
ドモホルンリンクルと …
vol.7 支えてくれる方々
column 1 品質を支えるワンチーム

世の中でドモホルンリンクルという名前が知られていること、その品質に信頼が寄せられていること──そこには多くの協力会社の方々の下支えが介在しています。「海外のお客様への商品のお届け」一つを例にとっても、「配送品質」という価値観がなく、「インフラが未整備で、梱包資材の質も悪い。商品を投げて配達する。未配達でも完了処理を行う」などが当たり前の国や独特の気候の地域などでは、安全に商品を届け、日本と同じサービスやクオリティを求めること自体が至難の業。安定した配送品質を実現するためには、多くの関係者やスタッフ全員の理解と協力、そして永続的なメンテナンスがあって実現できることです。先日、タイで商品に出合われたお客様が3年後にスイスに移住され、「使い続けたいので、今もネットで購入しています」と教えてくださいました。お客様の環境に大きな変化があっても、変わらずドモホルンリンクルをご愛顧いただいていることへの感動と同時に、世界中にドモホルンリンクルの品質を支えてくれている方々がいるからこそ、という感謝の想いをしみじみ噛みしめています。
column 2 製品開発の伴走者

製品開発にあたり重要な役割を果たす、「原料会社」の方々も大切なパートナーです。ある会社の方は「50周年」にあたっての両社の長い歴史を振り返り、「何事にも妥協しない姿勢だからこそ、良い原料が手に入ったら真っ先に御社へ提案したいと考えます。『お眼鏡に適(かな)うかな』という軽い緊張感が走りつつも、『さらに上』の原料を提案するための努力が、現在のドモホルンリンクルの一部になっていると思うとうれしいんです」とお話しいただきました。また、別の会社の方は、「意外な提案でも『懐が深い再春館さんなら、受け止めてくれるだろうな』という信頼感があります。『守るべきもの』を大切にしながら新しい目線も併せ持っている御社とは、今後も面白い共創が生まれ続けていくはず。楽しみですね!」と伝えてくださいました。
こんな頼もしい方々との切磋琢磨を通じて、これからもご満足いただける製品をお客様にお届けしていくこと──それが私たちの飽くなき探求です。
column 3 同じ目的地を目指して

昨今ではリモート会議なども取り入れられるようになりましたが、かつて熊本の本社には、会報誌の制作会社・CMなどの宣伝に携わる広告代理店・運送会社・印刷会社など、専門分野も多岐にわたる多くの協力会社の方が常駐していました。当時よく、「同業他社でも隣り合うような僕たちの専用席はコールセンターの真横にあるので、プリーザーさん達がすぐ隣で応対を行っている『ありのまま』をいつも見ています。ものづくりへの想いなどを間近で耳にし、日々『その想いを広告でどう表そう』などの議論も進むんです。この『再春館に関わる人たちは社内外を問わず、同業他社も含め、同じ船に乗る“呉越同舟”のチーム』という社風は、家族のような温かさも含め、ほかでは例を見ない文化ですね」と言っていただけたことを、今でも懐かしく思い返します。
column 4 社員の元気の源

遠い地に一人で暮らし、昨年100歳で他界した祖母は、私が遊びに行くと「再春館のCMは、よくテレビで流れてるね」「最近またCMが変わったね」などと毎回伝えてくれました。CMが流れる30秒の間いつも私を想ってくれていたこと、内容の変化などにも気づいてくれていたことに、うれしさと誇らしさを感じていました。これからもずっと大切にし続けたい、宝物のような思い出です。