
「フェイスパックは毎日使っても大丈夫?」そんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。スキンケアに欠かせないアイテムの一つであるフェイスパックですが、実は種類によって適切な使用頻度が異なります。間違った使い方をすると、せっかくの美容効果が半減してしまうこともあるため注意が必要です。
この記事では、フェイスパックの適切な使用頻度や種類ごとの特徴、肌に優しい使い方のポイントを詳しく解説します。フェイスパックの正しい使い方を知り、より効果的なスキンケアを目指しましょう。
フェイスパックは毎日使うのは良くない?

フェイスパックを毎日使うのは良いのか、気になる方も多いのではないでしょうか。結論として、フェイスパックの使用頻度は種類によって異なります。ここでは、毎日使ってOKなフェイスパックと、週1〜2回に留めた方が良いフェイスパックの違いを解説します。
毎日使ってもOKなパック
毎日使用しても肌に負担がかかりにくいのは、以下の2種類です。
- シートパック
- スリーピングマスク
シートパック
シートパックは不織布に化粧水や美容液が染み込んでおり、肌に密着させて使うパックです。保湿をメインとしたケアのため、基本的に毎日使用してもOK。特に乾燥が気になる方や、手軽にスキンケアを強化したい方におすすめです。
スリーピングマスク
スリーピングマスクは夜のスキンケアの仕上げにぬり、洗い流さずそのまま眠るタイプのフェイスパックです。寝ている間にじっくりと肌の保湿や修復をサポートし、翌朝の肌がしっとりとした感触になります。
スリーピングマスクの使用頻度は製品によって異なり、毎日使えるものもあれば週2〜3回の使用が推奨されているものもあります。ベタつきにくく、普段のスキンケアに手軽にプラスできるため、忙しい方のスペシャルケアにも最適です。
週1〜2回に留めたいパック
一方で、肌への負担が大きいため、頻繁な使用を避けた方が良いフェイスパックもあります。
- 洗い流すパック
- ピールオフパック
洗い流すパック
洗い流すタイプのパックは、古い角質や毛穴汚れをオフし、肌を滑らかに整えるために使うものです。クリーム状やクレイ(泥)状のパックを肌にぬり、一定時間後に洗い流します。使いすぎると必要な皮脂まで奪われてしまい、肌の乾燥や敏感肌の原因になることもあるため、週1〜2回程度の使用が理想的です。
ピールオフパック
ピールオフパックは、ジェルやクリームを塗布し、乾燥させた後にはがすことで毛穴の汚れや古い角質を除去するパックです。使用後の肌のツルツル感が魅力ですが、はがす際に肌に負担がかかるため、使いすぎるとトラブルの原因になります。特に、敏感肌や乾燥肌の方は刺激を受けやすいため、多くても週1〜2回程度に控えましょう。
フェイスパックの役割

フェイスパックを使うことで得られるおもな効果を3つご紹介します。
保湿・美白ケア
フェイスパックの中でも保湿成分が豊富なものを選ぶことで、効率的に水分を補給できます。特にシートパックは肌に密着するため、美容成分を角層深部まで浸透させながら、蒸発を防ぐ役割もあります。
さらに、美白ケアをしたい場合は、以下の成分が含まれたフェイスパックを選ぶと効果的です。
毎日のスキンケアにプラスすることで、乾燥対策と美白ケアを同時に叶えられます。
肌悩み対策
フェイスパックには、肌の悩みに応じた美容成分が含まれています。成分をチェックして、自分の肌に合ったものを選びましょう。
- 肌アレ対策:CICA(シカ)、ツボクサエキス
- ハリ・弾力ケア:コラーゲン、レチノール
- 保湿ケア:ヒアルロン酸、セラミド
肌の状態に合わせてフェイスパックを選ぶことで、スキンケアの効果を最大限に引き出せます。
肌ダメージを癒す
フェイスパックは、紫外線や乾燥による日中のダメージを癒す効果も期待できます。特にスリーピングマスクは、夜のスキンケアの最後にぬると、寝ている間に肌をじっくりと回復させることが可能です。そのため、日中の乾燥や紫外線によるダメージが気になる方や、寝ている間に手軽にスキンケアをしたい方にとっておすすめです。
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フェイスパックの基本的な使用方法

フェイスパックを効果的に使うためには、正しい手順を守ることが大切です。次の流れに沿ってフェイスパックを使用しましょう。
- クレンジングや洗顔でメイク・汚れを落とす
- 化粧水で肌を整える
- フェイスパックを肌につける
- 商品に記載されている使用時間が経過したらはがす
- 必要に応じて肌に美容液などをつける
- 乳液やクリームで肌に蓋をする
なお、フェイスパックには種類ごとに最適な使い方があるため、必ず商品の説明を確認してから使用することをおすすめします。
フェイスパックを使う上での注意点

フェイスパックは正しく使うことでスキンケアの効果を最大限に引き出せますが、誤った使い方をすると逆効果になることもあります。ここでは、フェイスパックを使う際に気をつけたいポイントを詳しく解説します。
長時間貼りっぱなしにしない
フェイスパックを規定の時間以上つけ続けると、美容成分が浸透するどころか、シートが乾燥し始め、肌の水分を逆に奪ってしまうことがあります。特にシートパックは、一定時間が経つと肌表面の水分を吸い取る状態になり、かえって乾燥を招くおそれがあるため注意が必要です。より効果的に使用するためにも、パッケージに記載された推奨時間を守り、適切なタイミングでパックを外すようにしましょう。
入浴中のシートパックは控える
入浴中のシートパックは控えましょう。浴室内は湿気が多く、汗や皮脂が分泌されやすいため、パックの美容成分が薄まってしまう可能性があります。また、肌に余分な水分がついている状態では美容成分の浸透が妨げられることもあるため、フェイスパックは洗顔後の清潔な肌に使用しましょう。
肌への刺激につながることがある
フェイスパックの中には、アルコールや香料、防腐剤などが含まれているものがあり、敏感肌の方にとっては刺激となることがあります。肌に合わない成分が含まれていると、赤みやかゆみ、かぶれなどのトラブルを引きおこす可能性があるため、購入前に成分表をしっかり確認しましょう。
また、新しいフェイスパックを使う際は、腕の内側などでパッチテストをおこない、肌に異常がないか確認してから使用するのがおすすめです。
冷蔵庫での保管は避ける
フェイスパックを冷蔵庫で保管することは避けましょう。製品によっては温度変化が原因で成分が分離したり、効果が低下したりすることがあります。パックの保管場所は、直射日光を避けた常温の場所が基本です。保存方法については、必ずパッケージの指示を確認し、適切な環境で管理するようにしましょう。
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フェイスパックは適切な頻度で使おう
フェイスパックは、種類によって適切な使用頻度が異なります。保湿を目的としたシートパックやスリーピングマスクは毎日使用できるものが多い一方で、洗い流すパックやピールオフパックは週1〜2回の使用に留めるのがおすすめです。自分の肌タイプや目的に合ったフェイスパックを選び、正しい使い方を心がけることで、より効果的なスキンケアが叶います。日々のスキンケアにフェイスパックを上手に取り入れ、すこやかで美しい肌を目指しましょう。
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