
乾燥対策をしているのに「何を塗っても顔が乾燥する」と困る方も多いようです。特に、空気が乾燥する秋冬は、どことなく肌の調子も下降しがち。そこで、乾燥の原因を知り、日々の習慣やスキンケアを見直して、肌本来の輝きを取り戻しましょう。
乾燥肌とは

乾燥肌とは「肌の水分と皮脂が不足してうるおいがなくなっている状態」のことです。
本来、肌は「皮脂膜」に護られています。この皮脂膜は、皮脂と水分からつくられる天然の保湿クリームのようなもので、外的刺激から肌を護るバリアの役目を担っています。
しかし、何かしらの要因によって皮脂膜や肌内部のうるおい成分(セラミドなど)の産生が滞ってしまうと、肌の水分を維持できなくなり、乾燥肌になってしまうのです。
乾燥肌の方のよくある悩み
乾燥肌と一概に言っても、人によって症状や悩みはさまざまです。乾燥肌の方が抱えている悩みの例をまとめました。
- 寝る前にしっかり保湿しても、朝、肌がカサカサしている
- 妊娠中に肌の乾燥が顕著になり、目の周りを中心にシワが目立つようになった
- 化粧品で炎症をおこすことがある
- 妊娠、出産を機に肌質が変わり、乾燥とハリの低下を感じるようになった
- 乾燥や毛穴の開き、シミなど肌トラブルが増えた
- 年齢を感じやすい肌になった
- マスクをつけ始めてから乾燥がひどくなった
- 夜勤など不規則な生活習慣により乾燥や肌荒れが目立つようになった
- 朝、しっかり保湿しているのに、昼前には肌がカサカサして乾燥する
- さらに、夕方になると乾燥がひどくなり粉を吹くことがある
- 入浴後、何を塗っても寝る前には顔が乾燥している
- しっかり保湿しているはずなのに顔がヒリヒリする
肌が乾燥しないようしっかり保湿をおこなっているにもかかわらず、何を塗っても顔の乾燥状態が改善されないケースも多くみられます。
乾燥肌の原因を知り、それに合った対策やスキンケアをおこなうことで、乾燥から肌を護りましょう。
何を塗っても顔が乾燥する原因
顔が乾燥するおもな要因は以下の5つです。
要因 | 詳細 |
---|---|
間違った洗顔・スキンケア | 洗いすぎや擦りすぎでバリア機能が低下します。優しく洗顔し、正しい手順で水分と油分をバランスよく補うことが大切です。 |
湿度不足 | 冷暖房や低湿度が乾燥を悪化させます。湿度が60%を下回らないよう環境を整え、こまめに保湿をおこないましょう。 |
紫外線による光老化 | 紫外線はコラーゲンを損傷し、乾燥を招きます。紫外線ダメージを防ぐために、日焼け止めや保湿ケアを徹底することが必要です。 |
加齢老化 | 年齢とともにセラミドやコラーゲンが減少し、乾燥しやすくなります。保湿成分を補い、ホルモンバランスの乱れにも注意しましょう。 |
生活習慣の乱れ | 食生活の乱れや睡眠不足が乾燥を引き起こします。バランスの良い食事や十分な睡眠を心がけ、肌に負担をかけない生活を目指しましょう。 |
顔の乾燥を改善する6つの対策をご紹介

顔の乾燥を防ぐために、正しい対策とスキンケアを知って実践しましょう。
これらの対策を、ぜひ日々の習慣に取り入れてみましょう。
\ 対策1 /正しい洗顔とスキンケア方法
洗顔では、肌に必要な皮脂や角質を洗い流さないよう意識しましょう。
- 洗顔料はきめ細かく泡立て、擦らずに優しく洗う。
- 洗顔には35度前後のぬるま湯がベスト。
- 洗顔後は化粧水や美容液で水分を補給し、乳液やクリームでフタをする。
保湿を意識した正しいスキンケアを習慣にして、理想的な水分量を保てる肌を目指しましょう。
\ 対策2 /水分補給
むくみを気にして水分補給を控える方もいますが、体内の水の巡りが滞り、老廃物が排出できなくなり、かえって手足がむくみやすくなるでしょう。日頃からこまめな水分補給が重要です。
合わせて、軽い運動や入浴をおこなえば水分の代謝が良くなるので、より効率的にうるおいのある健やかな肌に近づけます。
\ 対策3 /室内の湿度調整
冷房や暖房の使用で湿度が低下すると、肌から水分が奪われやすくなります。加湿器や濡れタオル、洗濯物を部屋に干すなどの工夫で適切な湿度を保ちましょう。冷暖房の風が直接顔に当たらないようにすることも大切です。
\ 対策4 /紫外線対策
紫外線を浴びると、肌は乾燥状態になります。シワやシミなどのあらゆるトラブルを招く原因にもなるため、外出時は日焼け止めを塗ったり、帽子を被ったり、日傘をさしたりして、紫外線対策を十分におこないましょう。
\ 対策5 /蒸しタオルによる冷えた体の解消方法
体の冷えは血行不良や肌の乾燥を招く原因になります。
寒い季節、冷えた体が気になる方は、入浴はもちろん、蒸しタオルでの解消方法がおすすめです。
- タオルを濡らしてしぼり、折りたたみラップで包む
- 電子レンジで1分ほど加熱し、蒸しタオルをつくる
- ほどよく温かくなった蒸しタオルを首や背中にあてる
\ 対策6 /生活習慣の見直し
食生活ではタンパク質やビタミンなど栄養バランスを意識し、規則正しい食事を心がけましょう。睡眠不足やストレスは肌のターンオーバーを乱すため、十分な睡眠と適度な運動、ストレス解消を取り入れることが大切です。また、喫煙や飲酒は肌の乾燥を招く要因となるため、できるだけ控えましょう。
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一年を通しておこないたい乾燥肌対策
乾燥肌を引きおこさないために、一年を通しておこないたい乾燥肌対策があります。また、逆に肌のために避けたほうが良いこともあります。やるべきことや避けたほうが良いことをしっかりと理解しておきましょう。
<一年を通しておこないたい乾燥肌対策>
- 入浴をおこない、体を冷やさない
- 質の良い睡眠を取ること
- 適切な栄養バランスで食事をとる
- 紫外線対策をしっかりする
<避けたほうが良いこと>
- 過度のアルコール摂取
- ファストフードや甘いものなどを食べすぎる
- 洗顔やクレンジング、入浴後に保湿ケアをすぐせず、肌を放置すること
以上を念頭におき、肌体力を日頃から整えておくことが大切です。
肌に欠かせないのが、うるおいやハリのもと、コラーゲンです。
年齢を重ねた肌は、みずからきれいになろうとする力、自己回復力が衰えています。
細胞は元気がなくなると、肌のダメージに拍車がかかるのです。さらに乾燥や紫外線が追いうちをかけて、肌に含まれるコラーゲンの量や質が落ちてしまいます。
特に皮膚の薄い目もと・口もとに乾燥のお悩みが現れがちに。
乾燥肌による悩みを深めないためには、肌がコラーゲンを毎日つくりだし、うるおいとハリで満たされることが大切なのです。
コラーゲン※力を届けるためうるおわせる。ドモホルンリンクルの「保湿液」
肌のハリはもちろん、水分を抱え込む保湿力のある「コラーゲン」は乾燥対策に重要な成分です。
ドモホルンリンクルの「保湿液」は、コラーゲンの中でも肌に長くとどまる鱧コラーゲンを配合しています。
肌がうるおいで満ちていると、コラーゲン※力が届きます。
※配合目的:保湿・肌にハリを与える
コラーゲン※力が勢いづける。ドモホルンリンクルの「美活肌エキス」
「美活肌エキス」にもコラーゲン※力に欠かせない働きがあります。
肌の角層深くに働きかけてハリを与えるオウバクエキスを配合。
肌をいきいきさせて、巡りを後押ししてくれます。
※配合目的:保湿・肌にハリを与える
販売名:ドモホルンリンクル 薬用美容液b
コラーゲン※力がハリを引き出す。ドモホルンリンクルの「クリーム20」
「クリーム20」は、肌のハリをとことん引き出すために磨き続けてきた1本です。しぼみがちな肌を健やかに育み、弾ませ、力づけ、護るために。
たどり着いたのは、"百草の王"と呼ばれる高麗人参の最高峰。その力を余すところなく発揮し、再春館製薬所だけのコラーゲン※ケアを支えています。
※配合目的:保湿・肌にハリを与える
販売名:ドモホルンリンクル 薬用クリームc
与えたコラーゲン※力を護る。ドモホルンリンクルの「保護乳液」
せっかく与えたコラーゲン※力も、外からのダメージや刺激を受けてしまっては台無しに。
「保護乳液」は、スキンケアで与えた成分をうるおいのベールで最後に閉じ込め、さらに乾燥などの外部ダメージからも肌を護ります。
※配合目的:保湿・肌にハリを与える
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