌の上にのせる時間が長くなるほど肌の油分は多く落ちていきます。Tゾーン、鼻周り、両頬、あごと、皮脂の分泌が盛んな部位の順番になじませると、皮脂の取りすぎを回避しながら効率的に汚れを落とせます。
まず、額から鼻へかけてのTゾーンにクレンジング剤を優しくなじませ、頬やあごなどのUゾーンへ広げます。クレンジングのときはゴシゴシとこすらず、薬指と中指の腹を円を描くように優しく動かします。
クレンジングは1分以内が目安
脂性肌のクレンジングは、長くやるよりも1分以内で完了させた方が効果的です。
クレンジング剤を長時間肌に乗せていると、必要な皮脂まで奪い取ってしまい、脂性肌であっても肌に負担がかかります。
アイメイク、口紅などのポイントメイクは専用の部分用リムーバーで事前に落とし、顔全体のクレンジング時間を短縮してください。
具体的には、1分以内の短時間クレンジングを心がけると、肌に必要なうるおいを残しながら、汚れやメイクをしっかりと落とせます。
乳化を忘れずに
脂性肌のクレンジングで、オイルやバーム、ジェル、ミルクを使用する際は、顔を洗い流す前に乳化の工程を取り入れてください。
乳化とは、クレンジングに含まれる油分と水分が混ざ合って白く濁る現象です。乳化をおこなわずに流すと油分が肌に残り、毛穴詰まりやニキビの原因になります。
少量のぬるま湯を手に取り、顔に塗布したクレンジング剤と混ぜ合わせて乳化をおこなって、白く濁ったらぬるま湯で洗い流してください。
皮脂分泌が多い日は朝クレンジングも効果的
皮脂分泌が特に多い日は「朝クレンジング」を取り入れる選択肢もあります。
夜間に分泌された過剰な皮脂や毛穴に詰まった汚れは水や洗顔料だけでは十分に落とせません。
朝クレンジングを適度におこなうと、脂性肌の皮脂バランスが整い、一日中快適な肌状態を維持できるようになります。
ただし、朝クレンジングは過度におこなうと逆効果です。週2〜3回にとどめ、乾燥しやすい部位への過度な使用は避けて、夜より軽いテクスチャーのクレンジング剤を短時間でなじませます。
朝クレンジングについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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脂性肌のクレンジングに関するよくある質問

脂性肌の方は、皮脂の分泌が普通よりも多いため、特別なお手入れが求められます。その意味で、クレンジング方法や使用アイテムについて疑問に感じる点も少なくないはずです。
ここでは、脂性肌のクレンジングに関するよくある質問と回答を紹介します。
脂性肌のオイルクレンジングは駄目?
オイルクレンジングは脂性肌の方にも適しています。「油分は油分で溶かす」という原理により、脂性肌特有の過剰な皮脂や毛穴に詰まった汚れを効果的に除去できます。
ただし一方で、オイルクレンジングのベタつきや洗浄力の高さによる肌への負担が気になる方は、さっぱりとした使用感のあるオイルフリーのジェルやウォーターを使う手も当然あります。
肌の状態や個人の好みに応じて適切に使い分けましょう。
オイルクレンジングについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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まとめ|クレンジングの正しい使い方を学び脂性肌のセルフケアを
脂性肌のセルフケアにおいて、適切なクレンジング選びは美肌づくりの第一歩となります。
自分の肌質に合ったクレンジングを正しい使い方で継続して使用すれば脂性肌特有のテカリ、ニキビなどの悩みを改善できます。
日々のルーティンにクレンジングを適切に取り入れ、すこやかで美しい肌を目指しましょう。
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※ 3
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