私たちが原料の生産者に会いに行く理由。

私たちが原料の生産者に会いに行く理由。

国内外から集めた約170種類の和漢植物による原料を配合して作られるドモホルンリンクル。世界各地の自然の恵みの中で育つ天然原料を探し出し、よりよい製品をつくるために、研究員らが生産者のもとを訪れては"対話"を重ねて磨き上げています。

どのような条件で、いかなる方法で、そしてどんな生産者が原料を育てているのか――お客様に最良のドモホルンリンクルを届けるために、探究心を持って生産現場に足を運ぶ研究開発部の今吉に尋ねました。

今吉裕隆

今吉裕隆
いまよし・ゆたか
再春館製薬所 研究開発部

大学時代に環境毒性について学んだ後、2007年に再春館製薬所に入社。その後はずっと研究開発部に所属。商品の研究から企画、時にはお客様対応まで幅広い業務に携わる。

「誰が」「どのように」作った原料かを知るために

―― ドモホルンリンクルはどの製品も、一つあたり何十種類もの和漢植物による成分を配合して作られていて、その種類の多さに驚かされます。

今吉:どんなものがドモホルンリンクルの原料になりうるのか、ということを念頭に原料開発を進めている研究員が、常にアンテナを張って世界中の情報を収集しているんですよ。また協力会社や、時には大学と共同研究を行いながら、肌の力を引き出す成分を探し続けています。

―― 研究開発の第一歩は原料探しから、というわけですね。

今吉:いい原料が見つかっても、すぐ使えるね、とはなりません。自然由来の原料となると当然「個体差」がありますから、その植物が育つ環境などにも影響される部分が大きい。ですので、どのような生産者さんがいかなる方法で育てているか、ということも見なければなりません。お肌に直接つけるものですから、原料となる植物も一つひとつ精査する必要があるのです。

「誰が」「どのように」作った原料かを知るために

―― だからこそ今吉さんたち研究員も、原料を栽培している現場に足を運ぶようにしていると。

今吉:はい。私たちは可能な限り、農家さんなど原料を生産している方々のもとへ直接足を運ぶようにしています。農薬や肥料の使用状況、土壌の状態、近隣地域の自然環境、栽培に使用している水の状態、育成期間、生産者さんの考えや理念…現場では多くのことを確認して、私たちが納得できたものだけを原料として使っているのです。

―― そこまで厳しく精査しなければ、ドモホルンリンクルには使えないと。

今吉:もちろんです。私たちのお客様は、自分たちがどのようなものを使用しているのか、それがどうやってつくられたものなのか、という"ファクト"に対する意識がとても高い方が多いんです。そうしたお客様に応えるため、最高レベルの安心と安全をお届けするためには必要なプロセスだと思っています。

生産者さんと同じ方向を向くことが大切

今吉:私たちがお伺いする生産者さんは、無農薬や減農薬でも育て上げるノウハウを持っていたり、土作りに対するこだわりのある方ばかりで、彼らのお話を聞いたり、実際の農作業を見学させてもらうことは、研究者としても学ぶことが多いんです。最高の植物を育てようという彼らのスタンスには共感しますし、尊敬もしています。だからこそ、その成分を取り入れて、最良の化粧品にしようというモチベーションにもつながります。

―― 生産現場に行くのは「いい原料」を確認・確保するためだけではないのですね。

今吉:ええ、私たち研究員が現場に足を運ぶのは、むしろ学ぶため、よりいい製品に磨き上げるためが大きいです。植物の栽培技術や、時には我々もまだ知らないような民間療法的な植物の使われ方まで、すべてが学びとなります。

生産者さんと同じ方向を向くことが大切

今吉:例えば、チューリップエキスの原料である富山県のチューリップ生産者さんを訪問したときのこと。繊細で栽培が難しいピンクダイヤモンドという品種を、手作業でこだわって作られているのですが、彼の視点はそこに止まらないのです。つまりいいものを育てるだけで終わらない。

―― と申しますと?

今吉:栽培を通じて地域貢献に取り組んだり、農家のコミュニティ作りだったりと、より持続可能な社会のあり方を考えながら農業をされているんです。現場に足を運ぶことで、いい植物を「いい人」が育てている、という事実まで私たちは知ることができる。ドモホルンリンクルは原料の一つひとつにそういったエピソードがあって、それが何十種類も合わさって製品になっている。その「重み」が、ドモホルンリンクルの誇るべき魅力の一つだと思っています。

―― 生産者目線の発想も、製品作りの大きな力になっているんですね。

今吉:生産者さん達と一緒になって、共同で原料栽培を行うなど新たなチャレンジをしようという動きもあったり、生産者さんのコミュニティから同じようにこだわりを持ち信頼できる生産者さんを紹介してもらえたりと、そこから広がる展開も多くあります。だからこそ私たちは原料の生産者さんと深くつながること、対話を重ねることを大切にしています。

―― 研究員と生産者さんとの「近さ」も、ドモホルンリンクルという化粧品が磨き上げられていく過程で重要な要因になっているように感じますね。

今吉:そう思います。生産者のみなさんは、自分の育てた植物がどのような形になって、どのようなお客様に届いているかの「完成形」を知らない方も多いんです。私たちがどのように植物を原料化しているかお話すると「そういう風に使われるんだ」と面白がってくれたり、「だったら、もっともっと気持ちを込めてつくらないとね」と言っていただけたり。すると、仲間意識のようなものも生まれて、同じ方向を向いてより頑張れるんですよね。

―― 生産者さんも、ドモホルンリンクルの"つくり手"と言えますね。

今吉:まさにその通りで、素晴らしい生産者さんがいなければ、私たちはドモホルンリンクルをつくれません。生産者さんが手間暇掛けて植物を育てて、それを私たちが原料化して、製品にして、そのような製品に価値を感じていただけるお客様に届ける。よりいいものを「育てたい」「つくりたい」「使いたい」という3者の思いが、一連の流れの中でつながっていく。生産現場に足を運ぶとき、そのつながりを強く感じるんです。だから、私たちはこれからも生産者さんとの"対話"を大事にしていきたいと思っています。

素晴らしい生産者さんがいなければ、私たちはドモホルンリンクルをつくれません

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