
「目の下のしわが気になる」という方は多いはず。目元の皮膚は薄くデリケートなので、ちょっとした刺激でもダメージを受けてしまうのです。そんな目元のしわは、見た目年齢に大きく影響します。鏡を見るたびに落ち込んでしまい、笑顔さえもしわの原因になると後ろ向きになってしまうかもしれません。生活習慣から見直し、適切なケアで目元のしわにアプローチしましょう。
そこで今回は、目元のしわの原因と対策方法、すぐに実践できるスペシャルマッサージをご紹介します。「はりのある目元になりたい」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目の下にしわができる原因

目の下にしわができる原因は、おもに以下の5つです。
目の下の乾燥
目の下にしわができてしまう大きな要因は、目の下の乾燥です。いわゆる「ちりめんじわ」という細かいしわは、お肌が水分を失い、しぼんでしまうことでおこります。
お肌には、もともと水分を保持する力が備わっています。しかし、気候や湿度などの環境、加齢、生活習慣の乱れなどによってお肌の保水力は低下してしまうのです。
お肌、特に目の下の乾燥をそのままにしていると、最初は目立たなくても徐々に深いしわになってしまう可能性があります。目の下のしわに気づいたら、すぐに目元の保湿ケアをしっかり行いましょう。
眼精疲労
インターネットが普及した現代において、スマートフォンやパソコンはごくごく身近なもの。しかし、これらを長時間使用するとまばたきが減り、目の疲れや乾燥を引きおこします。
目の疲れは血行不良を招くため、老廃物が体外に排出されづらくなり、お肌のくすみを招きます。目の下のしわだけではなく、くすみなどの新たな肌トラブルを招くおそれがあるため、日ごろから注意しましょう。
たとえば、スマートフォンやパソコンを使用する際は1時間に1回程度、目を休めるための休憩タイムを設けてください。目元を温めたり、やさしくマッサージをしたりすることで、目の疲れを癒せるはずです。市販のホットアイマスクもリラックス効果が期待できるため、おすすめですよ。
目のこすりすぎ
目をこすりすぎると、摩擦によって肌のうるおいが奪われたりキメが乱れたりするため、目の下にシワができるおそれがあります。
たとえば、落ちにくいアイメイクのクレンジングのときは、どうしてもこすりすぎてしまいがちです。こすり洗いを避けるためには、ポイントリムーバーを綿棒やコットンにたっぷり含ませて、優しく丁寧にオフしていく方法をおすすめします。
また、目がかゆくいときもなるべくこすらずに、かゆみを抑える薬を使いましょう。
朝起きてすぐに目をこするクセがある方は、その前に顔を洗うことが大切です。
紫外線によるダメージ
お肌のはりや弾力、水分維持は、表皮・真皮・皮下組織の3層によって支えられています。紫外線は真皮層まで届くため、無防備に紫外線対策をしないでいると、肌内部は大きなダメージを受けてしまいます。これによりコラーゲンが減少するため、お肌は弾力を失い、目元のような皮膚の薄い部分から深いしわができてしまうのです。
紫外線は、夏の晴れた日だけでなく、冬の曇りの日でも燦々と降り注いでいます。季節や天気は関係ないので、紫外線を浴びないよう注意しましょう。
マスクの着用
最近はマスクの着用が日常的になっていますよね。
マスクを着用するようになってから、目の下の乾燥やシワが気になりだしたという話も耳にします。
マスクを着用すると隙間から呼気が漏れます。この呼気がダイレクトに目元にあたると、目の下が乾燥してしまいます。その結果、乾燥による小じわを目立たせてしまいます。
また、マスクには肌にしっかりフィットするようワイヤーが入っているタイプも増えています。このワイヤーで皮膚を圧迫しすぎてしまうと、この圧迫が皮膚を押し上げ、目の下のシワが深くなったり、通常よりシワを目立たせてしまいます。
マスクは圧迫しすぎないよう正しくつけて、今まで以上に目元の保湿ケアを心がけるようにしましょう。
目の下のしわを改善する方法

ここでは、目の下のしわを改善する対策方法をご紹介します。
日ごろのスキンケアは力を入れすぎないよう丁寧にする
目の下のしわを改善するには、スキンケアに力を入れすぎないよう丁寧に行いましょう。前述したように、目の下のしわは乾燥が原因なので徹底した保湿ケアは欠かせません。
化粧水や乳液に加えて、アイクリームなどの目元専用のケアアイテムを使うと効果が期待できます。しわにアプローチできる成分が含まれているか、使用感はどうかなどを事前に確認しておくと安心です。お肌の乾燥がひどいときは、シートパックや血流改善マッサージなども行うことをおすすめします。
なお、洗顔後や入浴後は、お肌の水分が失われやすいため、できるだけ早くスキンケアを開始し保湿をしましょう。
マッサージをする
目の下のマッサージやツボ押しは、スキンケア時に取り入れるとより高い効果を得られます。摩擦によってお肌を傷つけないためにも、マッサージ用のオイルなどを使ってマッサージを行いましょう。
薬指の腹を使い、目尻→目の下→目頭→まぶたの上の順番に、1箇所につき約3秒ずつ押していきます。このとき、爪を立てず、眼球を圧迫しないように注意してください。
また、「四白(しはく)」というツボは疲れ眼やくまのケアに効果的です。下まぶたの骨のへりから指1本分ほど下、骨のきわのくぼみが四白にあたる部分。こちらもやさしくマッサージしましょう。
眉頭と眉尻のマッサージも、目の下のしわにアプローチできます。
眉頭の下にあるくぼみから眉尻に向かって、眉毛の部分をつまみましょう。まぶたを引き上げるようなイメージで、ちょっと痛いくらいの強さでマッサージを行ってください。
紫外線対策を徹底する
前述したように、目元のしわの予防には紫外線対策が必須です。外出する際は、日焼け止めを塗ったり、つばの広い帽子をかぶったり、UVカット機能のあるサングラスや日傘を活用したりしましょう。目元の皮膚は薄くて繊細なので、日焼け止めを選ぶ際は敏感肌用のものを使うと安心です。
また、紫外線は窓ガラスを透過して室内にも届くため、家にいるときも紫外線対策を行うことが大切です。遮光カーテンに変えたり、窓ガラスに紫外線防止フィルムを貼ったり、窓ガラスをUVカットのものに変えたりと、できるだけ紫外線が室内に入らないよう工夫しましょう。
目元ケアで絶対にしてはいけないNG行動
目元の皮膚は薄いためケアの仕方によっては逆効果になることもあります。ここでは、目元ケアのNG行動についてご紹介します。
アイメイクをゴシゴシこすり洗いする
落ちにくいアイメイクを落とすときにゴシゴシこすり洗いをしていませんか?
こすりすぎると目元の乾燥がひどくなるだけでなく、色素沈着を起こします。色素沈着が起こると目の下のクマが目立つようになることもあります。
目元ケアを人差し指で行う
目元ケアは力が入りにくい薬指で行うことが鉄則です。
力が入りやすい人差し指で行うと、無意識に力が入ってしまいます。そのため、人差し指で目元ケアを行うのは避けましょう。
目元のケアを怠る
目は日々酷使しています。一日の終わりに必ずケアしてあげることが大切です。習慣化することで目元を若々しく保つことができますよ。
目の下のしわに効くスペシャルマッサージ
目元にできた頑固なしわは、軽めのマッサージでは改善しづらいものです。
ここでは、しわに効くスペシャルマッサージをご紹介します。
目元の筋肉にハリをもたらす「眼輪筋マッサージ」
目尻にできる深いしわは乾燥のほか、眼輪筋(がんりんきん)の硬化が関係しています。
目の周りをぐるっと囲んでいる眼輪筋は、スマートフォンやパソコンを長時間使うと硬く縮んでしまいます。まぶたの皮膚がたるみ、しわになってしまうため、眼輪筋をほぐすマッサージを行いましょう。
- 握りこぶしを作り、人さし指をカギ形にする
- 第一関節と第二関節の間の平らな面を使い、目尻のしわ部分にあてる
- 眼輪筋に対して垂直に圧をかけ、まぶたを10回開け閉めする
- 上記の流れを左右行う
上記のマッサージのポイントは、「眼輪筋に垂直に圧をかける」「まぶたを開閉しながら圧をかける」という点です。垂直に圧をかけながらまぶたを開閉すると、眼輪筋の動きを意識でき、より深くアプローチできます。
目元は皮膚が薄く繊細なので、強いマッサージはかえってしわを増やすことになりかねません。力を入れすぎないように注意しましょう。
下がった目尻を上げる「頭皮マッサージ」
皮膚がたるむと目元のしわが深くなりますが、この皮膚のたるみは目の周りだけでなく頭部の筋肉、なかでも側頭筋のコリが関係しています。
疲労や生活習慣の乱れ、ストレスなどによって筋膜(筋肉を包む薄い膜)が硬く縮むと、眼輪筋への影響から目尻が下がり、実年齢よりも上に見られてしまうこともあるのです。
頭皮マッサージを行い、側頭筋・眼輪筋へアプローチしましょう。
- 正面を向き、頭全体を持ち上げるように両手で挟む
- 親指を側頭部の骨のくぼみ(こめかみあたり)にぐっと押しあて、後頭部の方向に引っ張り上げる
- 親指を引き上げたまま「あむあむ」と口を大きく10回ほど開閉する
- 親指の位置を変えて(最初の位置から後頭部に向かって1~2cmほどズラす)、1~3を行う
側頭筋をほぐすことで、下がった目尻は自然と引き上がります。口を動かすとさらに圧がかかり、筋肉を効率良くほぐすことが可能ですので、側頭筋がピクピクと動くのを確認しながらマッサージを行いましょう。
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日々のしわケアで自信がもてる目元へ。コラーゲンの力でお肌をしっかり整えましょう。
目の下のしわの予防・改善には、日々のケアの積み重ねが重要です。
乾燥によるしわの悪化を防ぐためにも、徹底した保湿ケアを欠かさないようにしましょう。
ケアに遅すぎることはありません。
重要なことは、どれだけ継続できるかです。
年齢に見合った美しさを保つためにも、日々のケアを念入りに行い、目元のしわへアプローチを続けてみてください。
お肌に欠かせないのが、うるおいやハリのもと、コラーゲンです。
年齢を重ねたお肌は、みずからきれいになろうとする力、自己回復力が衰えています。
すると、細胞が元気をなくしてしまったお肌に乾燥や紫外線が追いうちをかけて、コラーゲンの量や質が落ちてしまいます。
特に皮膚の薄い目元にお悩みがあらわれがちに。
お悩みを深めないためには、お肌がコラーゲンを毎日つくりだし、うるおいとハリで満たされることが大切なのです。
コラーゲン※力を届けるためうるおわせる。ドモホルンリンクルの「保湿液」
「保湿液」にもコラーゲン?とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
コラーゲンは、お肌のハリはもちろん、水分を抱え込む保湿力も抜群なんです。
その中でも、お肌に長くとどまる鱧コラーゲンを配合。
お肌がうるおいで満ちていると、コラーゲン※力が届きます。
※配合目的:保湿・肌にハリを与える
コラーゲン※力が勢いづける。ドモホルンリンクルの「美活肌エキス」
「美活肌エキス」にもコラーゲン※力に欠かせない働きがあります。
お肌の角層深くに働きかけてハリを与えるオウバクエキスを配合。
お肌をいきいきさせて、巡りを後押ししてくれます。
※配合目的:保湿・肌にハリを与える
コラーゲン※力がハリを引き出す。ドモホルンリンクルの「クリーム20」
「クリーム20」は、お肌のハリをとことん引き出すために磨き続けてきた1本です。しぼみがちなお肌をすこやかにはぐくみ、弾ませ、力づけ、守るために。
たどり着いたのは、"百草の王"と呼ばれる高麗人参の最高峰。その力を余すところなく発揮し、再春館製薬所だけのコラーゲン※ケアを支えています。
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与えたコラーゲン※力を護る。ドモホルンリンクルの「保護乳液」
せっかく与えたコラーゲン※力も、外からのダメージや刺激を受けてしまっては台無しに。
「保護乳液」の"護る力"は、お肌が持つ三層のバリアを強化して、うるおいやハリを保ちます。
※配合目的:保湿・肌にハリを与える
ドモホルンリンクルは季節や肌質を問わずに、お使いいただけます。
お肌に現れる様々な悩みの根本的な原因をご存じですか?それは、お肌本来に備わる健やかになろうとする力が低下していること。根本的に改善するためには、お肌が本来持っている「自己回復力」を引き出すことが大切です。ドモホルンリンクルは、それぞれの悩みにではなく、「準備」から「基本」までのワンラインで段階的に働きかけていきます。もちろんお肌は、思わぬトラブルに見舞われることがあります。そんなときは、いつでも私たちにご相談ください。あなたのお肌にあった解決方法を一緒に考えさせていただきます。あなたの大切なお肌に、私たちはこれからも寄り添ってまいります。

