肌のカサカサや毛穴の開き、たまにできる吹き出物。肌が荒れていると気分まで落ち込みますよね。この記事では肌荒れを引き起こす6つの原因と、肌荒れを防ぐために、見直すべき3つのことをご紹介いたします。肌の不調を感じたら、症状が悪化する前に、早めに生活習慣やスキンケアを見直して、しっかり対処しましょう。
肌荒れを引き起こす6つの原因
肌荒れの原因は大きく6つあり、「紫外線」「乾燥」「マスクによる摩擦やムレ」「糖質・脂質などの過剰摂取」「ホルモンバランスの乱れ」「間違ったスキンケア」です。
紫外線
皮脂膜は肌のバリア機能の1つで、肌の水分を保ったり、外部の細菌や異物から肌を守ったりする効果があります。しかし、紫外線を浴びることで、皮脂膜が酸化し、肌の大切なバリア機能が弱まってしまうのです。
その結果、肌の乾燥が進み、様々な肌トラブルが起こりやすくなります。
紫外線には「UVA」と「UVB」があり、UVAは「生活紫外線」とも言われ、窓ガラスも透過します。そのため、家の中にいても紫外線を浴びてしまうことがあるのです。「今日は外出しないから、日焼け止めは塗らなくていい」なんて油断は禁物です。
乾燥
冬の乾燥した空気や夏場のエアコンの使用など、肌が乾燥する原因は様々です。肌が乾燥すると、角層の水分や皮脂量が減少し、肌のバリア機能が低下します。また乾燥が進むと、肌がカサカサしたり、外部からの刺激に敏感になり、赤く炎症を起こしてヒリヒリすことも。
マスクによる摩擦やムレ
新型コロナウイルスの感染拡大によって、マスクを付ける日々が続いています。マスクをしていると「口周りも保湿されて、肌には良いのでは?」と思われる方もいるかと思います。しかし、マスクの内側は高温多湿。肌表面の角質層は、水分を吸収して膨らみ、肌のバリア機能が低下した状態です。さらに、マスクに触れる部分はどうしても摩擦が起こるため、実は肌トラブルが生じやすい状態なのです。
糖質・脂質などの過剰摂取
糖質や脂質の多い食べ物や、カフェイン・香辛料などの刺激物を多く含む食べ物の摂り過ぎは、皮脂の過剰分泌を招き、肌荒れの原因になることも。
しかし、我慢しすぎるのもストレスになり、肌には悪影響。嗜好品は適度に楽しみつつも、栄養バランスの整った食事を心がけましょう。
ホルモンバランスの乱れ
女性ホルモンは 「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2種類が存在します。エストロゲンの分泌量が増えると、肌の調子が整います。一方で、男性ホルモンに似た作用があるプロゲステロンが増えると、皮脂分泌を促します。そのため、生理前やストレスなどでプロゲステロンが増加すると、一般的に肌荒れが起こりやすくなると考えられます。
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間違ったスキンケア
肌をゴシゴシ洗ったり、洗浄力の強い洗顔を毎日使ったり、化粧水のみでケアを終えていたり、間違ったスキンケアは、肌のバリア機能を低下させ、肌荒れに繋がります。まずは正しいスキンケア方法を知ることが大切です。
肌荒れの初期症状とは?
では、肌荒れとは一体どのような症状なのでしょうか。代表的な4つをご紹介します。
カサつき
肌の水分量が減ると肌がカサカサし、つっぱりを感じるようになります。乾燥が進むと、水分が足りずに保持できなくなった表面の皮膚が剥がれ落ちて、粉を吹くこともあります。
カサカサした肌では、化粧のノリも悪くなるため気分もダウン。早めの対処が大切です。
毛穴の開き
小鼻の黒ずみや頬の毛穴の開きが気になる方も多いでしょう。実は、その症状も肌荒れの一種です。小鼻の毛穴は皮脂の過剰分泌による毛穴つまり、頬の毛穴の開きは、乾燥や加齢に伴うたるみが原因として考えられます。
ニキビ・吹き出物
思春期の時期に額や鼻の周りにできるニキビ。大人になってできる吹き出物。これらも肌荒れの症状です。
ニキビは過剰な皮脂分泌、吹き出物はホルモンバランスや生活習慣の乱れなどが原因となるケースが多いです。
特に吹き出物は治ってもまた同じ場所にできることも多く、とっても厄介です。
湿疹・皮膚炎
肌荒れが悪化すると、肌表面の皮膚が炎症を起こし、赤く腫れたり、かゆみや痛みが伴うこともあります。肌の乾燥や花粉、大気汚染、紫外線など、炎症を引き起こす原因は様々。肌のバリア機能が弱まることで、湿疹・皮膚炎が起こりやすくなるので、日々のスキンケアで肌本来の力を高めることが大切です。
肌荒れを防ぐために見直すべき3つのこと
肌荒れしにくい健やかな肌を保つために、日々の暮らしを見直してみませんか。今すぐにでも行動できる、3つの見直しポイントをご紹介します。
生活習慣を見直す
バランスの良い食事を心がける
皮脂の分泌を制御する「ビタミンB2」、抗酸化作用のある「ビタミンC」や「ビタミンE」、コラーゲンの生成に役立つ「鉄分」や「たんぱく質」など、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。
早寝早起き、良質な睡眠時間を確保する
肌のターンオーバーを促す成長ホルモンは睡眠中に多く分泌されます。そのため、良質な睡眠時間を確保することで、肌のターンオーバーが活性化します。
寝る1~2時間前に湯船につかって体を温めたり、寝る直前のテレビやスマホを控えたり、肌触りの良いパジャマや寝具を選んだり、と深い眠りにつけるように工夫してみましょう。
適度な運動を取り入れる
運動は心身の健康に良いだけでなく、すこやかな肌のためにも重要です!
ウォーキングや水泳などの有酸素運動を取り入れることで、血液の流れを活性化し、肌の毛細血管の隅々にまで十分な酸素と栄養を届けることができます。また、汗をかくことで、毛穴に溜まった皮脂や老廃物を排出し、角質を柔らかくする効果も期待できます。
運動が得意でない方は、1駅分歩いてみたり、普段のエスカレーターを階段に変えてみたり、無理なく体を動かすことからはじめてみましょう。
肌に触れるものを清潔にする
肌に直接触れる枕カバーやシーツ、洗顔後に顔を拭くタオルなどが汚れていると、肌にダメージを与えることもあります。洗顔後は使い捨てのペーパーを使ったり、寝具はこまめに洗濯するなど、肌に触れるものは常に清潔に保ちましょう。
また、メイクブラシやファンデーションのパフなども、不衛生なまま使うと肌荒れに繋がります。定期的に専用のクリーナーを使ってケアしましょう。
紫外線対策を見直す
紫外線は肌荒れトラブルの原因になります。
紫外線は窓ガラスをすり抜けてしまうので、室内にいる時や晴れていない時も毎日、日焼け止めを使いましょう。2〜3時間おきに塗り直すと、より効果的です。
さらに、日差しの強い日は、日傘や帽子、サングラスなどを取り入れて、できる限り紫外線を浴びないように心がけましょう。
スキンケアを見直す
肌荒れを未然に防ぐためには、日々のスキンケアが重要です。正しいやり方を学び、自分にあった化粧水や乳液を選び、そして継続しましょう。
きちんと落としてしっかり保湿。肌荒れを防ぐ正しいスキンケアの方法
どんなに頑張ってスキンケアをしても、その方法が間違っていたら、意味がありません。正しいスキンケア方法を知り、これまでのお手入れを見直しましょう。
クレンジング・洗顔で汚れをしっかり落とす
肌に付着したメイクや汚れを、洗顔やクレンジングでしっかり落とすことは、すこやかな肌への第一歩です。しかし、洗浄力が高すぎる洗顔料を常時使用したり、ゴシゴシ擦り洗いをしたりするのは、肌にダメージを与えてしまいます。なぜなら洗い過ぎることで、本来必要な皮脂やうるおい成分までも落としてしまうからです。
皮膚はとてもデリケートなので、洗浄力の優しい洗顔で、摩擦を避けて洗い、洗顔料が残らないようにぬるま湯でしっかりすすぎましょう。
化粧水で水分をしっかり補給
洗顔後は肌の持つ潤いも洗い流されてしまっているため、何もしないとどんどん肌の水分が蒸発してしまいます。そのため、洗顔後は1秒でも早く、失われた水分を化粧水で補給してあげることが大切です。
美容液で肌の悩みを集中ケア
化粧水や乳液にプラスして美容液を使うことで、気になる肌悩みを重点的にケアすることができます。例えば、美白ならビタミンC、保湿ならコラーゲン、ヒアルロン酸、セラミド、アミノ酸、シワなどのエイジングケアならレチノールなど。
今の肌悩みを洗い出し、自分に適した美容液を選んで取り入れましょう。
乳液・クリームで補った水分にフタをする
どんなに優れた化粧水を使ったとしても、油分でフタをしてあげないと、せっかく補った水分が蒸発してしまいます。
化粧水で肌に水分を補給した後は、乳液とクリームでしっかりフタをし、潤いを閉じ込めてあげましょう。
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ドモホルンリンクルは、肌体力を育むスキンケアに着目し、今の肌悩みへ対処するだけでなく、そもそも悩みが生まれない肌づくりを目指しています。だから、季節や肌質問わずお使いいただけ、日々のスキンケアで「ゆるぎにくい肌」を叶えていきます。
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