冷え性の改善には漢方がオススメ!? タイプ別の冷え性対策を紹介!

冷え性の改善には漢方がオススメ!? タイプ別の冷え性対策を紹介!
冬だから体の冷えが気になるなぁ…どうすれば良いのだろう?
再春館製薬所
間地
体の冷えにお悩みなのですね?実は冷え性は成人女性の半数以上が悩んでいるとも言われているくらい多くの女性の悩みの種となっているんですよ!
そんなに冷え性で悩む人が多いのですね?じゃあ冷え性にはどんな対策をすれば良いのですか?
再春館製薬所
間地
冷え性には漢方がおすすめです!では今回は漢方の視点から冷え性の原因や対策について教えますね!

どうして「冷え性」が起こるの?

どうして「冷え性」が起こるの?

冷え性の主な原因は漢方の考えにおける「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の停滞と不足だと言われています。

漢方では、生命活動に必要な3つの要素、エネルギーの「気(き)」、血液などの「血(けつ)」、リンパなどの体液「水(すい)」がすべてスムーズに流れていることが健康で理想的な状態であると考えます。

「気」「血」「水」

「血」を全身に送る働きを持つ「気」が停滞すると、「血」や「水」の流れも滞ってしまいます。

体のすみずみまで「血」が十分に行き渡らなければ、手足の先など体の末端まで熱が伝わりません。

また、内臓に「水」がたまって冷えると、臓器本来の働きが阻害される原因に…。

その結果、月経痛や便秘、肥満、肩こりといった体の不調につながるのです。

漢方では冷え性の原因を「気」「血」「水」に異常があると考えるのですね!
再春館製薬所
間地
その通りです!そして「気」「血」「水」のどこに異常があるかによって冷え性のタイプが変わりますよ!

簡単チェック! 「漢方」冷え性タイプ診断

一口に「冷え性」といっても、人によって原因や症状はさまざま。

当てはまるタイプを見つけて、自分に合う効果的な「*養生」で冷えを改善しましょう。

*養生…漢方の概念の一つで、乱れてしまった生活習慣や食生活を改善し、自己回復力を整えようと努めること

簡単チェック!「漢方」冷え性タイプ診断

寒湿(かんしつ)タイプ

寒湿(かんしつ)タイプ

  • 足が冷える
  • しもやけができやすい
  • 手足がむくみやすい

手よりも足が冷えてしもやけができやすい方は、寒湿タイプの冷え性。

寒さと湿気が結びついた「邪(じゃ)」の影響で、「気」と「血」のめぐりが悪くなるのが原因です。

さらに体内に「水」がたまっているため、手足がむくみやすいのも特徴です。

食養生のポイント

寒湿タイプにおすすめの食材はありますか?
再春館製薬所
間地
体の表面近くの血管を拡張して冷えをやわらげる効果を持つショウガシソがおすすめです。また体内に溜まった「水」のせいで生じる内臓の冷えを解消するために、エビクルミネギも良いでしょう。あとは黒ゴマもおすすめですね。

黒ゴマを使ったおすすめレシピ動画


お血タイプ

お血タイプ

  • 痛みを伴うほど手足がひどく冷える
  • 月経不順や月経痛がある
  • 頭痛やめまいが出やすい

お血タイプの方は、寒さで血管が収縮することで血液の循環が悪化、さらに代謝も低下して体に不調をきたします。

また、熱で血液が煮詰まった状態になり、粘り気が増し「血」のめぐりが滞ったことで結果として冷え性になることも。

睡眠不足やストレス、喫煙なども一因となります。

十分な休息や気分転換を意識してくださいね。

食養生のポイント

お血タイプにおすすめの食材はありますか?
再春館製薬所
間地
血のめぐりをよくするナスクリイワシうなぎがおすすめです!血流を悪くさせる可能性のある脂肪分の多い食事には気をつけましょう。

陽虚(ようきょ)タイプ

陽虚(ようきょ)タイプ

  • 手も足も冷える
  • 寒がり
  • 尿は色が薄くて量が多い
  • 気分が憂鬱になりやすい

陽虚タイプの冷えの原因は「気」の不足。

体を温める・体を動かす・外因から体を守る・体内に必要な物質が漏れないようにする・体内の物質を代謝させるといった作用がすべて衰弱している状態です。

内臓がうまく機能していないことが原因で、体を温めることができなくなり、冷えや寒気を生じやすい状態にしています。

食養生のポイント

陽虚タイプにオススメの食材はありますか?
再春館製薬所
間地
胃腸を温めるニラタマネギサケのほか、胸を温めるらっきょうがおすすめです!

血虚(けっきょ)タイプ

血虚(けっきょ)タイプ

  • 手足が冷える
  • 顔色がくすんでいる
  • 爪や唇の色が薄い
  • 経血量が少ない

血虚タイプの冷えの原因は、「血」が不足することで栄養が全身に行き渡らず、うるおいが足りていないことです。

うるおいが不足しているので、顔色も優れません。貧血や肌荒れ、めまいや不眠の症状につながることもあります。

食養生のポイント

血虚タイプにおすすめの食材はありますか?
再春館製薬所
間地
「陽虚タイプ」の方に効果的な食材で挙げた、胃腸を温めてくれる食材に加え、血液をつくる豚レバーホウレンソウなどがおすすめです

またナツメは造血作用だけでなく、精神を安定させる効果もあります。

ドライフルーツを自宅に常備しておくのも◎。

体が冷えるとお肌にも影響が!

体が冷えるとお肌にも影響が!

冷えは実は肌にも影響を及ぼします。

寒さを感じると人間の体は体温を保とうとして血管を縮ませます。

すると、お肌に血液からの栄養が十分にいき渡らなくなることも。

そして、血行不良で代謝が鈍り、お肌のターンオーバーも乱れやすくなります。

そのほか、免疫力の低下で肌アレを起こしやすくなる・バリア機能が低下してうるおいが逃げやすくなる・皮膚温が低下してスキンケアの効果が発揮されにくくなるなど、「冷え」はさまざまな形でお肌に影響を及ぼします。

冷えは体だけでなく肌にも影響を与えるのですね!
再春館製薬所
間地
はい!だからこそ自分の冷えのタイプを知り、適切な養生を行うことが肌のためにも大切なんです!

まとめ

冷え性を漢方で対策する方法がよく分かりました!間地さんありがとうございます♪
再春館製薬所
間地
いえいえ!お役に立てて嬉しいです!これからはぜひ漢方の考えも取り入れて冷え性の対策をしてくださいね!

生体リズムに着目したドモホルンリンクルの年齢美習慣

生体リズムの乱れは様々な不調の原因に…。それには、朝と夜のスイッチのON・OFFで、「メリハリ」をつけることが大事です。朝は体温を上げて、活動モードへのスイッチをONにし、夜は休息モードにスイッチOFFして、ぐっすり心地よい眠りへつく。この2つから生まれるリズムこそ、年齢を超えて健やかに美しく生きるための新習慣。生体リズムに着目したドモホルンリンクルの年齢美習慣で、いきいき美しく幸せな毎日へ。

内側から、私を磨こう 生体リズムを整えるために 役立つことをご紹介します
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監修:再春館製薬所 
間地大輔

大学院で薬学を専攻し、2001年に入社。「ドモホルンリンクル」の商品開発、研究に従事。 永遠のテーマである漢方の自己回復力を科学する研究に責任者として取組み、自己回復タンパク(HSP)の化粧品への初めての応用に成功。2012年-2016年では、漢方事業部で薬剤師として従事した後に、老化研究所所長・研究開発部門責任者を経て、2022年より製造管理者を務め、現在は研究開発部に所属。

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『Lashiku』(ラシク)

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