化粧崩れを防止する方法とは?メイクが崩れる原因と化粧直しのコツも紹介

化粧崩れを防止する方法とは?メイクが崩れる原因と化粧直しのコツも紹介

おでかけ前にしっかり化粧をしたのに、時間の経過とともにアイメイクが落ちてきたり、ファンデーションが浮いて色ムラができたりという悩みをかかえる方も多いのではないでしょうか。化粧崩れを防止するには普段からおこなっているスキンケアとメイクの方法を工夫することで、崩れにくくなります。

この記事では化粧崩れがおこる根本的な原因と、化粧崩れを防止するアイテムの役割やスキンケア・メイク方法を紹介します。

「化粧崩れ」とはどんな状態?

化粧崩れとは、肌にべたつきやテカリがある、毛穴が開いてベースメイクが浮いてしまっている、アイメイクが落ちてパンダ目になっているなど、時間の経過とともにメイクが落ちてしまっている状態のことです。

肌にべたつきやテカリがある

肌にべたつきやテカリが現れるのは、皮脂が過剰に分泌されてしまっている状態です。特に額や鼻の「Tゾーン」と呼ばれる部分は皮脂腺が多いため、他の部分と比べて化粧崩れがおきやすいです。気温が高くなる夏や肌が乾燥していると皮脂分泌が活発になり、べたつきやテカリが現れます。

毛穴が開いてファンデーションが浮く

毛穴が開いてファンデーションが浮いている状態も、化粧崩れのサイン。ファンデーションを塗る際、うまく肌と密着できないと、時間が経過するとともにファンデーションが浮いてしまいます。特に額や鼻の「Tゾーン」の部分でおこりやすいです。

アイメイクが落ちてパンダ目になっている

気がついたら、化粧が崩れて目のまわりが黒くなっていたということはありませんか。涙や汗によってヨレたり、にじんだりと崩れやすいのがアイラインやマスカラ、アイシャドウなどのアイメイクです。

肌に色ムラがある

化粧をした直後は問題がなかったのに、気がつけば肌に色ムラができているというケースも。肌に色ムラがあると、顔色が悪く見えたり、肌トラブルが目立ってしまったりしてしまいます。

化粧崩れがおこる5つの原因

化粧崩れの原因は人によってさまざまです。ここではなぜ化粧崩れがおこるのか、5つの原因を紹介します。

厚塗りの化粧をしている

化粧下地やファンデーションの厚塗りは、化粧崩れの原因です。化粧下地は肌とファンデーションをつなぐ糊の役割があります。しかし、適切な量を超えて使用すると、ファンデーションが肌にうまく密着せず、汗や皮脂などによって浮きやすくなり、結果、化粧崩れにつながってしまうのです。

スキンケア後にすぐ化粧をしている

スキンケア後は、乳液やクリームなどのスキンケア成分が肌になじんでいません。なじんでいないまますぐに化粧をし始めると、化粧下地やファンデーションと混ざりあって化粧崩れをおこしてしまいます。

スキンケアや化粧品が肌に合っていない

肌の水分量や皮脂量は人それぞれ違います。皮脂が多い肌質の方が、油分が多く入っているスキンケアアイテムや化粧品を使っていたり、肌の水分量が少ないのに保湿力が弱いスキンケアアイテムや化粧品を使っていたりすると、メイクが肌にうまく密着できず、化粧崩れがおこってしまうのです。

肌が乾燥している

肌が乾燥していると、ベースメイクの粉浮きやヨレの原因になります。乾燥した肌は、外部刺激から肌を護ろうと過剰に皮脂が分泌され、水分と油分のバランスが乱れてしまい、化粧が崩れやすくなるのです。

汗や涙などの水分

化粧崩れは、汗や涙などの水分が原因となることも。汗や涙などの水分でベースメイクやアイメイクが洗い流されてしまったり、洗い流されなくとも、水分によって皮膚が柔らかくふやけ、化粧が毛穴や皮膚の溝に溜まったりして、化粧崩れにつながります。

化粧崩れを防止するスキンケア方法

化粧崩れを防止するため、化粧水を出す手

化粧崩れを防止するには、まず化粧前のスキンケアを見直してみましょう。ここでは化粧崩れを防止するスキンケア方法を紹介します。

化粧前に洗顔をして余分な皮脂と汚れを落とす

肌をゴシゴシ擦らず、ふわふわな泡でやさしく洗顔して余分な皮脂や汚れを落としましょう。寝ている間も汗や皮脂が分泌されるので、肌は意外と汚れています。水やぬるま湯だけだと余分な皮脂やホコリなどの汚れは落ちにくいため、化粧のノリが良くなく化粧崩れの原因に。洗顔料を使って見えない汚れをきれいに洗い流し、化粧崩れを防止しましょう。

化粧前の乳液やクリームはやや少なめに塗る

化粧前の乳液やクリームはやや少なめに塗りましょう。保湿をしっかりすることは良いことですが、油分が多すぎては、化粧下地やファンデーションを重ねたときに化粧品に含まれている油分と混ざって、化粧崩れの原因になってしまいます。また、極端に乳液やクリームの量を減らすと、化粧ノリが悪くなりベースメイクがムラになったり、ファンデーションの伸びが悪くなったりしてしまうので、やや少なめに塗ってみてくださいね。

もし、多く塗りすぎてしまったなと感じた場合は、ティッシュでやさしく押さえながら拭くと良いでしょう。適度な水分と油分を残せて、うるおいをキープできます。

スキンケア後はなじむまで時間を置く

スキンケア後は化粧水や乳液、クリームがなじむまで時間を置きましょう。スキンケア後すぐの化粧は、化粧水や乳液、クリームがまだ肌へ浸透しておらず、べたついた状態です。べたついた肌に化粧下地やファンデーションを塗ると、化粧品の油分とスキンケアの油分が混ざり合ってヨレやすかったり、ファンデーションが浮いてしまったりする原因になります。スキンケア後はしばらく時間を置いてから化粧をしましょう。

化粧崩れを防止するメイク方法

化粧崩れを防止するためのメイクグッズ

メイクの仕方を工夫することで化粧崩れを防止できます。ここでは化粧崩れを防止するメイク方法を紹介します。

化粧下地やファンデーションは薄く塗る

化粧下地やファンデーションを厚く塗りすぎると、化粧崩れの原因になります。化粧下地やリキッドタイプのファンデーションはパール一粒程度を手の甲にとり、指でおでこ、鼻、あご、両頬に置き、薄くのばしましょう。クッションファンデーションは、スポンジやパフ全体につけて塗るのでなく、端のほうに少量をとり、滑らせずにポンポンとスタンプを押すように塗るとヨレや塗りムラを防げます。

アイメイクはウォータープルーフのものを使う

マスカラやアイラインは特に化粧崩れしやすいので、皮脂や汗で落ちにくいウォータープルーフのアイテムを使いましょう。化粧崩れを防ぐために、アイラインを引く順番もポイントです。アイラインはビューラーとマスカラの後に引くと、ビューラーでアイラインが擦れて落ちてしまうのを防げます。アイラインを引く前にまつ毛をあげると、まつ毛の生え際が見えやすくなるため、インラインが引きやすくなります。

フェイスパウダーを使う

フェイスパウダーは皮脂や汗を吸収して化粧崩れを防ぐ効果が期待できます。フェイスパウダーにはルースパウダーとプレストパウダーがあり、どちらもベースメイクの仕上げに使うことで、化粧崩れやテカリ、くすみなどを防いでくれます。

メイクの最後には化粧崩れ防止のスプレーを吹きかける

ベースメイクやアイメイクをした後に化粧崩れ防止スプレーを使うと良いです。スプレーに含まれる成分が肌の皮脂を吸収したり、保湿したりすることで皮脂や汗、乾燥からおこる化粧崩れを防止してくれます。より化粧崩れを防止する方法として、スプレーをした後にフェイスパウダーを肌に載せると、よりメイクが肌と吸着してくれるのでおすすめです。

もし化粧崩れがおこってしまったときは

化粧崩れがおこってしまったときの手直しの方法を紹介します。外出先でおこってしまったときにぜひ試してみてください。

ベースメイクは乳液を使って手直し

乾燥によるベースメイクの崩れは、乳液を使ってオフして手直ししましょう。乳液をコットンやスポンジにとり、崩れてしまった部分を軽くふき取るように落とします。その後、化粧下地、ファンデーション、フェイスパウダーを塗って完成です。

また、汗や皮脂による化粧崩れの場合は、擦らないようにティッシュでオフして手直ししましょう。ティッシュで汗や皮脂をとった後、クッションファンデーションであればトントンとやさしく叩き込むようになじませます。最後にフェイスパウダーを重ねたら完成です。

アイメイクは綿棒を使って手直し

アイメイクは乳液をつけた綿棒でにじんでしまった部分をオフして手直ししましょう。綿棒でにじんだ部分をふき取ったら、フェイスパウダーをなじませ、アイシャドウやマスカラ、アイラインを足して完成です。

口紅はティッシュとリップクリームで手直し

口紅はティッシュとリップクリームでオフして手直ししましょう。リップクリームを少し多いと感じるくらいの量を塗り、少し時間を置いた後、ティッシュでポンポンとやさしく拭いて落とします。口紅を全体に塗り、塗り終わったらティッシュで余分な油分を落として、再び重ねて口紅を塗って完成です。重ねて塗ると持ちや発色も良くなります。

化粧崩れを防止するアイテム

メイクするときや外出先でも使える便利な化粧崩れ防止アイテムを紹介します。

収れん化粧水

収れん化粧水は化粧水や乳液で肌を整えた後に使う、肌を引きしめる化粧水です。

収れん化粧水には、

  • 肌にうるおいを与えてくれる
  • 過剰な皮脂分泌をコントロールしてべたつきを抑えてくれる
  • 毛穴を目立たなくしてくれる

といった役割があります。

フェイスパウダー

フェイスパウダーは化粧崩れを防止するアイテムには必要不可欠です。皮脂や汗を吸収して、化粧崩れを抑える効果が期待できます。

フェイスパウダーには「ルースパウダー」と「プレストパウダー」の2種類あり、ルースパウダーは粉状のパウダー、プレストパウダーは押し固めた形状のパウダーです。どちらも肌の余分な皮脂を抑え、べたつきや化粧崩れを防ぐ効果があるとされています。ルースパウダーは、テクニックがなくともムラなく塗りやすいのでおすすめ。やさしくナチュラルな雰囲気に仕上がります。

化粧崩れ防止スプレー・ミスト

化粧崩れを防ぐスプレーやミストは、余分な皮脂を抑えてしっかりメイクを固定し、さらに肌の保湿もしてくれるアイテムです。メイクの最後に使うことで化粧崩れ防止の効果があります。

化粧崩れを防止する化粧下地

化粧崩れ防止下地を使うことで、皮脂による化粧崩れやテカリを防止できます。自分の肌質に合う下地を選ぶことでより効果が期待できるので、肌質にあったものを選びましょう。

脂性肌

水分と皮脂の量が多い脂性肌の方にはオイルの配合量が少なく、サラッとした仕上がりになる下地が良いです。「皮脂・テカリ防止」などと表記されているものを選んでみましょう。

乾燥肌

乾燥しやすい肌の方は保湿成分配合の下地が良いです。うるおいをキープしながら化粧ができ、乾燥からくる化粧崩れを防止してくれる効果が期待できます。

混合肌

混合肌の方はTゾーンに皮脂が多く、Uゾーンは乾燥するという特徴があるため、TゾーンとUゾーンで下地を使い分けている方も多いのではないでしょうか。複数を使い分けるのは難しいという方には、1本で顔全体をカバーできるものもあります。とろみのあるテクスチャのものを使用すると、テカリや乾燥を抑える効果が期待できます。

化粧崩れを防止して一日中美しい肌をキープしよう

化粧崩れは皮脂や汗・涙などの水分、乾燥によっておこってしまいます。化粧崩れを防止するには、化粧する前のスキンケアのやり方を見直したり、ベースメイクやアイメイクのアイテムを変えてみたり、メイクのやり方をちょっと工夫することで防げますので、化粧崩れを防止して美しい肌を保ちましょう。

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