ただの保湿では間に合わない?! 冬に差がつく乾燥対策

ただの保湿では間に合わない?! 冬に差がつく乾燥対策

毎年、冬になると繰り返す「肌の乾燥」。
保湿をしても乾燥するのは、「冬だから仕方ない」と諦めていませんか?
実は肌の乾燥を放置すると、シミやシワなどの肌悩みを加速させる原因に。

そこで今回は、うるおい不足が年齢肌に与える影響と、シワやシミを遠ざける「うるおいを生み出す」スキンケアについてご紹介します。

隠れ乾燥肌に要注意!

一見肌がうるおっているようでも、実は肌内部がカラカラに乾いている「隠れ乾燥肌」の人も。
まずは、あなたの肌の状態をチェックしましょう。

  • 洗顔後、肌がつっぱる感覚がある
  • 最近、目元にちりめんジワが目立ってきた
  • 肌がくすんで透明感がない
  • 気づいたらシミが濃くなっている
  • マスクが擦れて肌が荒れる
  • 鼻や頬の毛穴が開いて目立つ
  • すぐに皮脂が浮いて化粧が崩れやすい
  • 肌の表面がなんだか固くごわついていて、つやがない
  • 肌にハリがなく、輪郭がたるんでぼやけて見える
  • 選択された数:0

いかがでしたか?
ひとつでも当てはまったら、あなたの肌はうるおい不足の可能性が!

保湿しているのにどうして? 悩みが深まる冬の年齢肌

冬は空気の乾燥や暖房による湿度の低下で、肌の水分が失われやすい季節。
特に気をつけたいのは、年齢肌の乾燥です。

ここで、子どもと大人の肌をイメージしてみてください。
子どもの肌は乾燥しても、シワやたるみにはなりにくいですが、大人の肌が乾燥するとシワやシミなどさまざまな肌悩みにつながってしまいます。

この違いは、肌の乾燥する深さで生まれます。

同じ「乾燥している」と感じる状態でも、年齢肌はうるおいを「生み出す」「逃さない」力が弱いため、肌のより深いところから乾燥しています。

実はこの時の肌は外部からの刺激にも弱く、比較的紫外線が弱い冬でも、そのダメージを受けやすい状態です。
それは、肌のうるおいが肌をあらゆる刺激から守るためのバリア機能でもあるため
で、結果としてシミや肌荒れを起こしやすくなるのです。

バリア機能が低下している肌

「肌が乾燥している」と気づいた時には、もう肌トラブルは起きている状態です。
そのため、乾燥をそのまま放置してしまうと、肌悩みがどんどん深刻化してしまうのです。

大人の乾燥対策のポイント

大人の乾燥対策のポイント

肌深部のうるおいまで失っている「年齢肌の乾燥」は、ただ肌表面を保湿するだけでは足りません。
必要なのは、肌の根本から見直すためのスキンケアです。

例えるなら、ガーデニングのイメージです。
花を育てる時、ただ肥料をあげるだけでは花は育ちませんよね?
まずは水や栄養が行き届きやすくなるように土を耕し、その後にまんべんなく水をやり、日の光や肥料を十分に与えることで、花は生き生きと育ちます。
肌も同じように、まず肌の根本を見直し、うるおい続ける肌を作る。
スキンケアも同じです。

ガーデニングのイメージ

【うるおいを生み出すスキンケア選びのポイント】

  1. 肌に必要なうるおいを残しながら、余分な皮脂や汚れをきちんと洗い流す。
  2. 角層のすみずみまで、肌に必要なうるおい成分を満たす。
  3. すみずみまでうるおった肌に、クリームや美容液で「生み出す」「逃さない」肌を育む。

年齢肌にはスキンケア直後ではなく、翌朝や夕方までうるおい続けるケアが必要なのです。

※角質層まで

さらに、日常生活の中でもうるおいを逃さない工夫も

寝る前に濡らしたタオルを部屋に干してから寝たり、しっかり湯船に浸かったり。
また、肌にうるおいを与える「白い食材」を食事で摂るのも効果的です。
普段の生活に取り入れやすいことから、うるおいケアを行いましょう。

白い食材のイメージ

まだ間に合う! 乾燥悩みが深まる前に、「お手入れの土台作り」で対策を!

まだ間に合う!乾燥悩みが深まる前に、「お手入れの土台作り」で対策を!

年齢肌で起こる乾燥は、さまざまな肌悩みの原因に。
時間が経つほどシワやたるみが深くなり、ケアも難しくなります。
年齢のせいだから…と一時しのぎのケアで終わらせず、スキンケアから見直すことが大切です。
乾燥が気になるこの冬の時期だからこそ、肌を根本から見直し、シワやシミを寄せ付けない、透明感のあるハリ肌を目指しましょう。

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