肌の赤みが気になる!敏感肌の正しい赤み対策とは

肌の赤みが気になる!敏感肌の正しい赤み対策とは

敏感肌の方の肌トラブルのなかで、「肌の赤みが気になる」という声がよく聞かれます。スキンケアなどですぐに治まれば良いのですが、なかなか赤みが取れないケースもあるようです。

肌の赤みのメカニズムや赤みを防ぐためのスキンケアや対策などを紹介します。

肌の赤みは肌トラブルのサイン

肌の赤みを気にして悩む女性

敏感肌の方は、わずかな刺激にも反応しやすく、ピリピリ感やつっぱり感、かゆみを感じることがよくあります。そのような状態のときに赤みが生じやすくなります。

肌の赤みとは

肌の赤みは、もともと敏感肌の方に出やすく、特に痛みやかゆみもなく、こすったり刺激したりした覚えもないのに、赤みが出ることがあります。これは皮膚の下で何らかのトラブルがおこっているサインです。

肌の中で炎症がおきると、体の免疫システムによる反応として、炎症をおさえようとするときに、一時的に血液量が増加し毛細血管が拡張。皮膚の血流量が増え、肌が赤く見えます。特に肌が敏感になっているときには炎症がおこりやすくなるので、赤みも発生しやすくなります。

肌の赤みの原因

肌の赤みをおこす原因はさまざまです。敏感肌の方が影響を受けやすい肌トラブルについて詳しく見ていきましょう。

原因 症状
ニキビや肌あれ 生活リズムの乱れやホルモンバランスの乱れによって、皮膚のターンオーバーの乱れや皮脂の分泌が増えるなどして炎症が発生。
気になって触ることで新たな刺激となり、さらに赤みが増すという悪循環に陥ることも。
皮膚炎 虫刺されやかぶれ、感染などによって皮膚に炎症が発生し赤みとなる。
多くは、1週間程度で症状が落ち着くが、敏感肌の場合は、皮膚炎の症状が落ち着いても顔に赤みが続くことも。
マスク肌荒れによる赤み発生のケースも増加。
酒さ(しゅさ) 顔が繰り返しほてり、肌の赤みや色ムラが長時間続く。
顔面の中央部に赤い発疹が現れ、皮膚の下の血管がはっきりと見えるケースも。
急激な日焼け 急激に紫外線を浴びたため、皮膚の細胞が傷つき、やけどに似た症状。
軽症の場合は、皮膚の赤みやほてり感、乾燥など
敏感肌の場合、日焼けをきっかけに顔の赤みが続くこともある。
加齢 皮膚の弾力が弱くなり、少しの刺激に対しても過剰反応して赤みやかゆみなどの症状が出やすくなる。
皮下脂肪が少なくなり毛細血管が透けて見えやすくなることから赤みが目立つ。
肌の炎症 肌のバリア機能が破られ入ってきた異物を排除するため免疫反応がおこる際に、周囲の細胞も巻き込んで炎症を引きおこすことから皮膚が赤くなる。
毛細血管の拡張 異物を排除するための免疫反応時、白血球などの免疫細胞を炎症部位に集めるため毛細血管が拡張し、赤みが発生。
肌トラブルを繰り返すうちに、毛細血管が拡張したまま戻らなくなり、肌の赤みが持続し、赤ら顔になるケースも。

敏感肌のバリア機能が低下する原因

肌のバリア機能が低下する原因としては、環境による外的要因と自身の体の中に原因がある内的要因の両面から考えられます。

要因 肌のバリア機能が低下するおもな原因
外的要因 ・紫外線によるダメージ
・花粉、ハウスダスト、PM2.5、黄砂、金属などアレルギーをおこしやすい物質との接触
・マスクの摩擦
・寒暖差
・空気の乾燥
・刺激の強すぎる洗顔やスキンケア
内的要因 ・ストレス
・加齢
・月経、妊娠、更年期障害などホルモンバランスの乱れ
・体調不良
・偏った食生活
・暴飲暴食
・睡眠不足
・不規則な生活
・体内の水分不足
・酒さ
・アトピー性皮膚炎などの病気

肌の赤みを抑えるための敏感肌スキンケア対策

肌の赤み改善に必要なスキンケアグッズ

敏感肌の状態で、肌のうるおい不足があると肌トラブルがおこり、肌の赤みを引きおこしやすくなります。そこで、赤みにつながらない肌にするためのスキンケアについて紹介します。

  • やさしい洗顔
  • 十分な保湿
  • 常に紫外線、ブルーライト対策
  • 自分の肌に合った化粧品選び
  • スキンケア時、優しく肌に触れることを忘れない

やさしい洗顔

洗顔に対しては、良かれと思っておこなっていることがかえって逆効果のことがよくあります。以下にポイントをまとめます。

  • ゴシゴシ洗いはNG:赤みが気になるからと強くこすったり、洗浄力の強いクレンジングを使うと、肌のバリア機能の低下につながる
  • 泡で洗う:洗顔の基本は「やさしく汚れを落とす」こと。洗顔料はしっかり泡立て、泡で包むように洗う
  • やさしく拭き取る:洗顔後はタオルでこすらず、そっと押し当てて水分を拭き取る

十分な保湿

洗顔後は、肌のツッパリを感じ始める前に素早く保湿しましょう。

  • 化粧水でうるおい補給:肌を柔らかくし、次のスキンケアの浸透を促す
  • 乳液・美容液・クリームで保護:うるおいを閉じ込め、乾燥を防ぐ
  • スペシャルケアの活用:乾燥が気になるときは保湿パックを取り入れる

常に紫外線、ブルーライト対策

紫外線も、肌のバリア機能を低下させる原因の一つです。紫外線は、一年中降り注いでいます。紫外線対策は、夏だけでなく一年中必要です。

また、パソコンやスマートフォンから出されるブルーライトは、紫外線のUV-Aの波長に近くUV-Aと同じように、光老化を招くと言われています。ブルーライト対策としては、日焼け止めも効果がありますが、画面にブルーライト保護のシートを貼ることも効果的です。

自分の肌に合った化粧品選び

赤みが気になる方は、肌が敏感肌の状態になっていることが多いため、保湿力が高く肌に優しいものを選びましょう。乾燥とべたつきが混在してケアに困るときは、顔の気になる部分ごとに、使う化粧品の量を増やしたり控えたりするなどの工夫も効果的です。

スキンケア時、優しく肌に触れることを忘れない

スキンケア時は、必ず肌に優しく触れるようにして刺激を与えないようにしましょう。肌が敏感なときはコットンでも刺激を受けてしまう可能性がありますので、手のひらでハンドプレスするようにゆっくりとケアをして肌にうるおいを与える方法も効果的です。

スキンケア以外の赤み対策

タオル3本と造花

スキンケア以外でも、日常生活の中で肌の赤み対策ができることがあります。生活習慣の中でちょっと意識するだけでも、肌の赤みがおさまる可能性があるので、できる対策は早めにおこなってみましょう。

十分な睡眠や休息

ダメージを受けた肌は、基本的には睡眠中にケアしているので、睡眠リズムが乱れることで肌ダメージからの回復が遅れてしまいます。質の良い睡眠や適度な休息を行い、肌の再生を心がけましょう。

バランスのとれた食事

「朝食を抜くことが多い」「忙しくて適当な食事で済ませている」「好きなものばかり食べている」「間食が多い」といった方は、食事から必要な栄養素が摂取できていない可能性があります。タンパク質やビタミンなどの栄養素をバランスよく摂ることを意識しましょう。

生理前の過ごし方

生理の1週間くらい前から肌が敏感で乾燥しやすくなります。ホルモンバランスも変わるため吹き出物などのトラブルが出やすく、肌の赤みにつながりがちです。この時期は、特別なケアでなく、日頃おこなっているケアをていねいにおこない、肌を休める時期にしましょう。

肌トラブルがおこりにくい環境づくり

敏感肌を守るために、生活の中でちょっとしたことを意識することで肌トラブルをさけられます。肌トラブルがおこりにくい環境づくりについてまとめました。

対策 具体的な対応
掃除 こまめな掃除で、ほこりやダニ、カビを取り除く
寝具 枕カバーやシーツのこまめな洗濯
布団は掃除機をこまめにかける
空調管理 エアコンは肌が乾燥しやすくなるため、加湿器などを併用する
湿度の目安は40〜60%
日頃のクセ 髪の毛が肌に触れることで刺激になる場合があるため、触れないように髪型などを工夫
かゆみ対策 就寝中にかきむしらないよう、寝る前に気になる部分の保湿
それでもおさまらない場合は早めの受診を

なかなか改善しないときは、早めの受診を

色々対策をしているのになかなか赤みが改善されない、かえって悪くなっているかもしれないと感じたときには、早めに病院を受診することも大切です。その際、日常の習慣や環境、そのほかで気になることをメモしておくと受診の際、聞き忘れることがなく安心です。

まとめ

肌の赤みの原因と対策をご紹介しました。敏感肌対策として、生活習慣とスキンケアの見直しをして、肌にやさしい毎日を過ごしましょう。

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