日焼けがシミにつながる原因とは?紫外線を浴びてしまったときの対策を知っておこう

日焼けがシミにつながる原因とは?紫外線を浴びてしまったときの対策を知っておこう

「日焼けはシミにつながるから紫外線対策をするべき」と聞いたことのある方は多いでしょう。ただ、なぜ日焼けがシミにつながるのか、原因や理由について正しく説明できる方は少ないかもしれません。

そこでこの記事では、日焼けがシミにつながる原因を詳しく解説します。紫外線を浴びてしまったときの対策もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

日焼けがシミにつながるのはなぜ?

日焼けしたあとすぐにシミとして現れるわけではないため、あまり日焼けとシミの関係を実感できていない方もいることでしょう。それもそのはず。日焼けしてから何年後にシミとして現れるかと言うと、数年〜数十年先です。つまり、今シミに悩んでいる方は、数年〜数十年前の日焼けが一因と言えます。

それでは、日焼けがなぜシミにつながるのか、日焼けとシミの関係性を見ていきましょう。

日焼けは2種類ある

まず、日焼けの種類について解説します。日焼けには「サンバーン」と「サンタン」の2種類があり、紫外線の波長によって異なります。

サンバーンは、波長280-320nm(ナノメートル)のUVBが原因のものです。波長が短いため表皮に与える影響が大きく、紫外線に当たった数時間後から肌が赤くなるのが特徴。人によっては、ヒリヒリしたり水ぶくれができたりすることもあります。

一方、サンタンは波長320-400nm(ナノメートル)のUVAが原因のものです。UVAはUVBよりも波長が長いため、表皮を通り越して肌の奥深くまで到達します。サンバーンが消えた数日後に肌が黒くなり、数週間〜数カ月続くのがサンタンの特徴です。

シミができる原因

日焼けの種類を理解したところで、シミとの関係について補足します。紫外線は、シミの原因となるメラニンの生成を促進します。メラニンは定期的なターンオーバー(肌の生まれ変わり)によって古い角質とともに上へと押し出され、排出されるのが通常の流れです。ただ、ターンオーバーのサイクルが乱れると、メラニンが肌に留まるため、色素沈着をおこしてシミとなってしまいます。

サンバーンによる炎症がシミの原因になることもあります。肌が炎症をおこして赤くなったり水ぶくれになったりした部分が、そのまま炎症後色素沈着としてシミになってしまう場合です。

このように、サンバーンとサンタンの両方がシミの原因となるため、紫外線はシミを作りたくない方にとって大きな天敵と言えます。

日焼けが原因のシミを作らないための予防法

日焼け予防グッズ

日焼けが数年〜数十年後のシミを招いてしまうと知って、将来の自分が困らないように予防したいという気持ちになった方もいることでしょう。3つの予防法を紹介しますので、シミが目立たない肌づくりのために意識してみてください。

  • 日焼け止めを塗る
  • 紫外線を防ぐものを身に付ける
  • 美白化粧品を使ってケアする

日焼け止めを塗る

まず欠かせないのは、日焼け止めを塗ることです。日焼けの原因となる紫外線は、くもりや雨の日でも降り注いでいます。屋内にいても窓越しに紫外線を浴びてしまうため、天候や屋内外問わず日焼け止めを塗るのがおすすめです。

日焼け止めを選ぶときは、パッケージに書かれている「SPF」と「PA」の2つを確認しましょう。SPFは「Sun Protection Factor」の略で、UVBのダメージを防ぐ効果を示しています。数値が大きいほどダメージを軽減できる効果が高まります。PAは「Protection Grade of UVA」の略で、UVAのダメージを防ぐ効果を示すものです。+の数が多いほど、防止力は高くなります。どちらも効果の高いものを選べば良いと思いがちですが、それだけ肌にも負担がかかるため注意が必要です。適切なSPF、PAの日焼け止めを選んでください。

また、日焼け止めは時間が経つと、効果が得られなくなってしまいます。SPFやPAが低いものは2〜3時間おき、高いものでも5〜6時間置きに塗り直すことをおすすめします。

紫外線を防ぐものを身に付ける

日焼け止めと並行して、紫外線カット効果のあるものを身に付けることも有効です。外出する際には、次のようなグッズを身に着けましょう。

  • 長袖の服
  • 帽子
  • サングラス
  • 日傘

気温が高い日に長袖の服を着るのは、暑さで熱中症につながるおそれがあります。できるだけ通気性の良いものを選択するようにしてください。帽子はつばの広いものにすると、顔だけでなく首の紫外線対策にもつながります。サングラスはUVカット効果のあるもの、日傘は遮光率やUVカット率の高いものがおすすめです。

美白化粧品を使ってケアする

メラニン生成を抑制したり、排出を促したりする目的で美白化粧品を使うことも有効です。美白化粧品に含まれるおもな成分をまとめましたので、美白化粧品選びの際に参考にしてください。

メラニン生成を抑制する
  • アルブチン
  • ビタミンC誘導体
  • ハイドロキノン
  • トラネキサム酸
  • ナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)
メラニン排出を助ける
  • ビタミンC誘導体
メラニンの色を薄くする
  • ハイドロキノン

成分によって得られる効果が異なるため、いくつか組み合わせて使用するのがおすすめです。

日焼けしてしまったときのために知っておきたいシミ対策

氷画像

日頃から紫外線対策に気を遣っていても、思っていたより日光を浴びる時間が長くて日焼けしてしまう場合もあるでしょう。ここでは、日焼けしてしまったときのために知っておきたいシミ対策を解説します。

  • 日焼けした場所をすぐに冷やす
  • 抗酸化作用のある食材を取り入れる

日焼けした場所をすぐに冷やす

肌が赤くなっているときは、冷たい水に浸したタオルや布に巻いた保冷剤などで患部を冷やしましょう。肌の赤みや炎症を抑えることにつながります。日焼けしてすぐに赤くなるのはUVBが原因で、ひどいときは水ぶくれになってしまうこともあります。赤みや炎症が収まっても炎症後色素沈着がおこり、シミとなる可能性があるため、できるだけ早く炎症を抑えることが必要です。あまりにもひどい日焼けの場合は、専門医の診察を受けることも検討しましょう。

抗酸化作用のある食材を取り入れる

抗酸化作用のある食材を取り入れることもシミ対策に有効です。紫外線を浴びると活性酸素が発生し、肌の酸化が進みます。酸化が進むとシミやシワ、たるみなどの肌トラブルを招くため、日頃から対策が必要なのです。

抗酸化作用のある栄養は、緑黄色野菜に含まれる「β-カロテン」やトマト、スイカなどに含まれる「リコピン」が挙げられます。緑黄色野菜やスイカなどを積極的に食べて、日頃から肌の酸化対策をしておきましょう。

日焼けによるダメージがシミにつながる

日焼けの原因となる紫外線は、シミのもとであるメラニンの生成を促進します。メラニンが長期間肌に留まってしまうと色素沈着がおこり、シミとなって現れてしまうのです。また、日焼けで赤みや炎症がひどいと、炎症後色素沈着でシミになることもあります。

日焼けによるシミを予防するためには、紫外線対策が何よりも重要。美白化粧品を使って、メラニンの抑制や排出を促すことも有効です。日焼けによるシミが現れるのは数年〜数十年先なので、今から将来の自分のためにしっかりケアをしていきましょう。

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