身体の内側から生まれ変わる。 インナーケアで大切な3つのポイント
身体の内側から生まれ変わる。 インナーケアで大切な3つのポイント

季節の変わり目は、心も身体もゆらぎがち。「お肌が落ち着かなくなった」「なんとなく眠れなくて調子が出ない」という方もいるかもしれませんが、そんなときこそ「インナーケア」に注目してみましょう。身体に備わった修復力を引き出すことで、心と身体を安定させることができるはずです。
そこで今回は、インナーケアの概要、スキンケアとの違い、インナーケアにおける3つのポイントなどについてご紹介します。
インナーケアとは
インナーケアとは「栄養バランスの良い食事」「適度な運動」「十分な睡眠」により生活全般の質を高め、身体の内側から健やかさや美しさを目指す美容法です。
お肌は健康のバロメーター。どんなにスキンケアを頑張ってもお肌の調子が一向に改善しないなら、身体の内側に問題があるかもしれません。
たとえば、身体に必要な栄養素が足りていない、休息が足りずに疲れが溜まっている、運動不足で汗をかいていないなど、これらは体調を崩す原因になります。
あたりまえすぎて気づけないという方も少なくないので、全身のコンディションを整えるためにも今一度、生活習慣などを見直してみることをおすすめします。
インナーケアとスキンケアの違いとは
インナーケアとスキンケアの違いは「お肌へのアプローチ方法」です。
お肌は表皮・真皮・皮下組織の3層から構成されており、スキンケアは身体の外側から表皮層へとアプローチする美容法です。乾燥したお肌に潤いを与えたり、目元や口元のしわを和らげたり、くすみを解消したりと、見た目の美肌づくりが得意といえます。
一方、インナーケアはお肌のはりや弾力を支える真皮層にアプローチする美容法です。たとえば、食事によってお肌が求める栄養素を摂取し、真皮層を構成するコラーゲンやエラスチンの生成を後押します。スキンケアとは異なり、身体の内側からの美肌づくりが得意なのがインナーケアなのです。
インナーケアで重要な3つのポイント

花粉、気温の寒暖差、紫外線量など季節によって環境は大きく変化します。また、季節が変わるタイミングで新しい生活を始める方もいるでしょうが、これらは少しずつ身体と心のバランスを崩してしまいます。健やかな身体づくりと肌本来の輝きを失わないためにも、インナーケアの3つのポイントを押さえましょう。
- バランスの
良い食事を
心がける - 適度な運動を
心がける - 質の良い睡眠を
心がける
\ ポイント1 /バランスの良い食事を心がける
インナーケアでは、バランスの良い食事を心がけることが大切です。
食事は身体を動かす燃料ですが、何を食べても良いわけではありません。ジャンクフードばかり食べていると身体に必要な栄養素は摂取できませんし、外食もよほど気を使わなくてはバランスの良い食事にはなりづらいものです。
好んで食べているはずなのに「味が濃い」「塩分が多い」などと思ったことがある方もいるでしょう。疲れやストレスによって身体が求める栄養素は変わりますし、おいしいものを食べても糖質や炭水化物、脂肪分が多いと健康に支障をきたすおそれがあります。
美を追い求めるなら、なおさら食事は重要です。外食が多くなると、栄養が偏りがちになってしまうため、バランスの良い食事を心掛けながら身体が欲する栄養素を摂取することが大切です。
家事や育児、仕事などで忙しいという方は、サプリメントや漢方の力を借りるのも良いかもしれません。無理をしてストレスをためてしまうと本末転倒なので、食事とサプリメントをバランス良く組み合わせて身体のなかから健康を目指しましょう。
抗酸化食材
抗酸化作用のあるビタミンエース(A・C・E)やビタミンB群を多く含む食材を食べましょう。ビタミンエースには、肌に対する光老化予防や軽減が期待できます。
栄養素 | 多く含む食材 |
---|---|
ビタミンA (βカロテン) |
ニンジン、カボチャ、トマト、ホウレンソウなどの緑黄色野菜 |
ビタミンC | 柑橘系のフルーツ、イモ類 |
ビタミンE | ゴマやアーモンドなどの豆類 |
ビタミンCとEは、一緒に摂取すると効果的なため、両方含まれるキウイフルーツは、手軽に摂れておすすめです。
酵素
新鮮な食材や発酵食品に含まれる酵素は、消化活動を助けてくれます。毎食1つは取り入れるようにしましょう。
食物繊維
腸内環境を整えるためにも、善玉菌のエサになる食物繊維を摂りましょう。
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\ ポイント2 /適度な運動を心がける
パソコン作業などで長時間同じ姿勢でいると、血の巡りが悪くなり健康リスクが高まります。たとえば、女性に多くみられる冷えや便秘といった悩みも、運動不足に陥りがちな現代人ならではと言えるでしょう。
ストレッチ
まずは、ストレッチや軽めの体操から始めてみましょう。股関節ストレッチでは、下半身に新鮮な血液を巡らせることができます。家事の合間やお風呂上りにほんの数分で行えます。少しずつでよいので、運動を習慣化することを目指しましょう。
有酸素運動
ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動は、血糖値を下げる働きや、肌老化を引きおこす原因となる糖質や脂肪の消費を促します。
姿勢を意識して運動すればインナーマッスルが鍛えられるため、基礎代謝が活発な身体づくりに繋がります。
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\ ポイント3 /質の良い睡眠を心がける
質の良い睡眠は心と身体に安らぎをもたらします。毎日7時間ほどの睡眠をとるのが理想とされていますが、現代人の多くは慢性的な睡眠不足に陥りがちです。寝る直前まで明るい部屋にいたり、寝る前にスマートフォンを見たりする方もいますが、これらは寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりする原因になります。
お肌は寝ている間に細胞を修復したり、新陳代謝を促進する成長ホルモンを分泌したりしますが、睡眠が浅いとお肌は休息することができません。また、身体だけでなく脳を休息させなくては翌日に疲れが残るため、目覚めも悪くなってしまうでしょう。
身体のコンディションを整え、健康的なお肌を保つためにも、ホルモン分泌が最大になる0~3時の時間帯にはぐっすりと眠っているように心がけましょう。
どうしても寝つきが悪いという方は、入浴によって深部体温(脳や内臓の温度)をちょっとだけ上げてみてください。人は深部体温が下がるときに眠くなるので、就寝1~2時間前に入浴を済ませれば穏やかな入眠を促せます。熱すぎるお湯は逆に眠りを妨げるため、38~40度程度のお湯に20分ほどつかりましょう。
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正しい生体リズムを心がけよう

インナーケアでは食事・運動・睡眠が大切だとお伝えしましたが、その根底にある生体リズムを整えることも忘れてはいけません。
人には古くから培われた体内時計が備わっています。太陽とともに起床し、昼間は能動的に動き、夜は日の入りとともに休む。そんな自然のリズムに寄り添い生きてきた名残は、今なお私たちに受け継がれています。
体内時計が狂うと、生体リズムは大きく乱れます。たとえば、朝に起床できなかったり、昼間にぼんやりしたり、食欲がなくなったり、寝つきが悪かったりする状態は、体内時計の時刻が合っていないことでおこります。
体内時計を正常な時間に合わせるには「光」が関係しています。朝に太陽の光を浴び、寝るときは暗くするというリズムが体内時計の正常化には欠かせません。しかし、夜は電気のついた明るい部屋で夜更かしし、朝は寝坊して太陽の光を浴びる時間が遅くなると体内時計の時刻は狂ったままになり、生体リズムが大きく乱れてしまいます。
身体のオンオフの切り替えをスムーズに行うためにも、正しい生体リズムを心がけることが大切です。
美肌のためにインナーケアを取り入れよう
食事・運動・睡眠はあたりまえに大切なものですが、日々が忙しいとどうしても後回しにしてしまいがち。しかし、年齢に見合った美しいお肌を目指すならスキンケアだけでは力不足です。身体の内側からアプローチするインナーケアを取り入れることで、より効率良く心と身体のケアを行えます。
「肌トラブルが一向に改善しない」「どことなく感じる身体の不調をどうにかしたい」という方は、ぜひインナーケアを試してみてくださいね。
生体リズムに着目したドモホルンリンクルの年齢美習慣
生体リズムの乱れは様々な不調の原因に…。それには、朝と夜のスイッチのON・OFFで、「メリハリ」をつけることが大事です。朝は体温を上げて、活動モードへのスイッチをONにし、夜は休息モードにスイッチOFFして、ぐっすり心地よい眠りへつく。この2つから生まれるリズムこそ、年齢を超えて健やかに美しく生きるための新習慣。生体リズムに着目したドモホルンリンクルの年齢美習慣で、いきいき美しく幸せな毎日へ。
「飲むドモホルンリンクル」は眠りの質(眠りの深さ)の低下やお肌の渇きが気になる方のための、夜の生体リズムに着目した機能性表示食品。水分を逃さないことで、生成されるコラーゲンの質も守ります。

