
首の横シワが生まれつきある方でも毎日の適切なケアで印象を大きく変えられます。
本記事では、首の横シワが生まれつきある方へ、若いのにシワができてしまう原因から、シワの悩みが消えるストレッチなどのセルフケア方法まで詳しく解説します。
首の横シワが生まれつき目立つ人のおもな原因

首の横シワは、年齢を重ねた方だけでなく、生まれつき目立つ方もいます。若いのにシワが目立つ原因は人によって異なり、肌質、骨格、姿勢など複数の要素が関係しています。
ここでは、生まれつき(または若いのに)首の横シワがある方の典型的な原因を詳しく紹介します。
遺伝や体質
首の横シワは遺伝、体質など、生まれつきの要因で現れるケースがあります。
たとえば、皮膚が薄い方や乾燥しやすい肌質(皮脂が少ない、アトピー肌など)の方は、若いうちから首の横シワが目立ちやすい傾向があります。
また、出生時の体格が平均より大きいと、赤ちゃんのときについたシワが癖シワとして成長後も残る場合があります。
さらに、筋肉量が少ない方も、首の皮膚にたるみが生じてシワができやすいです。
自分の首のシワが生まれつきかどうかは、首の皮膚を上下に軽く伸ばしてみるとチェックできます。
皮膚を伸ばしても横シワが消えない場合、あるいは跡が残る場合は生まれつき刻まれたシワの可能性が高いです。
姿勢の悪さ
うつむきがち、前かがみ、猫背など、普段からの姿勢が悪いと首の横シワが生じる要因となります。
スマートフォンの操作やパソコン作業で首を前に倒した状態、いわゆるストレートネックの状態を長時間続けていると、首の皮膚に折り目が付き、若い世代でも横シワとして定着します。
赤ちゃんを授乳中に見下ろす姿勢など、日常のさまざまな場面で下を向く姿勢が首に負担をかけます。姿勢の悪さには注意が必要です。
枕の高さ
高さが合っていない枕も首の横シワの要因となります。高すぎる枕で寝ると、あごが引かれた状態になり、首の前面の皮膚に深い折りシワが寄ってしまいます。毎晩、その姿勢で寝ていると、首に刻まれたシワがそのまま定着します。
横向きで寝る、丸くなって寝る癖がある方も要注意です。寝ている間に首に負担がかかる姿勢は、首の横シワが定着する要因になります。
加齢
加齢も、首の横シワの大きな要因の一つです。首の皮膚を支える広頚筋(こうけいきん)という筋肉が年齢とともに衰え、皮膚がたるんでシワが深くなります。
年齢とともに深刻化する肌の乾燥も首の横シワを進行させます。コラーゲンやエラスチンといった肌の成分が加齢により減少し、水分保持力が低下して、皮膚がしぼみシワができやすくなります。
紫外線
紫外線も、肌の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンにダメージを与えます。長年浴びた紫外線のダメージは首の横シワを目立たせる要因となります。
生まれつきある首の横シワの悩みが消えるストレッチ

生まれつきの首の横シワを完全に消そうと思うと大変ですが、ストレッチで十分にケアはできます。
首やデコルテ周りの筋肉を柔らかく保ち、血行やリンパの流れを促進すれば、シワ予防につながりますので、首の横シワに効果的なストレッチを紹介します。
ストレッチ(1)首と舌を鍛えるストレッチ
首の横シワ予防には、首と舌の筋肉を鍛えるストレッチが効果的です。
耳の後ろから鎖骨にかけて発達する胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)を刺激すると、リンパの流れが促され、首周りのむくみ改善に役立ちます。首と舌の筋肉を鍛えて、首周りをスッキリさせてください。
<首と舌を鍛えるストレッチ>
- 両手を下に伸ばし肩を落とす
- ゆっくりと顔を左に45度旋回し、あごと目線を少しずつ下げる
- 顔を下に向けた状態で、鼻から息を一度吸い、息を吐きながら舌を真下に突き出して5秒キープする
1~3の動作を3〜5回繰り返したら、今度は右側に顔を旋回させ、同様の動きをおこないます。左右のストレッチを1セットと考え、計1〜3セットおこないます。
ストレッチ(2)首を伸ばすストレッチ
首のシワ対策には、首を伸ばすストレッチが有効です。
伸ばすだけでなく動かして柔軟性を保つべく、多方向に首を動かして筋肉をほぐし、血行を促進してから、シワが気になる首の前側を心地良く伸ばしましょう。
<首を伸ばすストレッチ>
- 楽な姿勢で座ったままうつむき、小さく左右に首を振る
- 顔を上げ、左右に向けて真横に首を傾ける
- 両手の親指をあごの下に添え、斜め前方に押し出すように首の前側を伸ばす
首の皮膚は薄く、筋肉や神経も繊細なため、強く引っ張らないように注意します。
首の前側を伸ばすときは、後ろへ首を急に倒すのではなく、斜め上に向かってあごを引き上げるイメージでおこなうと頚椎(けいつい)への負担を減らせます。
ストレッチ(3)首元の詰まりを解消するストレッチ
デコルテのストレッチは首のシワ対策に効果的です。
デコルテから首筋の詰まりを解消し、首の自然なカーブを取り戻すストレッチを紹介します。
<首元の詰まりを解消するストレッチ>
- 椅子または床に座り、頭頂部から背骨の一番下まで一直線になるように姿勢を整える
- 頭の後ろで両手を組み、ひじを内側に入れて頭を包み込む
- 2の状態のまま、真っすぐ背骨を保ち、首だけ前に倒す。自然な呼吸を繰り返しながら首の後ろを伸ばし続ける
- 息を吸いながら顔の向きを前に戻し、息を吐きながら両手を頭から離す。離した両手で今度は、鎖骨の下の皮膚を押さえる
- 4の体勢のまま、息を吸って顔を上げ、息を吐きながら天井に向かって舌を突き出す。そのままの体勢で数回呼吸を繰り返し、デコルテからあご下を伸ばす
- 息を吐きながら舌を戻し正面を向いて手を下ろす
3では、背中を丸めるのではなく、首から先が床に向かって落ちるイメージを意識します。腕で強く押さず、腕と頭の重みだけで首の後ろを自然に伸ばしてください。
首のたるみやシワにお悩みの方は、こちらの記事もご覧ください。
この記事を読んでいる人におすすめの記事
生まれつきある首の横シワを改善する生活習慣とは

首の横シワが生まれつきある場合でも、日々の生活習慣を見直せば、進行を抑えたり、今よりも目立ちにくくしたりできます。
ここでは、首のシワ対策として手軽に取り入れられる生活習慣の改善点を紹介します。毎日の積み重ねが数年後の首元の美しさを左右します。今日から実践してみましょう。
姿勢を改善する
首の横シワ対策には普段の姿勢改善が重要です。
長時間下を向いてスマホを見たりパソコン作業をしたりする場合は、画面の位置を工夫して、なるべく顔を上げた状態を保ちます。
たとえば、スマホを目の高さに近づけて持つ、PCモニターの高さを調整するなどして、余計な折り目が首に付かない姿勢を意識しましょう。
同時に、猫背を直し、背筋を伸ばす意識も大切です。
さらに、一定時間同じ姿勢を保たない、首周りの筋肉を固めない工夫もシワ予防につながります。姿勢改善はすぐには難しいかもしれません。日々意識して動作を変えると徐々に効果が出てきます。
紫外線を対策する
首の横シワ予防には紫外線対策が欠かせません。
外出前には、首の後ろからデコルテにかけて日焼け止めクリームをムラなく塗布します。夏場だけでなく冬でも紫外線は降り注いでいます。年間を通じたUVケアが必要です。
また、日差しの強い日は日傘を差したり、ストールやスカーフを首に巻いたりして、紫外線を直接浴びない工夫も大事です。襟のない服装のときは特に首元が無防備になるので注意しましょう。
正しい紫外線対策のポイントや、日焼け止めの選び方について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
この記事を読んでいる人におすすめの記事
枕の高さや寝姿勢を見直す
自分に合った高さの枕を選ぶと首の横シワ予防につながります。
枕が高すぎたり低すぎたりすると、肩に負担がかかり、シワが深くなります。横シワが気になる場合は、高めの枕を避け、首に負担のかからない低めの枕を選びましょう。
さらに、枕を使わずに寝る習慣も首のシワ予防には有効とされています。あおむけで枕なしで寝ると首の前面が縮みにくくなり、横シワができにくくなります。
もちろん、枕がないと眠れない、睡眠の質が下がってしまう方は無理に外す必要はありません。
栄養バランスを見直す
首の横シワ対策には、栄養バランスの取れた食事が欠かせません。肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンは、いずれもタンパク質の一種です。
不足すると肌の材料そのものが減り、シワの原因につながります。肉、魚、卵、大豆製品などから良質なタンパク質をバランス良く取り入れましょう。
さらに、ビタミンCには強力な抗酸化作用があり、シワの原因となる活性酸素から肌を守る働きがあります。イチゴ、キウイ、ブロッコリー、緑茶などに豊富に含まれているため積極的に摂取します。
ビタミンCは体内に蓄積できません。小まめな摂取が必要です。
肌をきれいにするスキンケアや生活習慣について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
この記事を読んでいる人におすすめの記事
首の横シワに関するよくある質問

本章までで解説した内容に加えて、首の横シワに関する質問を整理しました。
首の横シワは若い人、たとえば10代でもできる?
首の横シワは、10代でも現れる可能性が十分にあります。
若い世代であっても、生まれつきの皮膚の薄さや乾燥、長時間のスマホ利用によるうつむき姿勢が大きな要因となります。
首のシワが消えるクリームはある?
即座にシワを消す魔法のクリームはありません。丁寧なケアを毎日続けるなかで、生活習慣などを総合的に改善し、シワ対策をおこなってください。
まとめ|生まれつきの首の横シワでも毎日のストレッチと習慣改善で悩みは消える
生まれつき首に横シワがあっても、適切なケアを続ければ印象を大きく改善できます。
首のシワは、加齢や生活習慣などさまざまな要因で深くなりますが、逆に言えば、日常の心がけ次第で進行を遅らせられる、目立ちにくくできます。
生まれ持ったシワだからとあきらめず、今日からできるケアを始めて継続してください。
まずは3日間。ドモホルンリンクルの「無料お試しセット」

年齢を重ねるとともに、肌はうるおいを保ちにくくなります。
「肌がゴワゴワ、硬くなってきた気がする」「化粧水やクリームなどが肌へと浸透していきづらいように感じる」……このような悩みを抱えているのなら、それはうるおい不足のサインかもしれません。
ドモホルンリンクルの「無料お試しセット」は、肌の変化を感じ始めた方にこそ試してほしい、スキンケア体験セットです。
肌にうるおいを与えて守り、肌本来のうるおう力を活かす天然由来の成分をたっぷり詰め込みました。
「基本4点セット」(約3日分)の内容

- 保湿液
- 美活肌エキス[医薬部外品]※1
- クリーム20[医薬部外品]※2
- 保護乳液
保湿液には、うるおい成分をたっぷりと配合。肌本来のうるおう力にもアプローチするので、もっちりとした肌へと導きます。
美活肌エキス[医薬部外品]※1には、美白※3成分を配合し、届けたいところにしっかりと届ける浸透技術にもこだわりました。こっくりと濃厚でとろみ感のあるテクスチャが、すみずみまで※4行きわたります。
クリーム20[医薬部外品]※2は、シワ改善・シミ予防※3まで叶える、50年の研究成果や技術が凝縮されたブランドを象徴するアイテムです。
保護乳液は、肌を保湿するだけでなく、肌のバリア機能もサポート。肌本来の力を活かし護ります。
※ 1 販売名:ドモホルンリンクル 薬用美容液b
※ 2
販売名:ドモホルンリンクル 薬用クリームc
※ 3
メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐこと
※ 4 角深層部まで
リピート率94%※1!多くの方が続けたくなる理由があります
ドモホルンリンクルは、初めての方でも気兼ねなくお試しいただけるスキンケアシリーズです。
2022年4月時点の自社調査ではリピート率は94%※1。そのうち、2人に1人は10年以上継続※2してお使いいただいています。
繰り返し使いたくなる使い心地の良さや満足感が、多くのお客様に長くご愛用いただいている理由です。
まずは無料お試しセットで、「基本4点セット」を体験してみませんか。
※1 ドモホルンリンクル8点対象 2022年4月実績/3回以上購入者のリピート率
※2 ドモホルンリンクル8点対象 2022年4月実績/180日以内購入者の割合
スマホ・PCからのお申込みは約3分で完了!
※コンテンツ内で扱っている商品情報は一部古い情報を含んでいる場合があります。