コラーゲンは本当に美肌効果があるの?美容と健康の効果と取り入れ方を紹介

コラーゲンは本当に美肌効果があるの?美容と健康の効果と取り入れ方を紹介

コラーゲンと言えば美肌に良いというイメージを持つ方も多いでしょう。実際にコラーゲン配合とうたっている化粧品も数多く存在します。しかし、コラーゲンには美肌や美容以外にも重要な役割があるのです。本記事ではコラーゲンの効果や効率的な摂取方法などについて詳しく解説していきます。

コラーゲンとは?

肌 効果のあるコラーゲン

コラーゲンとは、皮膚や腱、軟骨などを構成する繊維状のタンパク質のことです。コラーゲンは人体のタンパク質全体の30%を占めており、そのうち40%は皮膚、20%は骨や軟骨に存在します。

コラーゲンの種類

コラーゲンには存在する部位によってさまざまな種類が存在します。これまでに29種類発見されており、19種類の型に分類されています。ここでは代表的な5つの型について解説しましょう。

種類 タイプ 特徴
I型 線維性 人体で最も多く存在するコラーゲン。骨や皮膚を形成し、弾力や柔軟性を持たせる。
II型 線維性 関節や軟骨に含まれるコラーゲン。目の角膜や硝子体の成分でもある。
III型 線維性 臓器に含まれるコラーゲン。血管の弾性を高める。
IV型 非線維性 皮膚の基底膜に存在するコラーゲン。皮膚の表皮と真皮をつなぎ合わせる。
V型 線維性 血管や筋肉、胎盤などに存在するコラーゲン。

コラーゲンの効果

コラーゲンは美容に良い成分で知られていますが、コラーゲンの役割はそれだけではありません。次はコラーゲンの効果について解説していきましょう。

肌にうるおいや弾力を与える

コラーゲンは人体のタンパク質全体の30%を占めており、そのうち40%は皮膚に存在します。皮膚は皮表、真皮、皮下組織の三層によって成り立っており、真皮のコラーゲン量は皮膚全体量の70%にもなるのです。真皮はコラーゲン線維が張り巡らされており、水分やヒアルロン酸などの働きによって、はりや弾力のある肌へ整えてくれます。コラーゲンが劣化すると肌の弾力性や伸縮性が失われ、シワやたるみの原因につながってしまうのです。

骨や関節を形成する

コラーゲンは骨や関節にも存在し、強度や柔軟性を保つ役割があります。たとえば骨のなかに存在するコラーゲンは、骨に柔軟性を与えて強い衝撃から骨を護ってくれます。また、関節に存在するコラーゲンは、骨と骨の摩擦を防ぐ役割があるなど、肌以外の部位でも体を護ってくれているのです。

腱や筋肉を形成する

コラーゲンは腱の主成分でもあります。腱は骨と筋肉をつなぐ役割があり、激しい運動により腱や筋肉が傷つくことも少なくありません。

コラーゲンの天敵は紫外線

コラーゲン 肌 効果のある紫外線

美肌を保つには紫外線対策が重要です。紫外線対策は、日焼けを防ぐだけでなくコラーゲンの生成能力を維持する目的もあります。次は紫外線とコラーゲンの関係について解説していきましょう。

コラーゲンを護るには紫外線対策が重要

皮膚は紫外線の刺激を受けるとコラーゲンの減少や劣化を引きおこす可能性があります。一時的なダメージであれば皮膚の修復機能によって元に戻りますが、ダメージが蓄積されていくとコラーゲンの生成能力の低下にもつながります。

コラーゲンの1日の摂取量とは?

1日あたりのコラーゲン摂取量の目安は、5〜10gとされています。健やかな肌や関節を維持するためにも積極的に摂取していきたい成分ですが、過剰摂取は肥満や腎臓、肝臓への負担にもつながるので注意が必要です。

コラーゲンは食事とサプリで補おう

コラーゲン 肌 効果を意識して飲み物をとる女性

肌や関節の健康を保つには、日頃からコラーゲンを摂取することが大切です。しかし、1日に必要なコラーゲン摂取量をすべて食事でまかなうのは難しいもの。食事とサプリの両面で効率良く摂取するようにしましょう。

コラーゲンが豊富に含まれている食材

コラーゲンを豊富に含む食品には以下のものがあります。

食品の分類 具体的な食品
動物性食品 牛スジ、鶏皮、手羽先、軟骨、鶏モモ肉、豚レバー
海洋性食品 フカヒレ、ハモ、うなぎ、サケ、サンマ、ブリなど
その他 ゼラチン、湯葉、高野豆腐

コラーゲンの合成にはビタミンCと鉄分が必要

コラーゲンを構成するアミノ酸の一種、ヒドロキシプロリンの生成には、ビタミンC、鉄分が必要です。

栄養素 具体的な食品
ビタミンC アセロラ、ケール、焼きのり、ピーマン、芽キャベツ、キウイ、いちご
鉄分 あおのり、ひじき、きくらげ、あさり、豚レバー、鶏レバー

ビタミンCは水溶性のため、過剰摂取し吸収されなかった場合、摂取後2〜3時間で体内から排出されてしまいます。一食だけでまかなおうとせず、毎食摂れるように工夫してみましょう。また、鉄分は女性に不足しやすい栄養素です。特に月経の時期は貧血になりやすいので、鉄分の吸収を促すビタミンCと一緒に摂取しましょう。

食事で足りない分はサプリメントで補給

1日に必要なコラーゲン摂取量を食事だけでまかなうのは非常に難しいです。 食事で足りない分はコラーゲン配合サプリメントで補給するのがおすすめです。

コラーゲンを効率よく摂取して美肌を保とう!

肌のコラーゲンは年齢とともに減少していきます。美しい肌やしなかやな身体を保つには、食事やサプリからコラーゲンを摂取しましょう。再春館製薬所の「からだ・しなやか」は肌や血管、骨、関節などの主成分であるコラーゲンに着目したトローチタイプのサプリメントです。「ハリのある身体」や「しなやかな動き」「凛とした姿勢」をキープしたい方は、ぜひお試しください。

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