いつまでも美しい肌を保つために必要なエイジングケアですが、「エイジングケアとはそもそも何を指すのか」「エイジングケアのやり方が分からない」「エイジングケアは何歳からやった方が良いの?」などお悩みの方もいるのではないでしょうか。この記事では、エイジングケアとは何か、エイジングケアのタイミング、ケア方法などを紹介します。
エイジングケアとは
エイジングケアとはどのようなケアのことを指すのでしょうか。ここでは、エイジングケアのポイントを紹介します。
エイジングケアとは年齢による肌の変化に応じたケアをすること
エイジングケアとは、年齢に応じた肌の変化に合わせたケアをおこなうことを指します。おもにシワやシミ、たるみといったエイジングサインに応じたケアの見直しをおこないましょう。
エイジングケアのポイントは、普段のスキンケアや生活習慣の見直し
エイジングケアのポイントは「原因を見極めて、肌トラブルにあったケアをすること」です。
たとえば、スキンケアや化粧品の見直し、栄養バランスの良い食生活や質の良い睡眠、運動習慣を取り入れるなどの生活習慣の見直しなどをおこなうと良いとされています。
エイジングケアは肌の変化に気づいたときが始めどき!
エイジングケアは、肌の変化に気づいたときが始めどきです。ここでは、エイジングケアのタイミング、肌の変化の目安であるエイジングサインについて紹介します。
エイジングサインを見逃さない
肌は20代から変化がおこっており、20代前半でエイジングサインが出る場合もあります。
エイジングサインが現れる年齢は人それぞれですが、以下のようなエイジングサインが出てきたらエイジングケアを始めるタイミングです。セルフチェックしてみて、自分の肌の状態を知りましょう。
- 目もと・口もと、額・首などに細かなシワが目立つ
- ほうれい線が目立ってきた
- シミが気になる
- くすみが目立つ
- 毛穴の開きが気になる
- 肌の乾燥が気になる
年齢を重ねておこる肌悩みの原因
年齢を重ねるごとにおこる肌悩みにはどういった原因があるのでしょうか。ここではおもな3つの原因について解説します。
紫外線
紫外線を浴びると紫外線から肌を守ろうとしてメラノサイトが活性化し、メラニン色素を生成します。紫外線対策が不十分で長時間浴び続けると、メラニン色素の生成が過剰になり、メラニン色素の排出が追いつかず蓄積されてしまうことでシミやそばかすの原因になってしまうのです。
肌の酸化・糖化
肌が酸化する原因は、活性酸素が原因でおこるとされています。紫外線の浴び過ぎのほか、偏った食事、ストレスなどで活性酸素が増え過ぎると、正常な細胞を攻撃して酸化させて、シミやシワなどの肌トラブルを引きおこしてしまうのです。
また糖化は、ジュースや菓子パン、甘いお菓子などの食べ過ぎが原因とされています。タンパク質や脂肪が余分な「糖」と結びつくことで糖化がおこり、目尻の細かいシワやくすみなどの症状が現れるといった肌悩みの原因となるのです。
誤ったスキンケアによる肌へのダメージ
日々のスキンケアによる肌へのダメージも肌悩みの原因になります。無意識に強く擦りながら洗顔していたり、水分をふき取るときにも強く擦ってしまっていたりすると、肌へのダメージが大きいです。肌の乾燥や毛穴の開き、シワなどの肌トラブルを引きおこしてしまいます。
【年代別】エイジングケアの方法
年齢に応じて肌の状態も変化しています。ここでは、年代別に肌の状態とエイジングケアの方法を紹介します。できることから少しずつケアをおこなってみましょう。
20代は予防を徹底する
20代前半までは肌の水分量がある程度保たれており、保湿成分であるコラーゲンやエラスチン、セラミドなども豊富です。しかし、20代後半になると皮脂分泌量や水分量が減り始め、肌のバリア機能が低下し、肌アレや乾燥、シワ、シミなどが目立ちやすくなる傾向があります。
エイジングケア方法として、摩擦を抑えた洗顔、保湿成分であるコラーゲンやセラミドなどを保湿ケアに取り入れてうるおいを維持するようにしてください。また、日焼け止めや日傘などを使用し、紫外線から肌を守りましょう。
30代は保湿・紫外線ケアに注力
30代は水分量や皮脂分泌量が減り、肌のハリや弾力の低下を感じたり、乾燥を感じたりしやすくなります。また、目もと・口もとなどの乾燥による小ジワも徐々に目立ち始める傾向です。
エイジングケア方法として、保湿と紫外線のケアをおこなってください。洗顔時はもちろん、保湿ケア時も摩擦を抑えることを意識しましょう。保湿ケア時に使用する化粧水やクリーム、乳液などのスキンケア化粧品には、肌のうるおいを維持するため、保湿成分配合のものを選んでみてください。
また紫外線対策として、日焼け止めはもちろん、日傘や帽子などを使用して紫外線から肌を守りましょう。
参考:30代はスキンケアを見直そう!乾燥肌を防ぐための方法とエイジングケア
40代はスキンケア用品の見直し時期
40代は女性ホルモンの分泌量が減り始め、ホルモンバランスが乱れやすく、目もと・口もとなどの肌の乾燥を感じやすくなる傾向があります。
エイジングケア方法として、スキンケア用品の見直しがポイントです。目もと・口もとの乾燥による小ジワには、コラーゲンやグリセリンなどの保湿成分配合のものを取り入れて保湿ケアをおこなってください。
参考:40代のためのエイジングケア方法とは?基礎化粧品の選び方やケア方法を紹介
50代以上は肌悩みに合わせてケアを
50代以上は閉経と共に女性ホルモンの分泌量が減少し、肌が乾燥しやすくなり、シワやシミ、肌のハリ不足が目立ちやすくなる傾向があります。
エイジングケア方法として、肌悩みに合わせた基礎化粧品を見直してケアすることがポイントです。ヒアルロン酸やコラーゲン、グリセリンなどの高保湿成分配合のものや、ナイアシンアミド、レチノールなどの美容成分配合のものを選んでケアしてみましょう。
エイジングケアアイテムを選ぶときのポイント
エイジングケアアイテムを選ぶ際は「保湿成分」「美白成分」「使い心地の良さ」を基準に選ぶと良いです。以下では、エイジングケアアイテムを選ぶときのポイントを紹介します。
- 保湿成分
- 美白成分
- 使い心地の良さ
保湿成分
エイジングケアには保湿成分が配合されたアイテムが良いです。たとえば、コラーゲンやグリセリン、ヒアルロン酸、セラミド、スクワランが有効とされています。年齢に応じて肌の保湿力が下がり、乾燥が目立ちやすくなるため、保湿成分配合のアイテムを選んでみてください。
美白成分
美白成分配合のアイテムもエイジングケアに効果的とされています。たとえば、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸、ニコチン酸アミドなどです。美白成分は肌のくすみを抑えて透明感のある肌に導いてくれます。美白成分を選ぶ際は、効果が認可されていない成分が入っていることもあるため、成分表示を必ずチェックしましょう。
使い心地の良さ
エイジングケアは続けることが大切です。成分が良くても、使い続けられなければ効果は得られません。自分の好きなテクスチャーや香りのアイテムは自然と使い続けられますので、使い心地の良さにも注目してみましょう。
エイジングケアは体の内側からのケアも大切!
エイジングケアは体の内側からのアプローチも大切です。食生活や運動・睡眠習慣を意識して体の内側から美しい肌をつくりましょう。
栄養バランスの良い食事
体は食べたもので構成されており、栄養バランスの良い食事は健康な肌をつくるために大切です。タンパク質やビタミンA・B群やビタミンC・E、ミネラル、食物繊維、必須脂肪酸などをバランス良く摂取することを心がけましょう。卵や肉類、魚類、納豆や豆腐などの豆類、緑黄色野菜などがおすすめです。
運動習慣をもつ
適度な運動は代謝を上げ、新しい肌に生まれ変わらせるターンオーバーを促進します。ウォーキングや軽めのランニング、ヨガなどの有酸素運動を取り入れることでストレス解消にもつながり、肌の酸化・糖化の原因である活性酸素を抑える効果があるとされています。
質の良い睡眠を心がける
肌を健やかに保つために大切なのが、質の良い睡眠です。肌のターンオーバーに必要な「成長ホルモン」は睡眠中に分泌されます。質の良い睡眠をとるために、寝る前にゆっくり湯船につかったり、寝心地の良いパジャマや寝具を使ったりと、自分に合った睡眠への工夫をしてみましょう。
肌に変化を感じたときにはエイジングケアを始めよう
エイジングケアは肌に変化を感じたときが始めどきです。基礎化粧品の見直しや保湿ケアのやり方を見直す、紫外線対策、生活習慣を見直して、いつまでも美しい肌を維持しましょう。
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