肌のザラザラを治す方法はあるの?原因やスキンケア方法を解説!

肌のザラザラを治す方法はあるの?原因やスキンケア方法を解説!

肌に触れてみると表面がザラザラしている……。ザラつきが気になるサメ肌のような状態では、メイクのノリが悪いだけでなく、皮膚の赤みや炎症などさらなるトラブルにもつながりかねません。原因は、紫外線や季節の変わり目、誤ったスキンケアなどさまざまな理由が挙げられます。本記事では、肌がザラつく原因とケアについて解説します。改善する方法を確認してなめらか肌を目指しましょう。

肌がザラザラした状態ってどんな状態?

肌がザラザラした状態とは、肌に触れるとザラザラ・ゴワゴワ・カサカサといった手触りを感じ、肌のキメも粗くなっている状態のことを言います。ザラザラした肌は、角栓が詰まっていて凸凹を感じることがあったり、乾燥で粉を吹いた状態になっていたり、炎症をおこして赤みやかゆみを伴ったりすることもあります。

スキンケアをちゃんとしていても、肌がザラザラしているなと感じることもあるでしょう。肌のザラザラは、表面的なものだけでなく肌内部の乾燥にもつながっていることも。ザラザラした状態のままにしておくと、見た目の印象が気になるだけでなく、皮膚炎などさらなる肌のトラブルにつながってしまう可能性も否定できません。

肌がザラザラする原因は?

肌ザラザラを鏡で確認する女性

いったい、肌のザラザラ感はどうしておこってしまうのでしょうか。おもな原因をまとめました。

肌のターンオーバーの乱れ

肌は、約28日周期で新しい細胞に生まれ変わりながら、古い細胞が垢としてはがれ落ちていく「ターンオーバー」を繰り返していきます。しかし、さまざまな要因でターンオーバーが乱れると、古い角質がうまくはがれ落ちず残ってしまいます。そして肌の下からは新たな角質がどんどん押し上げられ重なり合うことで、角質が厚くなり、肌のザラザラにつながってしまうのです。

角栓が毛穴に詰まっている

皮脂は、肌を乾燥から護るために重要な役割を果たしています。しかし肌のバリア機能の低下や肌のトラブルなどの影響で皮脂が過剰に分泌されたり、洗顔したものの余分な皮脂が残ったりすると、古い角質と混ざりあって角栓となり毛穴に詰まってしまい、肌がザラザラした状態になってしまうのです。

乾燥

肌が乾燥すると、肌の水分量だけでなく皮脂による油分も不足しがちになることから、角質がめくれあがりやすくなり、ザラザラ肌となります。肌の乾燥が続くと肌のバリア機能が低下して、かゆみ、赤み、粉吹きなどさらなる肌のトラブルがおこりやすくなり、さらに肌がカサカサ・ザラザラしてしまいます。

紫外線の影響

紫外線を浴びることで、シミ・ソバカスができるだけでなく、メラニンを過剰に生成させたり、炎症をおこしたり、ターンオーバーの乱れにつながったりするなど肌にさまざまな悪影響を与えてしまいます。また、肌のバリア機能を低下させ、肌の乾燥も引きおこすこともあるなど、肌がザラザラする原因を作ってしまうのです。

季節の変化

季節の変わり目は、気温や湿度の変化など環境が急激に変わるものの、変化に体や肌がついていけず、肌のトラブルにつながってしまうことがあります。

季節の変わり目にはどんなトラブルがおこりやすいのでしょうか。

季節 環境 おこりやすい
トラブル
  • 紫外線が徐々に強くなる。
  • 花粉の飛散。
  • 紫外線による肌のダメージ。
  • 花粉による肌トラブル。目のかゆみや鼻水の影響で目を擦ったり、はなをかんだり、マスクを着用したりすることで肌が刺激を受けやすくなる。
  • 紫外線がさらに強くなる。
  • 気温が上がり汗をかきやすくなる。
  • 紫外線による肌のダメージがより一層強くなる。
  • 汗による水分が蒸発で肌の内部が乾燥した状態になり、肌のターンオーバーも乱れがちになる。
  • まだまだ紫外線が強く、気温の高い日もある。
  • 夏と同様、汗をかいて肌の水分が奪われやすくなる。
  • 夏に受けた肌のダメージが出てくる。
  • 気温の低下。
  • 空気の乾燥。
  • 気温が下がり血流が悪くなることで、肌のターンオーバーが乱れがちになる。
  • 空気の乾燥に伴い、肌も乾燥しやすくなる。

マスクの着用

感染症対策以降、日常的にマスクを着用する方が依然として多く見られます。しかし、マスクの着用が肌の乾燥を招き、肌のザラつきにつながることもあるのです。

マスクの中は、湿度が高いため、うるおっていると思われがちですが、必要以上の湿度で肌がふやけてしまい、かえって刺激を受けやすい状態になっています。また、マスクを外したときにマスク内の水分が一気に蒸発し、肌にとって必要な水分まで奪うことがあるので、肌がかえって乾燥した状態になってしまうことがあるのです。

間違ったスキンケア

肌に良かれと思ってやっているスキンケアが、実は肌のザラつきを招くことがあります。

たとえば、以下のようなことです。

  • 必要以上に洗浄力の強い洗顔料を使って必要な油分まで奪ってしまう。
  • 洗顔時、ゴシゴシ擦って肌に必要以上の刺激を与えてしまう。
  • 洗顔時、しっかり汚れが落とせず、肌に残った角質が残ってザラついてしまう。
  • 角栓が気になるからと無理矢理はがすパックを使う。
  • 油とり紙で必要な皮脂まで取り除いてしまう。

こういった行為は、かえって肌のトラブルにつながってしまうことがあるので、注意が必要です。

体調が原因になることも

肌のザラつきは、肌トラブルだけではなく体調による影響であることもあります。たとえば、生理の1週間前には、黄体ホルモンが増えるため皮脂の分泌が活発になって、ニキビや吹き出物が出やすくなるなど肌のトラブルがおこりやすくなります。また、便秘になると、血流が悪くなることで肌のターンオーバーの低下につながってしまうのです。

肌のザラザラを治すためのスキンケア

肌のザラザラを治すためには、正しいスキンケアを毎日続けることが大切です。

基本となる

  • クレンジング・洗顔
  • 保湿
  • 紫外線対策

といった、これらのケアを今一度確認しておきましょう。

クレンジング・洗顔

クレンジングや洗顔は、肌を刺激しないよう、自分の肌に合った、肌にやさしいものを選びます。

クレンジング使用時は、量が少ないと肌に摩擦がおきてしまうため、推奨されている量を使用してください。肌にザラつきが気になるところは、ゆっくりとくるくると円を描くようにクレンジングをなじませるとよいでしょう。

洗顔は、よく泡立てた洗顔料で顔全体を包み込むようにそっとやさしく洗います。熱いお湯は必要な皮脂まで奪ってしまうため、すすぐお湯は35度前後のぬるま湯を使用してください。洗顔料を顔に残さないようしっかりと洗い流したら、タオルで顔を擦らず軽く押し当てて水分を拭き取りましょう。

保湿

洗顔後の肌は、水分が不足していますのですぐに保湿をして乾燥を防ぎましょう。化粧水や乳液で与えたうるおいが逃げないように、最後にはクリームでしっかりフタをしておくことが大切です。肌の気になる部分がある場合は、気になるポイントに合わせた美容液を取り入れるのも良いでしょう。

紫外線対策

紫外線は一年中降りそそいでいますので、どの季節でも紫外線対策が必要です。室内にいても窓から紫外線を浴びてしまいますので日焼け止めを塗りましょう。

ただ、日焼け止めは肌への負担も大きいため、使い方を間違えるとかえって肌のトラブルにつながってしまいます。常に強い日焼け止めを使うのではなく、季節や場所など用途に応じた日焼け止めを使うようにしましょう。バリア機能が低下しているときには、肌の保湿ケアなどをしっかりおこなったうえで使うようにしてください。

ザラザラ肌克服のために生活習慣を改善

肌ザラザラ克服のため必要なサラダ

肌のザラザラは、生活習慣が影響を与えていることもあります。知らず知らずのうちに肌に悪影響を及ぼしていないか自分の生活を見直してみましょう。

食生活

食事は、肌に必要な栄養素を取り入れるためにも重要です。栄養バランスが偏ってしまうと、肌のターンオーバーの乱れにつながってしまいます。タンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランス良く摂るよう心がけましょう。

また、肌のザラつきに影響を与える便秘を解消するために、食物繊維や発酵食品なども積極時に摂取しましょう。

栄養素 役割 含まれている食物
タンパク質 肌などの細胞を作る。 肉、魚、卵、豆類など。
ビタミンA 肌にうるおいを与える。 レバー、ウナギ、カボチャ、ニンジン、ホウレンソウ、卵など。
ビタミンE 血行を改善して肌のターンオーバーを促す。 アーモンド、ナッツ類、植物油、アボカド、イワシ、ホウレンソウなど。
亜鉛 肌のターンオーバーを促す酵素やタンパク質の合成に必要な栄養素 牡蠣、牛肉、レバー、チーズ、卵黄など。

睡眠時間の確保

睡眠を取ることで、肌のターンオーバーを促す成長ホルモンが分泌されます。しかし睡眠不足になると、成長ホルモンが十分に分泌されなくなってしまい、ターンオーバーが遅れザラザラ肌になりやすくなってしまうのです。また睡眠は時間の長さだけではなく、質の良さも重要です。

質の良い睡眠のためには、就寝3時間前に食事は済ませるとよいでしょう。またブルーライトからの刺激を避けるため、寝る30分くらい前からはパソコンやスマートフォンを見ないこともおすすめします。また、体を締め付けない寝具を使うなど、睡眠に向けての環境も整えるように心がけましょう。

ストレスの発散

ストレスが溜まることで、自律神経が乱れ血流が悪くなることからターンオーバーが乱れ、肌のザラつきを招いてしまうことがあります。日々の生活の中でストレスが溜まるのは仕方ありませんが、趣味を楽しんだり軽い運動をしたりしてうまくストレスを発散させましょう。

まとめ

肌が乾燥してザラザラするおもな原因は、ターンオーバーの乱れ、乾燥、毛穴詰まりが挙げられます。
肌のザラザラが気になる方は、これらを意識したスキンケアが重要です。

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