
冬におでこがテカる原因は、空気の乾燥、寒さ、日照時間の短さなどが影響して生じる皮脂の過剰分泌にあります。
本記事では、冬のおでこがテカる原因や予防法にとどまらず、おでこがヌルヌルする、化粧が崩れる、ファンデーションが浮くといったトラブルの対策と対処法を詳しく解説します。
冬におでこがテカる方、ヌルヌル・ベタベタなおでこに悩まされている方は参考にしてください。
冬のおでこがヌルヌルとテカる原因

おでこがテカるといえば夏を思い浮かべる方も多いはずです。しかし、皮脂の過剰分泌は冬もおこりやすいです。
おでこが冬に、皮脂でヌルヌルしやすくなる要因はおもに次の3つです。
- 空気の乾燥による肌の水分量低下
- マスク・吸汗発熱インナーによる温熱ストレス
- ホルモンバランスの乱れ
それぞれの要因について詳しく解説します。
空気の乾燥による肌の水分量低下
おでこが冬にテカる要因の一つとしては空気の乾燥が挙げられます。
気温が下がる冬には、空気中の水蒸気が水滴や氷に変わり、空気中の水分量が低下して空気が乾燥します。
エアコンで空気を温めた環境でも相対的に湿度が下がります。温風が肌に直接当たる場合もあり、肌の水分が奪われて乾燥します。
肌内部の水分が不足し、その肌を守ろうと表面の皮脂が過剰分泌されると、インナードライの状態になります。インナードライ肌の特徴は次のとおりです。
- 額と鼻はテカり、頬や口元はカサつく
- 洗顔後に肌が突っ張る
- ベースメイクがのらない
- 肌がごわつく
上記に当てはまる症状があれば、インナードライ肌の可能性があります。インナードライ肌の方が脂性肌と間違えてケアをすると、症状がさらに悪化する恐れもあるため注意が必要です。
マスク・吸汗発熱インナーによる温熱ストレス
顔の皮脂が冬に過剰分泌され、おでこがひどくテカる背景には、マスクや吸汗発熱インナー着用による温熱ストレスもあります。
マスクを長時間着用すると顔の表面が高温多湿になり、皮脂や汗の分泌量が増加します。
吸汗発熱インナーも同様で、着用によって体温が上がり、皮膚温度が上がると、皮脂の分泌量が増加するといわれています。
マスクや吸汗発熱インナーを毎日着用している方は、皮膚温度が冬でも高い状態になりがちなので、皮脂や汗が過剰分泌される場合があります。
ホルモンバランスの乱れ
おでこが冬にテカる方は、ホルモンバランスの乱れにより、皮脂の分泌を促す男性ホルモンが増加している可能性もあります。
男性ホルモンのテストステロンは通常、女性でも適正量が分泌されていますが、ホルモンバランスが乱れると過剰になる場合があります。
ホルモンバランスが乱れる理由はさまざまですが代表的な要因は次のとおりです。
- ストレス
- 無理なダイエット
- 不規則な生活
プラスして女性は、40代ごろから卵巣機能が低下し始め、ホルモンバランスが閉経前後には乱れやすくなるため注意が必要です。
その他、日照時間が短い冬は、気分の落ち込み、イライラなどのストレスでもホルモンバランスが乱れがちになります。精神の安定と深く関わるセロトニンの分泌も冬は低下しやすいといわれています。
女性ホルモンの乱れ、整え方について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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冬にテカるおでこ対策とセルフケア

おでこのテカリを改善するためには肌の水分と皮脂のバランスが重要です。
ここでは、冬のおでこのテカリに悩む方におすすめの対策とセルフケアをまとめました。
皮脂を落としすぎない洗顔を心がける
肌の水分量と皮脂量のバランスを整えるためには「皮脂を落としすぎない洗顔」を心がけてください。皮脂を落としすぎない洗顔の手順は次のとおりです。
<洗顔の手順>
- 洗顔料を泡立てる
- Tゾーンに泡をのせて肌をこすらないように洗う
- フェイスラインに泡のせて肌をこすらないように洗う
- 頬や目元、口元に残りの泡をのせて肌をこすらないように洗う
- ぬるま湯で優しく洗顔料を洗い流す
- 清潔なタオルで押えるように水分をふき取る
寒い冬になると熱めのお湯で洗いがちですが、皮脂を落としすぎる要因となるため注意が必要です。皮脂を落としすぎると肌の乾燥が進み、かえって皮脂が過剰に分泌される要因となります。
とはいえ、冷たい水では汚れを奇麗に落とせない場合があります。お湯の温度は35度前後を目安にしましょう。
また、ヒアルロン酸、セラミドなどの保湿成分が配合されている洗顔料を選べば、必要な水分を肌に補給しながら洗えます。洗顔料選びの参考にしてください。
クレンジングついて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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入浴や洗顔後の保湿を徹底する
顔の水分と脂分のバランスを整えるためには正しい保湿も欠かせません。
洗顔後や入浴後は肌の水分が特に蒸発しやすいため、乾燥を感じる前に素早く保湿する必要があります。
化粧水を十分に与えた後は、水分を閉じ込めるために、油分を多く含む乳液や保湿クリームでフタをしましょう。
肌のベタつきが気になるからと化粧水だけでケアすると、化粧水とともに肌内部の水分も蒸発し肌が乾燥します。
肌が乾燥すれば、皮脂が過剰に分泌され、テカリがさらに悪化する恐れもあります。乳液や保湿クリームの使用を控えないでください。
化粧水、乳液などの基礎化粧品選びでは、保湿成分が含まれている製品を選択します。
成分表示については、配合量が多い順番に表記されているため、セラミドなどの保湿成分が表示の前にある製品を選ぶと効果的です。
ビタミンB群・ビタミンCを摂取する
過剰に分泌される皮脂をコントロールするためには内側からのケアも重要です。
特に、皮脂分泌を調整するビタミンB群、抗酸化作用のあるビタミンCの積極的な摂取を継続すれば、皮脂の過剰分泌の改善が見込めます。
冬のおでこがテカる方が積極的に摂取したい食材を次の表にまとめました。
ビタミンの種類 | 期待できる効果 | 食材 |
---|---|---|
ビタミンB1 | 皮脂分泌のコントロール 糖質代謝サポート |
豚肉、ウナギ、玄米など |
ビタミンB2 | 皮脂分泌の抑制 脂質代謝サポート |
レバー、納豆、卵など |
ビタミンB6 | 肌の新陳代謝サポート | マグロ、バナナなど |
ビタミンC | 抗酸化作用 抗ストレス作用 |
イチゴ、ブロッコリーなど |
同じ食材ばかりを食べるのではなく、さまざまな食材をバランス良く食べる習慣も意識しましょう。
バランスの良い食事についても詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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脂質の過剰摂取を避ける
皮脂の分泌を促す栄養素については、過剰に摂取しないようにしましょう。
たとえば、脂質の取りすぎは、皮脂の分泌を増やす可能性が指摘されています。
普段の食生活で、脂質が多く含まれがちな食品を口にしすぎていないかチェックしましょう。
<脂質が多く含まれがちな食品例>
- スナック菓子
- アイスクリーム、ケーキなどの甘いお菓子
- 揚げ物
- ピザ、ハンバーガーなどのファストフード
- 生クリームなどの乳製品
生活習慣を整える
睡眠不足、ストレスなども、健康的な肌づくりの大敵です。
毎日6〜8時間の規則的な睡眠時間の確保を心がけ、睡眠の質についても意識してください。
たとえば、スマートフォンやパソコンを寝る直前に使用すると睡眠の質が下がるといわれています。睡眠の質を低下させないためにも、就寝30分〜1時間前にはスマートフォンやパソコンの使用をやめましょう。
健康的な肌づくりのためには、ストレスについても適度に解消する必要があります。ウォーキング、ヨガなどの手軽にできる運動、半身浴のように毎日できる発散法を組み合わせ、小まめにストレスを解消しましょう。
深呼吸、瞑想(めいそう)などで心を落ち着かせる方法も効果的です。仕事の合間におこないリフレッシュしましょう。
理想的な生活リズムについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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悩み別|冬にテカるおでこをカバーする化粧とメイク道具

冬におでこがテカる方は、皮脂の過剰分泌によるさまざまな悩みが外出先でも生じるはずです。
ここでは、悩みに合わせた化粧の仕方とメイク用のアイテムを紹介します。
ファンデーションが浮くときの対策
ファンデーションが浮くときは朝のベースメイクで対策しましょう。対策ポイントは次のとおりです。
- ベースメイク前に肌をお手入れして整える
- 皮脂吸着効果のある下地を使用する
ファンデーションが浮くときは、ベースメイクの前に肌をお手入れして整えてください。化粧水や乳液を肌に十分になじませ、水分と脂分のバランスを整えてからベースメイクを始めましょう。
また、皮脂吸着効果のある下地を使用すれば、余分な皮脂の浮き上がりを防げるため、ファンデーションの浮きも抑えられます。
ファンデーションの使い方について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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おでこの脂で前髪がベタつくときの対策
おでこの脂で前髪がベタつくときの対策は次のとおりです。
- パウダーをおでこにはたく
- 専用スプレーを前髪にふる
皮脂吸着パウダー配合のフェイスパウダーやベビーパウダーでおでこの皮脂を抑えれば、前髪に皮脂が付きにくくなります。丁寧に薄くはたくと粉浮きせずに奇麗に仕上がります。
また、ベタついた前髪には、吸油パウダーや吸湿パウダー配合のヘアスプレーをふりましょう。皮脂でべたべたになった髪をサラサラに戻せます。
前髪スプレーの他、前髪を挟むシートや前髪専用のパウダーもあります。使いやすい製品を選ぶと良いでしょう。
おでこのテカリが気になる方は、こちらの記事もご覧ください。
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化粧崩れをおこしたときの対策
おでこの皮脂が原因で化粧が崩れたときは次の手順でメイクを直します。
<メイク直しの手順>
- ティッシュで軽く押さえて皮脂をふき取る
- 化粧水で水分を肌に与える
- フェイスパウダーで整える
あぶらとり紙に比べてティッシュは皮脂を取りすぎない利点があります。冬のおでこがテカるときのメイク直しにおすすめです。
余分な皮脂を取り除いたら化粧水で肌を整えます。携帯用のミスト化粧水が便利です。ミストを吹き付けたら手でプレスしてなじませましょう。
フェイスパウダーで最後に整えればサラサラに仕上がります。
化粧直しについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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まとめ|適切なセルフケアで冬にテカるおでこ対策を
空気の乾燥や寒さの影響で冬は、皮脂が過剰分泌され、おでこがテカってしまいがちです。
おでこのテカリは、適切な肌のお手入れや生活習慣の見直しを通じて改善する見込みが十分にあります。
本記事で解説した肌のお手入れや対策を参考に正しいケアを実践し、不快なベタつきから解放されましょう。
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