ファンデーションの粉吹きを何とかしたい!原因と直し方を解説

ファンデーションの粉吹きを何とかしたい!原因と直し方を解説

ツヤ肌になるようファンデーションで仕上げたはずなのに、少し時間をおいて鏡を見るとカサカサで粉吹き状態に!慌ててメイクを直すと厚塗りになり、さらにファンデーションがよれてしまうといったトラブルを経験したことはありませんか。粉吹きの原因や対策について知って、カサカサのないツヤ肌を目指しましょう。

ファンデーションの「粉吹き」の原因は?

ファンデーションの「粉吹き」のおもな原因としては

  • 肌の乾燥
  • 誤ったスキンケア
  • 紫外線によるダメージ
  • ファンデーションとの相性
  • 内的な原因

などが考えられます。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

肌の乾燥

粉吹きの原因で一番多いのは「肌の乾燥」です。室内の空調のよる空気の乾燥や、夏に汗をかいたとき必要以上の水分が肌から奪われるなど、さまざまな原因で肌の乾燥がおこってしまいます。肌が乾燥すると、下地やファンデーションがなじみにくくなり、「粉ふき」がおこりやすくなってしまうのです。

誤ったスキンケア

肌のためと思っておこなっているスキンケアですが、実は肌にとってはダメージを受けていることがあります。たとえば

  • 洗顔のときに肌を強く擦る
  • 必要以上に洗浄力の強い洗顔料を使う
  • 化粧水を使うときに肌をたたくようにして入れようとする
  • 気になる角栓やニキビをつぶして、なかったことにしようとする

こういった行為が、肌のためになるどころか、かえって肌に必要以上の負担をかけて肌にダメージを与えているのです。

また、スキンケアが十分にできていないと「粉ふき」がおこりやすくなります。肌が必要としているケアは季節や年齢に応じて変わってくるので、肌のうるおいを保つため、今の自分にとっての正しいスキンケアを把握しておきましょう。

紫外線によるダメージ

紫外線によるダメージを受けることで、肌が乾燥しやすくなり、粉を吹いてしまうことがあります。紫外線は、夏だけでなく一年中降りそそいでいるため、油断していると気付かないうちに肌がダメージを受けてしまうでしょう。

ファンデーションとの相性

肌の状態は悪くないのに「粉吹き」がおきてしまうという場合は、下地とファンデーションとの相性が良くないことが考えられます。

ファンデーションや下地の成分には水分を多く含むものと油分を多く含むものがあります。しかし、油性の下地に水性のファンデーションを使ったり、水性の下地の上に油性のファンデーションを使ったりするとファンデーションがなじみにくく、粉吹きや化粧崩れがおこりやすくなるのです。

事前に、下地とファンデーションの成分をチェックするか、サンプルで相性を確認しましょう。なお、一般的には同じブランドの製品同士は相性が良いと考えられています。

内的な原因

「乾燥対策をちゃんとしているのに粉吹きする」と言う方は、生活習慣に原因があるかもしれません。忙しいからと言って睡眠不足になったり、食事がおろそかになったりしていませんか。また、ストレスが溜まっているけどなかなか発散できていないな、といったときにも肌のターンオーバーが乱れることがあります。不安があるときには早めにかかりつけ医などを受診しましょう。

「粉吹き」の応急的な直し方

ファンデ 粉吹きを直す女性

外出先でファンデーションの粉吹きを感じると、粉吹きだけが気になって、大事なことに集中できないといったことがおこるかもしれません。外出先で応急的な「粉吹き」の修復方法をご紹介します。

乳液やクリーム、オイルを使ってメイク直し

ファンデーションの「粉吹き」がおきたときは、乳液やクリーム、オイル、オールインワンジェルなどを活用すると外出先でも簡単にメイクを直せます。

乳液は、コットンやスポンジを使って、クリームやオイル、オールインワンジェルは、指の腹で気になる部分に軽く塗りましょう。肌になじんだら、コットンやティッシュでそっと拭き取ったあと、ファンデーションを薄くつけてください。

市販のメイク直しシートなど便利なアイテムもありますが、使い方を間違えると肌への摩擦など負担がかかってしまうことがありますので、使うときは注意が必要です。

化粧水ミストで乾燥を補う

乾燥するとどうしても粉吹きがおきやすくなってしまいます。そんなときの応急処置のため、ミスト化粧水を持ち歩いておくと便利です。化粧直しのときに、顔から30cmほど離して吹き付けてからそっとティッシュでオフしたあと、気になる部分のファンデーションを塗りなおしましょう。

「粉吹き」しないためのスキンケア対策

ファンデーションの粉吹きを防ぐためには、肌を健やかに保つことが重要です。日頃のスキンケアから意識して肌の良い状態をキープしていきましょう。

クレンジングや洗顔はやさしくていねいに

クレンジングや洗顔のアイテムを選ぶときには、必要以上に洗浄力が強いものは避けましょう。部分メイクが落ちにくい場合は、部分用のリムーバーを使うようにすると肌へのダメージも少なくて済みます。

洗顔時は、熱いお湯は肌に刺激を与えてしまうので、35度前後のぬるま湯を使いましょう。また、肌に摩擦を与えないようていねいにやさしく洗い、すすぎ残しがないようにしっかりとすすぐことも忘れないでください。

洗顔後の保湿は素早く

洗顔直後は、肌の皮脂膜が洗い流されてしまい、乾燥した状態になっています。洗顔後は、タオルで顔を擦らずそっと水分を取ったら、肌の乾燥が進む前に速やかに保湿ケアをおこないましょう。保湿の際は、化粧水だけでなく、クリームなどの油分でフタをします。クリームをつけたらハンドプレスでしっかりと肌になじませましょう。

保湿後にマッサージ

マッサージで顔の筋肉を和らげ、血行を良くすることで、老廃物が流れめぐりを良くする働きが期待できます。しっかり保湿してうるおいを与えた後、目の周りやこめかみ、頬、首筋などをそっと指の腹で押してマッサージしてみましょう。ゆっくり押してからそっと戻すを繰り返して、肌に痛みや負担を与えないようにマッサージするのがポイントです。

「粉吹き」しないためのメイク方法

ファンデ 粉吹き予防の化粧グッズ

ファンデーションの粉吹きを防ぐためには、スキンケアでしっかりと保湿してからメイクをおこないましょう。

メイクをするときのポイントとしては

  • 「保湿力」の高い下地を使う
  • 自分に合ったファンデーションを選ぶ
  • 「ツヤ肌」を意識したポイントメイク
  • フェイスパウダーで仕上げる

などが挙げられます。

「保湿力」の高い下地を使う

粉吹き対策として、下地も保湿力が高いものを取り入れることが大切です。使用量の目安は、真珠の粒1〜2個程度ですが、肌の状態に応じて自分の適量を確認して使いましょう。

塗り方は、おでこ、鼻先、両方の頬、あごに少しずつ載せた後、顔の中央から外側にそっと滑らせるようになじませます。その際、肌を擦らないよう気をつけましょう。下地を塗った後、肌になじまず残っていると感じたときはティッシュオフして余分な下地をそっと取り除き、今一度肌の状態を確認してからファンデーションを塗ります。

自分に合ったファンデーション選ぶ

粉吹きがおきやすい肌にパウダーファンデーションを使うと、どうしても粉っぽく見えてしまいがちです。粉吹き対策としては、油分や水分を含んだリキッドやクリーム、クッションタイプで保湿力効果が高いものが使いやすいでしょう。

塗り方は、下地と同じです。おでこ、鼻先、両方の頬、あごにファンデーションを載せてそっと優しく広げていきますが、水を含ませたスポンジを使うと広げやすいでしょう。仕上げの際は、何もついていないスポンジで肌になじませてあげると肌へ密着しやすくなります。

「ツヤ肌」を意識したポイントメイク

粉吹き対策として、保湿に加えうるおいのあるツヤ肌を意識しましょう。ファンデーションだけでなく、アイシャドウやチークなどのポイントメイクにもリキッドやクリームタイプを取り入れると、ツヤが出て粉吹きしにくくなります。ただし、これらのタイプのアイテムを使うとメイクが濃くなりがちです。ナチュラルな仕上がりを意識してメイクしましょう。

フェイスパウダーで仕上げる

リキッドファンデーションを塗ったあとは、フェイスパウダーを仕上げに使いましょう。パウダーを使うと粉っぽくなると考える方も多いようですが、使わないとファンデーションが崩れやすくなってしまいます。粉吹きが気になる方は、保湿成分が入ったパウダーを選んでください。またパウダーを使うときは、付属のパフよりもブラシのほうがツヤのある仕上がりが期待できます。

特に乾燥が気になる方は、パウダーを使った後、ミストタイプの化粧水を吹きかけ、そっとハンドブレスして肌にうるおいを与えておくと良いでしょう。

まとめ

ファンデーションの粉吹きの原因と対策について紹介しました。乾燥対策を忘れず、ツヤ肌を意識したスキンケアやメイク方法を取り入れましょう。

■ドモホルンリンクルのスキンケアアイテム

光対策 ドレスクリーム

光対策ドレスクリームの商品詳細はこちら >

ドモホルンリンクル
お試しセット

ドモホルンリンクル全8点を
3日分試せる無料のセット

無料お試しセットお申込み