憧れのつるつる肌を目指すスキンケア方法は?毛穴ケアやメイク方法も解説

憧れのつるつる肌を目指すスキンケア方法は?毛穴ケアやメイク方法も解説

卵や陶器のようなつるつる肌は女性の憧れです。しかし、毎日のケアを頑張っていても思うようなつるつる肌に近づけていないと悩む方も多く見られます。うるおいのあるつるつる肌に近づけるためには、まず自分の肌の状態を確認したうえで、肌に合わせた効果的なスキンケアを実践しましょう。

なぜみんな憧れる?憧れのつるつる肌を手に入れるために知っておきたいこと

憧れのつるつる肌を手に入れるために、まずは、つるつる肌の定義を再確認し、手に入れるためのポイントを知っておきましょう。

つるつる肌ってどんな肌?

つるつるの肌は、まるで卵や陶器のようになめらかな肌のことを言い、毛穴や凹凸が目立たず、キメが細やかでうるおいと透明感を兼ね備えています。なめらかなつるつる肌は、化粧ノリが良く、見た目も若々しく、やはり多くの女性が憧れる肌です。

ポイントは、毛穴を目立たなくさせること

つるつる肌の鍵を握るのは「毛穴」です。毛穴の開きや黒ずみがあると、理想のつるつる肌にはなかなか近づけません。まずは「毛穴を目立たなくさせること」から意識したスキンケアをおこないましょう。

つるつる肌を手に入れるためのスキンケア

肌 つるつる用スキンケアグッズ

つるつる肌を手に入れるためのスキンケアで重要なのが「毛穴対策」です。自分の毛穴のタイプを認識して、効果的なスキンケアで毛穴対策をおこないましょう。

スキンケアの基本は「クレンジング」と「洗顔」

つるつる肌を目指すためのスキンケアでは、クレンジングと洗顔が欠かせません。メイクや皮脂の汚れ、肌の汚れ、古い角質を毎日きちんと落とすことが大切です。

クレンジングは、日焼け止めやメイクの汚れ、洗顔では、汗や皮脂などの肌の汚れを落としてくれます。それぞれの役割がありますので、両方使うようにしましょう。洗顔のときには、擦らず優しく洗うことを意識してください。毛穴が気になる部分もゴシゴシせず、くるくると円を描くようなイメージでそっと洗いましょう。洗い残しは、新たな毛穴詰まりの原因となってしまいますので、しっかり洗い流すことが大切です。特に生え際は洗顔料が残りやすいので、念入りに洗い流すようにしましょう。

化粧水で肌にうるおいを与える

洗顔の後は、肌が乾燥する前に速やかに保湿しましょう。まず化粧水でうるおいを与えることで、毛穴を引き締め、ハリを与えます。化粧水でうるおいを与えた後は、乳液、クリームで油分も補い、乾燥から肌を護りましょう。肌にうるおいが補われていれば皮脂の分泌が抑えられ、毛穴詰まりを防げます。

自分の毛穴のタイプに合わせたスキンケアを取り入れる

つるつる肌になるためには、まずは自分の毛穴がどのタイプなのかを知って、一番効果的なケアをおこなうようにしましょう。

おもに4つのタイプが挙げられます。

  • 開き毛穴
  • 黒ずみ毛穴
  • つまり毛穴
  • たるみ毛穴

それぞれの特徴をまとめました。

毛穴のタイプ 特徴 原因
つまり毛穴
  • 皮脂の分泌が多い鼻周辺にできやすい。
  • 詰まった汚れが酸化して黒くなると、さらに毛穴が目立ってしまう。
  • 過剰に分泌された皮脂と、古い角質が混じりあってできた角栓が詰まる。
開き毛穴
  • 毛穴に詰まった汚れを取っても毛穴はずっと開いたままの状態。
  • 毛穴がへこんだ状態。
  • ニキビを自分でつぶしたことで毛穴がへこんだままに。
黒ずみ毛穴
  • 色素沈着をおこして毛穴が黒ずんでしまう。
  • 毛穴周りの皮膚のトラブル。
  • 過剰にメラニンが生成される。
  • 紫外線によるダメージ。
たるみ毛穴
  • 肌の弾力やハリを失うことによって現れる。
  • 毛穴の形は垂れた涙のような形をしている。
  • 加齢、乾燥、紫外線など

スキンケアでやってはいけないこと

毛穴が気になるからと言って、詰まった角栓を手やピンセットでつぶしたり抜いたりすると、逆に毛穴を傷つけてしまいます。洗顔時に角栓など気になるところを擦って取り除こうとすることも、肌に刺激を与えてしまい逆効果です。

また、皮脂が気になるからとスキンケアで油分を補わないでいると、肌が乾燥状態となり、余分な皮脂が分泌され、余計に毛穴が詰まりやすくなってしまいます。スキンケアの最後は、クリームでしっかりフタをして乾燥対策をすることが大切です。

つるつる肌には毛穴ケアを意識したメイクも重要

つるつる肌を目指すなら、メイクでも毛穴を目立たせないようにすることが重要になってきます。メイクは、スキンケアで保湿した後、しっかりとその成分が肌になじんだのを確認してからおこないましょう。

下地の選び方

ベースメイクでは、化粧下地の前に、毛穴やくすみをカバーできる「プライマー」を活用しましょう。プライマーは、ファンデーションなどのベースメイクをおこなう前に素肌の上に薄い膜を作るもので、毛穴などの肌の凹凸を整えてくれるアイテムです。このプライマーを気になる部分に取り入れると良いでしょう。プライマーは、乾燥対策としても使えます。つるつる肌を作るための化粧下地は、保湿効果の高いものがおすすめです。

なお、プライマーも下地も付けすぎてしまうと化粧が崩れやすくなります。自分にとっての適量を確認して使うようにしましょう。下地の仕上げにはスポンジを使って肌になじませてやると、肌に密着しやすくなります。

ファンデーションはブラシ使いを極めて

ベースで肌を整えているので、ファンデーションは薄づきを意識しましょう。リキッドやクッションタイプは、肌に密着しやすいのでおすすめです。塗るときはパフを使って、下地同様、肌になじませながら塗りましょう。毛穴やシミなど気になる部分は、ブラシでファンデーションを取って毛穴に入れ込むように塗ってやると肌がなめらかに見えます。このとき、強く擦ったり押し込んだりして、肌を刺激しないように気を付けましょう。

仕上げのパウダーはツヤが出るものを

メイクの仕上げにフェイスパウダーを使うことで、顔全体が明るくなるのと余分な皮脂を吸着してくれるので化粧崩れしにくくなります。付けすぎると粉っぽくなってしまうので、ブラシを使って軽くふんわりと広げるようにしましょう。ツヤのあるパウダーを選ぶと肌がよりなめらかに見え、つるつる肌に近づけます。

つるつる肌を手に入れるための生活習慣

肌 つるつるになるため必要な寝具

つるつる肌を手に入れるためには、スキンケアに加えて生活習慣を整えることも意識しましょう。

肌に良いとされる食べ物と避けたい食べ物

食生活は、肌に必要な栄養素を摂るためにも重要です。つるつる肌を目指すために良いとされる食べ物と、逆に避けたい食べ物を知って食事に取り入れるように意識しましょう。

肌のためには、偏った食事ではなく「肉・魚・野菜・フルーツ」などの栄養素をバランス良く食べることが大事です。皮膚を健やかに保つために必要なビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンB群や、栄養素の吸収率を高める効果が期待できる食物繊維も意識して摂り、腸内環境を整えましょう。

逆に肌のために避けたいのは、ジャンクフードや添加物の多いもの、また、香辛料などの刺激物やカフェイン飲料ですが、適量なら問題はありません。しかし、摂りすぎには注意が必要です。このほかにも、炭水化物や脂質、糖質などを多く摂りすぎると、ニキビやかゆみといった肌荒れの原因につながってしまいます。

運動で肌の代謝を上げる

運動して汗をかくことで、血流が良くなり肌のターンオーバーが促され、古い角質がはがれ落ちていきます。また、汗をかくことで毛穴の老廃物も排出されるでしょう。手軽に始められるジョギングやランニング、ウォーキングなどの有酸素運動がおすすめです。

ぬるめのお湯でゆっくり温まる

肌をつるつるにするために、肌表面の古い角質や毛穴に詰まった汚れを取れる入浴も効果的です。ぬるめのお湯にゆっくりつかって、血流を良くして肌のターンオーバーを促進しましょう。お気に入りの入浴剤を使うことで癒やされ、ストレス解消としても効果的です。

睡眠の環境を整える

つるつる肌を目指すには、肌のターンオーバーを促進する良質の睡眠も欠かせません。自分が癒やされ、毎日簡単にできることで睡眠の環境を整えていきましょう。寝るときは真っ暗になる方が睡眠の質が高まると考えられています。外の明かりを遮断する遮光カーテンなどを使って真っ暗になるようにしましょう。

枕の位置やマットレスなどの寝具を、自分にとって心地良いもので整えることもおすすめです。寝具が自分に合っていないと熟睡を妨げることになってしまいます。睡眠をしっかり取っても肩や首が痛むときは、枕の高さを変えると良いでしょう。背中や腰が痛むならマットレスが硬すぎたり柔らかすぎたりすることが考えられます。就寝時のパジャマも柔らかい肌触りの良い素材で体を締め付けないものを選びましょう。

満腹の状態では、睡眠の質が確保できないと言われています。食事は眠る3時間前までに済ませましょう。逆に空腹の状態でも熟睡できないことがあります。ですから、眠れないほど空腹の状態のときには、睡眠に良いと言われる「トリプトファン」を多く含む、温めた牛乳やチーズなどを食べると良いでしょう。

まとめ

つるつる肌を目指すには、日頃から肌のトラブルをおこさないことが大切です。特に、毛穴トラブルがおこってしまうと、つるつる肌から遠ざかってしまいます。なめらかな卵や陶器のような肌を保つために、毎日のスキンケア、生活習慣の改善を意識して実践しましょう。

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