顔の皮膚が薄い「薄肌」の特徴は?スキンケアで気を付けること

顔の皮膚が薄い「薄肌」の特徴は?スキンケアで気を付けること

最近SNSを中心に「薄肌」「厚肌」というワードが普及しはじめています。今回取り上げる「薄肌」は、顔の皮膚が薄いことで肌の赤みが増したり、外部からの刺激を受けやすくなったりと、トラブル肌になりがちです。肌の皮膚が薄いことで、さらなるトラブルを回避するため、日常生活やスキンケアで気を付けることなどをご紹介していきます。

顔の皮膚が薄いのはなぜ?

顔の皮膚は体に比べて薄く、特に目の周りは顔の中でも薄い部分です。目の周りの皮膚は、体に比べて厚さが3分の1程度と言われています。ただし、皮膚の薄さには個人差はあり、その要因は遺伝的な要素が多いと言われていますが、それ以外にもいくつかの原因が考えられます。

皮膚が薄い人の特徴は?

皮膚が薄い人には、以下のような特徴に当てはまることが多いようです。

  • 肌が乾燥しやすい
  • 肌がカサカサしやすい
  • 顔によく赤みが出る
  • 敏感肌になりやすい
  • 肌のハリを感じにくい
  • クマや色ムラが出やすい
  • シワやたるみが気になる
  • 軽い日焼けのあとでもヒリヒリすることが多い
  • 選択された数:0

皮膚が薄い人は、角層も薄い傾向にあるため、バリア機能が低下することで水分保持や外部刺激の侵入が十分に防げず、外部からの刺激の影響も受けやすくなってしまいます。

皮膚が薄くなる原因は?

顔の皮膚が薄い理由として遺伝以外には、次のような理由が考えられます。

理由 原因 どんなトラブルに
つながる?
誤ったスキンケア
  • 過度な洗顔やクレンジング
  • 頻繁に角質ケア(ピーリングや毛穴パック)
  • 肌をゴシゴシと擦る
  • スクラブ入りの洗顔料を使用
  • 拭き取りタイプのメイク落としでメイクを力強く拭き取る
皮膚に負担を与え、必要な角質層まではがしてしまう。
角質層が薄くなることでバリア機能の低下を招く。
肌の乾燥。
肌の乾燥
  • 紫外線の影響
  • 不規則な生活やストレス、誤ったスキンケアなど
肌の粉吹き、皮むけ。
皮膚がさらに薄くなる。
刺激に弱くなる。
赤みやかゆみをおこしやすくなる。
コラーゲンの減少
  • 紫外線の影響
皮膚がさらにが薄くなる。シワやたるみが出やすくなる。
加齢
  • 加齢により皮脂が減少
皮膚がさらに薄くなる。
うるおいを保つ機能が著しく低下。

皮膚が薄いとどんなトラブルがおこるの?

皮膚が薄いと、角層も薄くなってしまうことで肌のバリア機能が低下してしまいます。そうなると紫外線からの刺激を受けやすく、肌の老化やシミ、たるみなどのダメージや肌の乾燥を招いてしまうのです。

また、皮膚が薄いことで花粉などの外的刺激にも弱く、肌荒れやかゆみにつながってしまいます。皮膚が薄い方は、肌を守るために適切な防御策を積極的に取り入れて、さまざまなダメージから肌を守りましょう。

皮膚が薄い人が、スキンケア・メイクで気を付けること

顔の皮膚が薄いため保湿をする女性

生まれつきの皮膚の厚みを変えることはできませんが、日頃のスキンケアでできるケアをおこなったり刺激から肌を守ったりして、これ以上皮膚が薄くならないように心がけましょう。

クレンジング、洗顔はテンポ良く

皮膚の薄い方がクレンジングをするときには、ゴシゴシ擦らないことが大切です。また、洗顔ブラシを使ったり、泡立てに使う洗顔ネットごと肌にあててそのまま洗顔したりすると、必要以上に擦ったことになってしまうため、手でやさしく洗うようにしましょう。

洗顔のときには、洗顔料をしっかりと泡立て包むように洗うと刺激が少なくなります。

さらに、洗顔のときに意識したいのが「洗顔にかける時間」です。クレンジング剤を長く肌に付けたままにしていると必要な皮脂まで取り除いてしまいます。汚れをしっかり落としたいからとじっくり時間をかけて洗顔することが逆効果になるため、汚れは「素早く」「そっと」落とすことを心がけましょう。

また、季節や肌の状況に応じてクレンジングや洗顔を使い分けることで肌の負担が少なくなる可能性もあります。

たっぷりの保湿で乾燥対策

皮膚が薄い方は、水分を保持するのが難しく、肌が乾燥しやすくなりがちです。肌の乾燥が進むとバリア機能の低下から肌トラブルにつながるほか、シワやたるみにもつながってしまいます。このため、しっかりと保湿することがトラブル回避には欠かせません。洗顔のあとは、肌が急激に乾燥しているので、速やかに保湿ケアをおこないましょう。

紫外線対策でバリア機能を守る

皮膚の内部にある真皮層には肌のハリを保つ役割のある「コラーゲン」がありますが、紫外線を浴びることでコラーゲンが分解されて皮膚が薄くなってしまうことがあります。

衣服などで守られていないため、日常的に紫外線にさらされやすくなっているのが顔の皮膚です。紫外線を浴びた肌は、メラニン色素を過剰に分泌され、シミやたるみ、肌の乾燥、光老化を進める要因になってしまうので、日焼け止めなどの紫外線対策をしっかりおこない、肌を守ることを心がけてください。

角質ケアをやりすぎない

肌のざらつきやトラブルが気になると、解決しようと角質ケアを熱心におこなう方が多いようですが、角質ケアをやりすぎるとかえって肌トラブルを招くことになってしまいます。

角質ケアのおもなアイテムとしては、ピーリング化粧品、酵素洗顔、スクラブ配合の洗顔などがあります。これらのアイテムは、確かに使用後にすべすべ感があるため、効果がありそうと過剰に使ってしまいがちです。使用法を守って使いすぎにならないように気を付けましょう。

肌に赤みがある場合は化粧下地でカバーを

皮膚が薄くなり肌に赤みが出てしまうときは、化粧下地でカバーするのも効果的です。この場合は、グリーン系の下地を使うことで赤みをカバーしてくれます。コンシーラーなどをうまく使うと、落ち着いた肌の色に仕上げられるでしょう。

皮膚を守るために日常生活で意識したいこと

皮膚が薄いことで、トラブルにつながりやすい方も、日常生活を意識することで皮膚にとって優しい環境が整えられます。

寒暖差に気を付ける

寒暖差があると血管の拡張と収縮の機能がうまく働かなくなり、毛細血管が開いたまま戻らず顔に赤みが出ることがあります。皮膚が薄いと赤みが目立ったり、目元にクマが出やすくなったりしてしまうのです。寒暖差のある場所を行き来するときには、衣類などで体に負担がかからないように調整しましょう。

カフェインやアルコールは控えめに

カフェインやアルコールは、血液量を増やす働きがあり、毛細血管を広げ顔の赤みを悪化させてしまうことがあります。摂取の量には十分注意しましょう。また、香辛料類も同じような効果があるため、摂りすぎないよう気を付けてください。

睡眠をしっかりとって肌ダメージからの改善を目指す

睡眠をしっかり取ることは肌にとっては大切です。寝ている間には、美肌を保つためには欠かせない「成長ホルモン」が分泌されています。成長ホルモンは、傷ついてしまった細胞の修復や疲労回復などさまざまな働きがあり、正常なターンオーバーにもつながっていくのです。

また、睡眠は自律神経も整えてくれます。しかし、自律神経が乱れると血管が収縮し、血液の循環やホルモンバランスが乱れてしまうのです。ストレスや過労などで自律神経が乱れてしまうこともあるため、日頃から軽い運動などストレス発散ができるよう心がけましょう。

質の良い睡眠が肌のダメージ回復には重要です。
質の良い睡眠を取るためには

  • 毎日同じ時間に起きて同じ時間に寝る習慣を心がけ。休日に寝だめをするような習慣は避ける。
  • 寝る前にスマートフォンを見て脳や目に刺激を与えることを避け、ベッドに入ることを心がける。
  • リラックスできる寝具や枕を使う。
  • 寝る直前に食べ物を食べない。
  • 入浴は、寝る1時間前までに済ませておく。

といった日常生活を工夫するよう意識しましょう。

まとめ

顔の皮膚が薄い人用スキンケアグッズ

顔の皮膚は、誤ったスキンケアや生活習慣の乱れなど日々の生活の積み重ねが影響することで薄くなることがあります。皮膚が薄くならないよう、肌にとって正しいケアを理解して、皮膚を健やかに保てるように心がけましょう。

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