監修:再春館製薬所
研究開発 伊藤安矢
大学院修了後、再春館製薬所に入社。「ドモホルンリンクル」の商品開発、企画、研究に従事。研究開発員として一貫して年齢を重ねていく肌と向き合い続ける。最新の皮膚研究、肌老化研究を重ねながら、日々寄せられるお客様の声を商品に反映してきた。
血流とは、血管内における血液の流れのこと。
血流がスムーズだと、栄養や酸素が体の隅々までまんべんなく運搬され、老廃物は体外へと排出されます。
一方、「血行不良」の状態では栄養や酸素が行き渡らず、健康な細胞を作る力が低下するため、美しい肌を維持することができなくなってしまうのです。
まずは、肌トラブルの原因となる血行不良が起きていないかどうかチェックしてみましょう。
また血行不良は、体だけでなく目の下のクマ、シミ、乾燥、肌荒れなど、さまざまな肌トラブルの原因となります。
肌トラブルの大きな要因となりうる血行不良。
その原因の一つは、運動不足や不規則な生活、なかでも乱れた食生活による血管そのものの「老化」です。
血管はコラーゲンなどのタンパク質でできているため、加齢によってそれらが減ったり質が低下したりすると弾力を失い、血液がスムーズに流れなくなります。
そこへ、脂質や添加物の摂りすぎ、偏食といった乱れた食生活を送っていると、血液がドロドロになったり詰まりやすくなったりするなど、さらに血流の悪化を進めることに…。
上記で、生活習慣の乱れが血行不良に繋がることをお伝えしました。
それでは血流を改善する生活習慣のポイントを4つお伝えします。
まずは食生活を見直しましょう。
栄養が偏らないよう、バランスの良い食事を心がけてください。
理想的な栄養バランスについては、厚生労働省と農林水産省の合同で策定された「食事バランスガイド」を参考にしましょう。
食事バランスガイドでは、食事を5つに分類した上で、コマの上から順番に食べる量の目安を示しています。
今までの食生活をいっきに変えることは、難しいかも知れませんが、少しずつ理想的な栄養バランスを摂れるように意識してくださいね。
※食事バランスガイドは、健康な方々の健康づくりを目的に作られたものです。糖尿病、高血圧などの病院で医師又は管理栄養士から食事指導を受けている方は、その指導に従ってください。
また血流改善には「全身浴」もオススメ。
朝晩の冷え込みが日に日に深まる季節の変わり目は、思った以上に体が冷えています。
湯船にしっかりと浸かって体の深部体温を上げることが大切です。
全身浴の方法は、38~40度くらいのややぬるめのお湯に、5分~10分ほど肩までしっかりと浸かるだけ。
さらに、ウォーキングといった適度な運動も有効です。
ウォーキングなどの有酸素運動を行うことで血流の流れが活発になります。
ウォーキングは有酸素運動の中でも手軽に始められるものなので、普段運動をしない人には特におすすめです。
また、エクサイズの一環として、リンパマッサージで体中の血流を巡らすのも良いでしょう。
リンパマッサージを全身に行うことで、体の老廃物や毒素を流し、排出することができます。
では、血行不良による乾燥小ジワやシミなどの肌トラブルがおきてしまった場合にはどのような対処をすれば良いのでしょうか。
肌トラブルがおきている時は、肌のバリア機能が低下している状態。
肌に潤いを与えるスキンケアで肌そのものの力を活かしてあげることが大切です。
自分の肌に合った化粧品を用いて肌に潤いを与えましょう。
血行不良が改善されると、肌細胞に十分な栄養と酸素が行き渡るため、ターンオーバーの正常化につながり、みずみずしくふっくらとした肌が蘇ります。
さらに、代謝が上がって顔色も良くなり、くすみやクマのない健康的な肌色へ。
メラニンなどを含む不要な角質も押し出され、透明感のある明るい肌を手に入れることができます。
また肌トラブルを解決するには血流を良好にするだけでなく、同時にスキンケアもしっかりと行う必要があります。
スキンケアの最も大切なポイントは、肌に必要な水分や成分をたっぷりと与えてあげること。
ただし、間違ったスキンケアや肌に合わない化粧品は、かえって肌にダメージや刺激を与えてしまう原因となりますので、注意しましょう。
お肌に現れる様々な悩みの根本的な原因をご存じですか?それは、お肌本来に備わる健やかになろうとする力が低下していること。根本的に改善するためには、お肌が本来持っている「自己回復力」を引き出すことが大切です。ドモホルンリンクルは、それぞれの悩みにではなく、「準備」から「基本」までのワンラインで段階的に働きかけていきます。もちろんお肌は、思わぬトラブルに見舞われることがあります。そんなときは、いつでも私たちにご相談ください。あなたのお肌にあった解決方法を一緒に考えさせていただきます。あなたの大切なお肌に、私たちはこれからも寄り添ってまいります。
監修:再春館製薬所
研究開発 伊藤安矢
大学院修了後、再春館製薬所に入社。「ドモホルンリンクル」の商品開発、企画、研究に従事。研究開発員として一貫して年齢を重ねていく肌と向き合い続ける。最新の皮膚研究、肌老化研究を重ねながら、日々寄せられるお客様の声を商品に反映してきた。