【家でできる】顔の毛穴の開きや黒ずみを改善! 原因とスキンケア方法について

【家でできる】顔の毛穴の開きや黒ずみを改善! 原因とスキンケア方法について

「顔の毛穴が開いて目立ちやすくなった」「鼻の黒ずみが気になる」など、毛穴について悩む女性は多いものです。なかにはケアしても改善しない、メイクするとより目立って辛いという方もいるかもしれません。毛穴の状態によって原因は異なるため、まずは顔の毛穴の状態を知り、原因にあった対処やスキンケアをすることが重要です。

顔の毛穴の開きや黒ずみなどの原因、ケアで絶対にやってはいけないこと、正しい洗顔方法やスキンケア方法などについてご紹介します。

毛穴の役割

毛穴は皮脂を出して皮脂膜を作り、肌のうるおいを保って水分量を調整する役割があるとともに体内の老廃物を排出します。皮脂膜は、「ホコリや細菌など外的刺激から皮膚を保護する」「皮膚のうるおいを保ち、乾燥を防ぐ」などの働きをするのです。

皮脂の過剰が分泌になったり、乾燥して開いたりすることで毛穴トラブルがおきてしまいます。

毛穴は皮脂を分泌し、肌表面に皮脂膜をつくることにより空気中の化学物質やホコリなどの外的刺激から肌を護っています。また、体内の老廃物を汗や皮脂とともに排出してくれるのも毛穴の働きの一つです。きれいな肌を保つためには毛穴の皮脂分泌が正常であることが重要になってきます。人の顔には、1cm四方の中に約20個の毛穴があり、顔全体では約20万個もの毛穴があるのです。頭皮は、約10万個ですからいかに顔の毛穴が多いのか分かります。さらに顔のTゾーンは毛穴の数が他の部位の約7倍もあり、この影響で「乾燥肌なのにTゾーンだけベタつく」現象がおきやすくなるのです。

顔の毛穴でよくある悩みとは

毛穴黒ずみのアップ画像

顔の毛穴の開きや黒ずみなどの原因をご紹介する前に、毛穴についてよくある悩みをご紹介します。毛穴の悩みは人それぞれですが、おもな悩みは以下のとおりです。

  • 鼻の頭や目の下、頬の毛穴が気になってきた
  • 毛穴の開きや黒ずみが気になる
  • 以前は実年齢より若く見られていたのに、最近では鏡に映る自分が歳をとったように感じる
  • 年齢を重ねるごとに頬の毛穴が気になる
  • たるみと毛穴が目立ち、ほうれい線などのしわもできてきた
  • 小鼻の毛穴や黒ずみが目立つ
  • 毛穴の開きと、翌朝の鼻のテカリが気になる
  • 目の下や頬の毛穴が涙型になっている

顔の毛穴の開きや黒ずみ、形の変化などに悩む方が多いだけでなく、毛穴そのものの悩みから発展し、見た目年齢を気にする方も少なくないようです。

加齢とともに顔の毛穴トラブルは増えるので「年齢的に仕方ない」と思う方もいるかもしれません。しかし、スキンケアなどで毛穴をしっかりケアし、たるんだ毛穴やブツブツしたいちご鼻を解消できれば、見た目年齢を若々しく保てるはずです。最適なケアや対策を講じるためにも、まずは自分の顔の毛穴の開きや黒ずみなどの毛穴トラブルの原因を把握しましょう。

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顔の毛穴の開き・黒ずみなどの原因

顔の毛穴の開きや黒ずみの原因は、以下のとおりです。

毛穴黒ずみ 解説イラスト

毛穴づまり(角栓)

皮脂や角質、メイクなどの汚れが毛穴に詰まると、毛穴を押し広げてしまいます。特に、皮脂の分泌が活発なTゾーンや鼻の頭、小鼻などは角栓が詰まりやすい箇所です。小鼻がざらざらしたり、毛穴の周りが硬くなったりしやすく、そのまま放っておくと炎症をおこしてニキビが発生することもあります。

また、毛穴づまりはターンオーバーの乱れによっても引きおこされるのです。皮膚のバリア機能が低下して肌が乾燥しがちになると、皮膚はターンオーバーの周期を早めてしまいます。十分に育っていない未熟な細胞は形が不揃いで、保湿成分もあまり含まれていません。はがれ落ちる機能も低下しているので、皮膚の表面に蓄積し厚く硬くなってしまいます。

積み重なった細胞が行き着く先は、毛穴の中。できた角栓によって毛穴が押し広げられるほか、空気に触れた角栓が酸化して黒くなることで、毛穴が開いたり特に皮脂の分泌が活発な鼻の黒ずみが目立ったりしてしまうのです。

また、産毛が原因で黒ずみが目立つことがあります。ターンオーバーとともに抜け落ちるはずの産毛が、角栓が詰まっているために毛穴の外に出られず、とどまってしまうことがあるのです。このため、毛穴が黒く見えてしまうことがあります。この場合、産毛を剃ることよりスキンケアで角栓の対策をすることが大切です。

なお、クレンジング前にホットタオルなどで顔を温めると皮脂が緩み、毛穴の中に隙間ができるため角栓が取れやすくなります。毛穴づまりが気になる方は、ぜひ試してみてください。

メラニン色素の沈着

皮脂が過剰に分泌したり、大人ニキビや吹き出物ができたりすると皮膚が炎症をおこします。また、肌を触ったり鼻の角栓を除去するパックをしたりと、物理的な刺激によって炎症がおきるケースもあるため注意が必要です。

皮膚の炎症はメラノサイトの活性化を促します。産生されたメラニン色素が角層内に蓄積すると、毛穴の黒ずみを招いたり、毛穴周辺の皮膚の色が濃くなったりします。毛穴ケアをする際は、メラニン色素対策のために美白ケアもすると良いでしょう。

顔の産毛

毛穴の黒ずみは、顔の産毛が濃かったり、産毛と角栓が一緒に毛穴に詰まったりすることが原因として考えられます。産毛の濃さは、遺伝やホルモンバランスの影響を受けます。また、毛穴の角栓が詰まると、産毛が角栓に埋もれて黒く見える場合があるのです。

鼻の産毛だけが濃いということは考えにくいため、もし目で見えるほど黒ずみが濃ければ、鼻周辺の産毛も同様に多いことが考えられるでしょう。

ホルモンの乱れ

男性ホルモンが優位になると、皮脂腺の機能が活発化し、皮脂の分泌量が増えてしまいます。皮脂分泌が盛んになると毛穴が開いて目立ちやすくなるほか、毛穴に溜まった皮脂が古い角質と結びついて角栓ができるので、酸化によって毛穴の黒ずみのように見えてしまうのです。

女性の場合、不規則な生活習慣やストレス、無理なダイエットをすると、男性ホルモンを抑制する卵胞ホルモンの分泌量が減ってしまいます。するとホルモンバランスが崩れてしまい、男性ホルモンが相対的に多くなるため、顔の毛穴の開きや黒ずみなどの毛穴トラブルを招きやすくなってしまうのです。

加齢

加齢により顔がたるむことで毛穴が開くと、毛穴そのものが黒ずみに見える場合があります。また、大きく開いた毛穴には、メイクや肌表面の汚れ、皮脂が詰まりやすくなります。毛穴に詰まった汚れが酸化することで、黒ずみとなるのです。

たるみ毛穴による黒ずみは、肌のうるおいや弾力が失われることで目立ちやすくなり、エイジングケアを怠るとますます黒ずみが増えてしまうでしょう。

紫外線

紫外線によって肌のバリア機能が低下すると肌表面の乾燥が進み、毛穴が開きやすくなります。また、紫外線を浴びるとコラーゲンやエラスチンの生成が低下し、たるみ毛穴が深刻化します。紫外線による毛穴の開きやたるみへのケアを怠ることで、黒ずみに見えてしまう場合があるのです。

さらに、紫外線はメラニンの生成を促します。メラニンが過剰生成されると毛穴に色素沈着がおこり、黒ずみとなります。

毛穴ケアで絶対にしてはいけないこととは

間違ったケアを続けると、逆に顔の毛穴の開きや黒ずみなどの毛穴トラブルを助長してしまいます。スキンケアをする際は、以下のやってはいけないスキンケアに注意しましょう。

  1. 毛穴パックなどで毛穴づまり(角栓)を押し出す
  2. 保湿をせず常に乾燥させておく
  3. ファンデーションの重ね塗り
  4. 洗顔時にゴシゴシと力をいれる
  5. 皮脂を取り除きすぎない

毛穴パックなどで毛穴づまり(角栓)を押し出す

爪を立てたり、毛穴パックやピンセットや毛抜きなどの道具を使ったりして角栓を押し出すと、肌にダメージを与えてしまいます。傷ができて跡が残る可能性があるほか、毛穴に雑菌が入り炎症を引きおこす恐れもあるため注意しましょう。

保湿をせず常に乾燥させておく

肌の脂っぽさや鼻のテカリなどを気にして保湿ケアを省く方もいますが、脂性肌の方でも保湿ケアは必要です。洗顔後は肌の水分バランスが乱れがちです。保湿ケアを怠ると肌が乾燥し、それを補うために皮脂の過剰分泌を招きます。毛穴開きや黒ずみにつながる恐れがあるため、洗顔後は化粧水や乳液などでしっかりとスキンケアをしましょう。

ファンデーションの重ね塗り

毛穴の黒ずみを目立たせないようにと、ファンデーションやコンシーラーは、ついつい厚塗りになりがちですが、そのぶん皮脂崩れしやすくなり、毛穴の詰まりを助長してしまいます。また、厚塗りになればなるほど、肌への負担が増えるうえ、クレンジングで落としきれなくなることもあります。メイクのときは、まず毛穴カバータイプの下地でベースをていねいに整えたうえで、ファンデーションやコンシーラーを薄めに塗るよう意識しましょう。

洗顔時にゴシゴシと力をいれる

毛穴の汚れを落とすため、特に毛穴の目立つ鼻などをゴシゴシと擦るように洗顔やクレンジングをする方もいます。必要な皮脂を洗い流してしまうほか、刺激によって乾燥や皮脂の過剰分泌を招くため逆効果です。汚れが落ちそうと、洗顔用ブラシを使うのも肌に負担を与えてしまいます。間違った洗顔方法では、肌へのダメージが蓄積し、ほかの肌トラブルを招く恐れもあるため注意しましょう。皮脂を正しく取り除くTゾーンの皮脂分泌が多い方は、毛穴に皮脂が溜まることを防ぐことが大切です。

皮脂を取り除きすぎない

皮脂を取り除くときに、あぶらとり紙を使う方が多いですが、必要な皮脂まで取り去ってしまうことがあるため使い方に気を付けましょう。さっと優しく押さえる程度にとどめて、ぎゅっと押し付けたり、皮脂がなくなるまで使い続けたりするのは絶対やめましょう。皮脂の取りすぎは、かえって皮脂の分泌を加速させてしまい、逆効果になります。あぶらとり紙を使うと取りすぎてしまうと心配する方は、清潔なハンカチやタオルを優しくあてて、余った皮脂だけ軽く取り除くようにしましょう。

顔の毛穴の開き・黒ずみを改善するスキンケア方法をご紹介

毛穴黒ずみを改善するため泡洗顔する女性

顔の毛穴の開きや黒ずみを解消するためには、正しい洗顔方法を実践することが大切です。洗顔の手順は簡単なので、今日からでも実践できます。以下の手順に従い、肌にやさしい洗顔方法をマスターしましょう。

  1. 洗顔料をしっかり泡立てる
  2. 手が肌に触れないくらいの力で洗顔する
  3. すすぎ残しがないようにていねいに洗い流す
  4. 優しく水気を拭き取る
  5. 洗顔後の保湿も忘れない

①洗顔料をしっかり泡立てる

ふわふわの泡が手のひらいっぱいにできるように、泡立てネットなどを使って洗顔料をしっかりと泡立てましょう。

②手が肌に触れないくらいの力で洗顔する

ふわふわの泡で顔全体をていねいに洗いましょう。最初にTゾーンや小鼻など、皮脂が多いところから洗い、最後に目元や口元などの乾燥しやすい箇所を軽くなじませるように洗います。手ではなく、泡で包むように優しく洗うのがポイントです。

③すすぎ残しがないようにていねいに洗い流す

泡が残ると肌が刺激を受けるため、すすぎ残しがないようていねいに洗い流してください。冷たい水やお湯も肌への刺激になりますし、お湯が熱すぎると肌を護る皮脂まで洗い流してしまうので、洗顔は人肌程度のぬるま湯でおこないましょう。

④優しく水気を拭き取る

洗顔後はタオルを肌に優しくあて、水気を拭き取ります。ゴシゴシ擦ると摩擦によって肌がダメージを受けるため、軽く押しあてるようにして水気を吸い取りましょう。

敏感肌の方や肌が弱い方は、タオルの質にこだわるのもポイントです。なめらかな肌ざわりのタオルや軽くあてるだけですっと水気を吸い込むような質の良いタオルを使うことで、洗顔後の無防備な肌の状態をダメージから護ってくれます。

⑤洗顔後の保湿も忘れない

洗顔後は肌の水分バランスが崩れがちですから、洗顔後すぐに保湿ケアをするように心がけましょう。 保湿ケアを怠ると肌の乾燥が進み、角栓や毛穴の開きの原因となる皮脂が増えてしまったり、キメが粗くなったりして、より毛穴が目立つことになります。化粧水でうるおいをしっかり与えたら、水分を逃さないよう乳液やクリームで蓋をしましょう。もちろん、やみくもに保湿しても肌質によっては油分が多すぎたり、保湿が物足りなかったりすることもあります。保湿しても乾燥していると感じる場合は、保湿が不十分な可能性があります。
自分の肌に合った保湿ケアアイテムや季節に合ったものを使うように心がけましょう。

毛穴の開きや黒ずみから護るため、生活習慣の改善

毛穴黒ずみを改善し微笑む女性

毛穴のトラブルから肌を護るために、スキンケア以外でできることをまとめてみました。

メイクしている時間を減らす

ファンデーションがついている状態をできるだけ短くするため、外出から帰ったらすぐにメイクを落とすことを心がけましょう。

バランスの良い食生活

肌は、食べたものからつくられます。すこやかな美肌をつくるためにバランスの良い食生活が大切です。 特に、肌のバリア機能を高める、ビタミンA・C・Eをバランスよく摂り入れることを心がけましょう。

期待される効果 おもな食物
ビタミンA 美肌をつくる作用 にんじん、卵黄、うなぎ、レバー、ほうれん草
ビタミンC メラニン還元作用 レモン、アセロラ、パプリカ、キウイ、ブロッコリー
ビタミンE 新陳代謝を高める ナッツ類、かぼちゃ、アボカド、モロヘイヤ、ひまわり油

なお、脂肪・糖分の摂り過ぎには注意が必要です。脂肪は摂り過ぎると皮脂が過剰に生成されてしまいます。糖分は、エネルギーとして使われず余ったものが脂肪となって蓄積されてしまいますし、血糖値を上昇させ、皮脂の分泌を促進させてしまうので注意が必要です。バランスの取れた規則正しい食生活を心がけましょう。

質の良い睡眠

肌のためにも質の良い睡眠を取ることが大切です。質の良い睡眠を取ることで成長ホルモンの分泌も促されます。夕食は寝る3時間前までに、入浴は寝る1〜2時間前までに済ませておきましょう。眠る前には目や脳を刺激するパソコンやテレビ、スマートフォンなどブルーライトを発する電子機器の使用はなるべく避けたほうが良いでしょう。眠る前にアップテンポな音楽を聴くと、テンションを上げてしまうためオススメできません。眠る前は、心地良いヒーリングサウンドなどが睡眠の質を上げるとも言われています。また、音楽を聴くときは、イヤフォンではなくスピーカーを使い、ボリュームは小さめにしておくと良いでしょう。

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紫外線対策をする

紫外線対策もとても大切です。紫外線で皮膚が酸化すると毛穴の黒ずみや詰まりの原因になります。さらに真皮にあるコラーゲンやエラスチンの生成を阻害するため、乾燥肌や毛穴の開きの原因も作ります。 日焼け止めや日傘などを使って、紫外線対策をしましょう。

保湿ケアを徹底する

肌が乾燥すると皮脂の分泌量が多くなります。皮脂は肌を乾燥から守るために必要な成分ですが、過剰に分泌されると毛穴に詰まり、黒ずみの原因となるのです。乾燥による毛穴の黒ずみを防ぐためには、保湿ケアが欠かせません。

保湿ケアをする際には、ヒアルロン酸・セラミド・コラーゲンなどの保湿成分が配合された、化粧水や乳液を使いましょう。洗顔・入浴後に、必ず化粧水と乳液を使って保湿を徹底することが大切です。

運動する習慣をつける

毛穴の黒ずみを改善する方法として、運動習慣をつけることも効果的です。運動によって血行が促進されると、肌の新陳代謝が活発になり、ターンオーバーが正常化されます。ターンオーバーが正常化されると、古い角質が排出され、毛穴の詰まりが解消されやすくなります。

また、運動によってストレスが解消され、ホルモンバランスが整うとメラニンの生成が抑制されるため、黒ずみ改善につながるでしょう。いきなりハードな運動から始めるのではなく、ストレッチや散歩など無理なく続けられることから始めると良いでしょう。

まとめ

毛穴の黒ずみは、紫外線・ホルモンバランスの乱れによるメラニン色素の沈着や、顔の産毛が原因で引きおこされます。また、加齢により顔がたるむと毛穴が開き、汚れや角栓が詰まって黒ずみに見えることがあるでしょう。

毛穴の黒ずみをケアするには、規則正しい生活習慣を心がけ、紫外線ケアと保湿対策を徹底することが大切です。この記事を参考に毛穴ケアを実践して、理想の美しい肌を取り戻しましょう。

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