
顔のたるみは、やせると治るケースもあれば悪化するケースもあります。顔のたるみには皮下脂肪が関係しているものの、皮下脂肪がなくなればたるみが改善するといった単純な話ではありません。
本記事では、たるみと体重の関係に加え、顔のたるみ対策として効果が期待できる顔ヨガやストレッチを紹介します。顔のたるみやダイエットに興味のある方は参考にしてください。
顔のたるみはやせると治るのか

顔のたるみは、やせると改善するケースもありますが、悪化する場合もあります。
顔の皮下脂肪がやせてなくなればたるみもなくなるといった単純な話ではありません。まずは、顔のたるみとダイエットの関係について詳しく解説します。
顔のたるみの原因と体重減少の関係
顔のたるみの要因は複数あります。体重とともに増減する皮下脂肪ももちろん、その一つです。
体重が増加して皮下脂肪が顔に増えれば、皮膚と皮下脂肪を支える組織が重みに耐えられなくなり、たるみが発生しやすくなります。
ただし、皮下脂肪の増加によりたるみやすい部位とそうでない部位があります。
皮下脂肪増加によりたるみやすい部位 | 皮下脂肪増加の影響を受けにくい部位 |
---|---|
口周り あご周り 頬 |
目の下 |
目の下の脂肪は、眼球を保護する役割をもちます。余ったエネルギーが蓄積される皮下脂肪とは役割が異なるため、体重の増減の影響を受けません。
一方、頬やあご周りは皮下脂肪が付きやすい部位です。脂肪が頬に付いてたるむと、マリオネットラインやほうれい線などのたるみジワが口周りに発生しやすくなります。
あご周りに脂肪が付くと、二重あごとしてたるみにつながる可能性があります。
肌のたるみの原因について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
この記事を読んでいる人におすすめの記事
急激なダイエットはかえって顔がたるむ要因にも
体重(皮下脂肪)の増加は顔のたるみの要因の一つになりますが、急激なダイエットによる皮下脂肪の減少も注意が必要です。
急激なダイエットとは、摂取カロリーが消費カロリーを大幅に下回り、栄養不足が続く減量を意味します。
無理な減量は、皮下脂肪のみならず筋力の低下も招きます。皮膚を支えていた表情筋の低下が生じ、皮膚がたるむ場合があります。
また、急激なダイエットで顔の脂肪が減少すると、脂肪の減少スピードに皮膚の変化が対応しきれず、皮膚が伸びたままになって、伸びた部分の皮膚がたるむとして現れる可能性があります。
中高年の方は、肌の弾力やハリを保つコラーゲンやエラスチンの減少により肌の弾力も低下しがちです。
肌の弾力が低下している状態で体重が急激に減少すると、顔のたるみが顕著に現れやすいため注意が必要です。
顔下半分のたるみにお悩みの方は、こちらの記事もご覧ください。
この記事を読んでいる人におすすめの記事
たるみ予防には適切なペースで減量を
急激なダイエットは、顔のたるみを引きおこす恐れがあると紹介しました。しかし、適切な体重管理の下で減量を進めれば、顔のたるみ対策には有効です。
過度に蓄積する皮下脂肪を適切な体重管理で減らせられれば、肌の弾力やハリを保ちながらたるみ対策も実現できます。
健康的なダイエットの減量目安は1カ月で体重の5%以下といわれています。たとえば、体重60kgの方であれば、1カ月の減量目安は3kg以内です。
また、顔のたるみ対策のためにダイエットをおこなう場合、食事制限のみでなく筋肉を鍛えながら減量に取り組む必要があります。
顔の皮膚(皮下脂肪)と直接付着する表情筋の筋肉量が増えれば、顔全体がリフトアップされて、たるみ対策にもなります。
顔のたるみをとる意外な習慣について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
この記事を読んでいる人におすすめの記事
顔のヨガ・ストレッチ・筋力トレーニングなど顔のたるみセルフケア

顔やせ・ダイエットを兼ねた顔のたるみのセルフケアの方法をここでは4つ紹介します。
- 栄養バランスに気をつける
- 顔ヨガ・ストレッチ・筋トレをする
- 姿勢改善を目指す
- 紫外線対策を徹底する
どれか一つを取り入れるのではなく、同時に全て取り組んでください。それぞれ内容を詳しく解説します。
(1)食事の栄養バランスに気を付ける
顔のたるみ対策とダイエットを同時におこなう際には、栄養バランスの良い食事を心がけます。
栄養バランスの良い食事とは、タンパク質や良質な脂質、炭水化物(糖質)、ビタミン、ミネラルを必要量摂取できる食事です。
たとえば、炭水化物を極端に制限する糖質制限ダイエットなど、特定の栄養素を極端に制限するような食事は避けてください。
また、コラーゲンやエラスチンの生成に欠かせないタンパク質やビタミンCの積極的な摂取も心がけます。
バランスのとれた食事について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
この記事を読んでいる人におすすめの記事
(2)顔ヨガ・ストレッチ・顔周りの筋力トレーニングをする
顔のたるみ対策をおこないながらダイエットを成功させたい場合は、顔ヨガを始めとする顔のエクササイズやストレッチで顔の筋肉の柔軟性を高めたり、鍛えたりする必要があります。
顔のたるみ対策には、顔周りの筋肉である表情筋のトレーニングが特に有効といわれています。ここでは、簡単にできる顔ヨガを、一例として紹介します。
<小顔対策顔ヨガ>
- 口の中から頬の裏側を押すように舌を当てる
- 口腔(こうくう)内に沿って時計回りにゆっくりと舌を5周回す
- 反時計回りにゆっくりと舌を5周回す
舌を回すときは、ほうれい線やマリオネットラインを内側から伸ばす気持ちでゆっくりとおこないます。
あご周りのたるみ対策の他、フェイスラインのむくみ対策や舌の筋力向上にも効果的です。
表情筋トレーニングについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
この記事を読んでいる人におすすめの記事
(3)姿勢を改善する
顔のたるみ対策をおこないつつダイエットも成功させるためには、猫背を始めとする姿勢の崩れにも気を付ける必要があります。
姿勢が悪い状態が続くと、血流が悪化して水分や老廃物が溜まるため、むくみが生じます。姿勢が悪いと、筋肉が正しく使われなくなるため、筋力低下を引きおこすともいわれています。
たとえば、猫背で顔が下向きになれば、頬やあご周りに老廃物が溜まり、頬のたるみや二重あごを引きおこしやすくなります。
パソコンやスマートフォンを見るときは、猫背にならないために、自分の目線と画面の高さを同じくそろえる意識が大切です。
デスクワークの方やスマートフォンを見る時間が長い方は特に注意してください。
(4)紫外線対策を徹底する
紫外線は肌に、大きなダメージを与えます。顔のたるみの要因にもなりますので、紫外線対策が欠かせません。
肌に影響を与える紫外線は2種類存在します。
- UVA(紫外線A波):皮膚の深い部分に到達してたるみの原因になる
- UVB(紫外線B波):日焼けや炎症の原因となる
これらの紫外線を防ぐためには、日焼け止めの適切な利用が大事になってきます。日焼け止め選びでは、SPFとPAの2つの数値を参考にします。
- SPF(紫外線防御指数):UVBを防ぐ指標(1~50の数値で表され数値が高いほど防御力が高い)
- PA(UVA防御効果):UVAを防ぐ指標(「+」の数値1~4個で効果の高さを表す)
数値が高いほど防御力が強いですが、肌への負担も大きくなります。
1年を通して紫外線は降り注いでおり、室内でも対策は必要です。日差しが強い時期や外出時、室内での対策などシーンに合わせて、日焼け止めを適切に選択してください。
日焼け止めの選び方について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
この記事を読んでいる人におすすめの記事
「顔のたるみはやせると治る?」の疑問に似たよくある質問

最後に「顔のたるみはやせると治るのか」という疑問に関連した質問をまとめました。多くの方が抱える悩みです。ぜひ参考にしてください。
やせたのに、ほっぺたが下がってきた原因は何ですか?
急激にやせると、脂肪の減少に皮膚が対応できず、皮膚が余ってたるむケースがあります。
また、顔のたるみの要因は、表情筋の衰え、姿勢の悪さ、紫外線の影響など数多く存在します。
ダイエットのみならず、複数の要因によりたるみが生じている可能性もありますので、さまざまな対策を同時に心がけてください。
やせてたるんだ皮膚は元に戻りますか?
年齢を重ねると特に、肌の弾力やハリは失われやすくなるため、一度たるんだ皮膚は元に戻りにくい傾向にあります。
ただし、ダイエットを開始する前から、マッサージをする、食事を見直すなどのセルフケアを継続しておくと、ある程度の対策が可能になります。たるみ予防を兼ねて、セルフケアを日ごろから心がけてください。
まとめ|「やせると治る」と簡単に考えず地道な顔のたるみ対策を
顔のたるみはやせると治るケースもありますが、悪化するケースもあります。ダイエットさえすれば顔のたるみが改善するわけではありません。
顔のたるみ対策には、体重管理のみでなく、紫外線対策や姿勢改善、表情筋トレーニング、ストレッチも欠かせません。本コラムを参考に、たるみ対策を正しくおこないましょう。
まずは3日間。ドモホルンリンクルの「無料お試しセット」

年齢を重ねるとともに、肌はうるおいを保ちにくくなります。
「肌がゴワゴワ、硬くなってきた気がする」「化粧水やクリームなどが肌へと浸透していきづらいように感じる」……このような悩みを抱えているのなら、それはうるおい不足のサインかもしれません。
ドモホルンリンクルの「無料お試しセット」は、肌の変化を感じ始めた方にこそ試してほしい、スキンケア体験セットです。
肌にうるおいを与えて守り、肌本来のうるおう力を活かす天然由来の成分をたっぷり詰め込みました。
「基本4点セット」(約3日分)の内容

- 保湿液
- 美活肌エキス[医薬部外品]※1
- クリーム20[医薬部外品]※2
- 保護乳液
保湿液には、うるおい成分をたっぷりと配合。肌本来のうるおう力にもアプローチするので、もっちりとした肌へと導きます。
美活肌エキス[医薬部外品]※1には、美白※3成分を配合し、届けたいところにしっかりと届ける浸透技術にもこだわりました。こっくりと濃厚でとろみ感のあるテクスチャが、すみずみまで※4行きわたります。
クリーム20[医薬部外品]※2は、シワ改善・シミ予防※3まで叶える、50年の研究成果や技術が凝縮されたブランドを象徴するアイテムです。
保護乳液は、肌を保湿するだけでなく、肌のバリア機能もサポート。肌本来の力を活かし護ります。
※ 1 販売名:ドモホルンリンクル 薬用美容液b
※ 2
販売名:ドモホルンリンクル 薬用クリームc
※ 3
メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐこと
※ 4 角深層部まで
リピート率94%※1!多くの方が続けたくなる理由があります
ドモホルンリンクルは、初めての方でも気兼ねなくお試しいただけるスキンケアシリーズです。
2022年4月時点の自社調査ではリピート率は94%※1。そのうち、2人に1人は10年以上継続※2してお使いいただいています。
繰り返し使いたくなる使い心地の良さや満足感が、多くのお客様に長くご愛用いただいている理由です。
まずは無料お試しセットで、「基本4点セット」を体験してみませんか。
※1 ドモホルンリンクル8点対象 2022年4月実績/3回以上購入者のリピート率
※2 ドモホルンリンクル8点対象 2022年4月実績/180日以内購入者の割合
スマホ・PCからのお申込みは約3分で完了!
※コンテンツ内で扱っている商品情報は一部古い情報を含んでいる場合があります。