日焼けをした後は72時間以内のケアが決め手! 後悔しないためのアフターケアとは

日焼けをした後は72時間以内のケアが決め手! 後悔しないためのアフターケアとは
日焼けについて質問する女性
うっかり日焼け止めを塗り忘れて日焼けしちゃった…どうすれば良いのかしら?
日焼けについてアドバイスする再春館製薬所 伊藤さん 再春館製薬所
伊藤
日焼けをしてしまったら72時間以内のケアが非常に大切なことをご存知ですか?
日焼けについて質問する女性
それは知らなかったです!どうして72時間以内のケアが大切なのですか?
日焼けについてアドバイスする再春館製薬所 伊藤さん 再春館製薬所
伊藤
シミやそばかすの原因となるメラニンが日焼けをした72時間後に生成されてしまうからなんです。
日焼けについて納得する女性
そうなんですね!シミやそばかすを作らないためにも、日焼けをした後のケアのポイントについて詳しく知りたいです!
日焼けについてアドバイスする再春館製薬所 伊藤さん 再春館製薬所
伊藤
分かりました!では今回は日焼けをした後のアフターケアの方法やアフターケアに用いるおすすめの化粧品を紹介しますね!

日焼けをした後のアフターケアはどうすれば良いの?

「日頃から日焼けしないように気をつけていたのに、日焼けしてしまった」という事は良くあるのではないでしょうか。

日焼けをした肌は、軽いやけどがおきているような状態です。

また、紫外線により肌のバリア機能が低下し、肌の水分が失われて乾燥した状態になっています。

日焼けによる肌の痛みを感じていなくても、日焼け止めを塗らずに外出したのならば、帰宅後にしっかりとアフターケアをおこなうのが望ましいです。

アフターケアで必要なことは以下の3つです。

  1. 日焼けした肌を冷やす
  2. 日焼けした肌を保湿する
  3. 日焼けした肌のダメージを助ける食事や睡眠

順番に詳しくお伝えします。

\ ケア1 /日焼けした肌を冷やす

日焼けした手を水で冷やす

日焼けをした肌は、軽いやけどがおきているような状態です。

日焼けによって肌が熱を帯び、肌がヒリヒリとしていると感じる場合は、肌のほてりが落ち着くまで肌を冷やす必要があります。

日焼け後のケアで、肌を冷やす方法としては以下のものがあります。

  • 冷水で肌を冷やす
  • 濡れタオルをまく
  • 氷や保冷パックで冷やす

濡れタオルを使って冷やすときは、使うタオルはできるだけ柔らかいものを使用し、肌に優しく当てるようにしましょう。氷や保冷パックなどの冷たいもので同じ場所を長時間冷やし続けると、凍傷になる場合があるので注意してください。

日焼けについて質問する女性
肌をどのくらい冷やせば良いのですか?
日焼けについてアドバイスする再春館製薬所 伊藤さん 再春館製薬所
伊藤
肌の熱やヒリヒリするなどの症状が緩和されるまで冷やしてください!

\ ケア2 /日焼けした肌を保湿する

日焼けに有効な保湿画像

肌を十分に冷やしたら、日焼けによって失われた水分を保湿によって補ってあげましょう。

日焼けの原因となる紫外線は、細胞が水分を作る力を弱めてしまうため、肌の奥の水分まで不足させてしまいます。

肌の水分が不足した状態は、乾燥肌などの肌荒れを引きおこす原因となってしまいます。

日焼けによってダメージを受けた肌は刺激に敏感になっているので、化粧水や乳液をつけるときは、いつも以上にていねいにおこなってください。

日焼けをした後には、皮膚の皮がむけるといった症状が出ることがありますが、皮を無理にはがすとかゆみや肌荒れにつながるので控えましょう。

また肌荒れだけではなく、むけた肌、むけていない肌といったように、色むらができる恐れもあるので、保湿ケアをしながら自然にはがれるのを待つと良いでしょう。失われた水分を保湿によって補ってあげることも大切です。

化粧水をしみこませたコットンパックで優しく保湿するのも良いでしょう。コットンに化粧水をしみ込ませ、両頬と額、鼻周りとあごに貼り、そのまま約5分間パックして、しっかり化粧水を浸透させます。化粧水を冷蔵庫で冷やしておくことで、よりクールダウンになるでしょう。コットンを外した後は、肌の表面から水分が蒸発するのを防ぐために、顔に残った化粧水を両手のひらでそっとなじませて浸透させてください。パックの後は、クリームなどで保湿、フタをして水分が逃げないように気をつけましょう。

日焼けについて納得する女性
肌を冷やした後の保湿も大切なんですね!
日焼けについてアドバイスする再春館製薬所 伊藤さん 再春館製薬所
伊藤
そうですね!失われた水分をしっかり補いましょう

\ ケア3 /日焼けした肌のダメージを助ける食事や睡眠

このほかにも、日焼けして肌にダメージをうけ、ほてりがあるときはぬるめのシャワーを使いましょう。

また、日焼けした後は体内のミネラルが不足しているため、水分補給には天然水やミネラルウォーターがおすすめです。飲みやすいからといってアイスコーヒーや冷たい緑茶ばかり飲んでしまうと、含まれているカフェインが水分を排出しやすくしてしまうので、ノンカフェインの麦茶や水などを選びましょう。

食事の面では、ビタミンA・C・Eには抗酸化作用があり、シミやそばかすの原因になるメラニン色素の生成をおさえる効果があるのです。

他にもリコピンは高い抗酸化力があり、紫外線によって発生する活性酸素を消去します。リコピンは、トマトや赤いパプリカなどに含まれています。

また、ビタミンCやリコピンと同様にポリフェノールも抗酸化作用のある栄養素です。紫外線を浴びる前に体を酸化させにくくするポリフェノールを摂取しておくと良いでしょう。ポリフェノールはチョコレート、ココア、コーヒー、ブルーベリーなどに含まれています。

紫外線による肌トラブルを防ぐために、睡眠を充分にとることも大切です。睡眠不足になると、肌の代謝のサイクルが遅くなり、肌荒れを引きおこしやすくなります。紫外線を大量に浴びると、体の疲れを感じやすくなるため、日焼けした後は、睡眠を充分にとることが大切です。

日焼けをしたときにやってはいけないNGケア

良かれと思ってやったケアが、実は肌にとって刺激や負担になってしまっているかもしれません。日焼け後にやってはいけないNGケアを解説します。

フェイスパック

日焼けをした後は皮膚がやけどしているような状態なので、フェイスパックをすると肌には刺激になってしまい、かえって肌を痛めかねません。日焼け後は冷水や冷たく濡らしたタオルなどですぐに冷やし、肌を落ち着かせてください。ほてりや赤みが引いてきたらフェイスパックを使いましょう。

化粧水などを肌へ叩き込むケア

化粧水をつけるときに、叩くようにつけると肌に負担をかけてしまい良くありません。叩き込むのではなく、肌の奥へ浸透させるようにやさしくハンドプレスで化粧水をつけましょう。

マッサージ

マッサージは血行を良くする効果が期待できますが、日焼け後は肌が敏感になっており、マッサージの摩擦で肌にストレスを与えてしまいます。マッサージは肌が通常の状態に戻ってからおこなってください。

日焼けによる肌の痛みがある場合

日焼けによる肌の痛みがある場合はどのような対処をおこなえば良いのでしょうか。程度によって対処法は異なりますので、それぞれの対処方法を解説します。

程度 症状 対処方法
軽度 肌に赤みがあり、ヒリヒリする 冷水や氷水を使って10分〜15分程度冷やす
中程度 冷やしても赤みやヒリヒリが残る 炎症・痛みを抑える軟膏を適量塗る
重度 水ぶくれや発熱、倦怠感がある 医療機関への受診

軽度

肌に赤みがあり、ほてりやヒリヒリする症状は、比較的軽度なものとされています。症状が軽ければ、冷水や冷やしたタオル、ビニール袋に氷水を入れたものを使って、しっかり冷やしましょう。冷やす時間は10〜15分程度が良いとされています。ただし、冷やし続けると凍傷を引きおこすことがありますので10〜15分冷やす、そして時間をおくを繰り返しながら冷やしましょう。

中程度

冷やしても赤みやほてり、ヒリヒリ痛みが残っている場合は、中程度の日焼けとされています。赤みや痛みが残っている場合は、炎症や痛みを抑えてくれる軟膏を塗ると良いでしょう。決められた量を塗ることが大切です。適量を手に取り、やさしく塗り込みましょう。

重度

日焼けした範囲が広い、水ぶくれや発熱、倦怠感などがある場合は、重度な日焼けとされています。悪化する前に医療機関を受診しましょう。受診するまでの間は、しっかり冷やすことを忘れずにしてくださいね。

日焼けをしてしまった後は美白*効果のあるスキンケア用品でシミやそばかすを予防!

日焼け後の美白に有効なスキンケアグッズ

*メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐこと

日焼けはシミやそばかすの原因にもなります。

日焼けの原因となる紫外線が皮膚に降り注ぐと、皮膚は防御反応をおこしてメラニンを過剰に生成します。

この過剰に作られたメラニンが皮膚に残ってしまうと、シミになってしまいます。

日焼けをしてしまった後、肌のほてりが落ち着き保湿をしたら、美白効果のあるスキンケア用品でシミの原因となるメラニンの過剰な生成を抑えるためのケアをしましょう。

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日焼け止めの選び方と効果的な使い方とは?

紫外線のダメージは1日・2日ではなく、長期間に渡って蓄積されてしまいます。

そのため普段から日焼け止めなどを用いて、紫外線対策をすることが望ましいです。

以下で、紫外線対策の基本である日焼け止めの選び方についてご紹介します。

日焼け止めの選び方

日焼け止め

日焼け止めでよく耳にする「PA」や「SPF」はどういった意味で、それぞれどんな違いがあるのでしょうか。

日焼け止めのパッケージに記載があるPAは肌の奥に届くUVAを、SPFは肌の表面に届くUVBを防ぐ目安となります。

PAは4段階の「+」マークで表示され、「+」の数が多いだけ、UVAを防ぐ効果が高いです。

SPFは1~50までの数値で表示され、数値が高いほどUVBを防ぐ効果が高いです。

ただし「PAやSPFの数値が高いものを選べばいい」という単純な話ではありません。

日焼け止めに配合されている成分やシチュエーションによっても選び方や使い方は変わります。

屋内にいたりちょっとした買い物だけであれば数値が高いものは必要ありませんし、炎天下でスポーツをしたりするのであればある程度数値が高いものが必要になってきます。

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日焼け止めの効果的な使い方

手に日焼け止めを塗る女性

日焼け止めの効果的な使い方について紹介します。

大切なのはムラなく規定量を塗ることです。規定量以下では十分な効果を発揮できません。

例えば顔に塗るときは、大きめのパール大くらいの量を目安に、額と鼻、両頬、あごの5カ所に点々と分けて日焼け止めを置いていきましょう。

また、ついつい日焼け止めを塗り忘れがちなポイントもあります。
以下の5カ所は特に気を付けましょう。

かいた汗をタオルで拭く際も、水平方向に拭くと日焼け止めクリームもはがれてしまうだけでなく、肌への刺激になるため好ましくありません。

タオルで汗を拭く際には、上から押さえるようにして汗を吸い取るようにしましょう。

日焼けについて納得する女性
タオルの使い方にも気をつけたほうが良いんですね!
日焼けについてアドバイスする再春館製薬所 伊藤さん 再春館製薬所
伊藤
そうですね!できるだけ日焼け止めの効果を持続させるようにしましょう!

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普段からおこないたい紫外線対策!

日焼け止め用の麦わら帽子とサングラス

紫外線対策の基本は日焼け止めを塗ることですが、実は日焼け止めだけでは紫外線を全てカットすることはできません。

日焼けをしないためには、日焼け止め以外にも紫外線対策をする必要があります。

紫外線の強い時間を避ける

午前10時〜午後2時までが特に紫外線が多く、この4時間で1日に降り注ぐ紫外線の50%を占めていると言われています。

外出時には、紫外線が強い時間帯をできるだけ避けるか、日傘や帽子を利用したり、サングラスをかけたりするなどの万全の対策をして外出をするようにしましょう。

日陰を利用する

外出したときなどには、できるだけ日差しに当たらないように日陰を利用しましょう。

しかし、紫外線には上空の太陽からの直接的なものだけではなく、空気中で散乱したものや、地面や建物から反射した間接的なものもあります。直接日光のあたらない日陰であっても紫外線を浴びていることは忘れないようにしてください。

日傘を使う、帽子をかぶる

最近は紫外線防御機能を高めた日傘もあります。そして帽子は直射日光をさえぎってくれます。

ただし、日傘や帽子も太陽からの直接の紫外線は防げますが、大気中で散乱している紫外線まで防ぐことはできません。日傘や帽子で防げない紫外線は日焼け止めをしっかり塗るなどで対策しましょう。

衣服で覆う

袖が長く襟付きのシャツのように、体を覆う部分の多い衣服のほうが、首や腕、肩を紫外線から守ってくれます。

皮膚に到達する紫外線を減らすための衣服としては、しっかりした織目・編目を持つ生地を選ぶことです。

また、最近では紫外線をカットするような素材を使っている衣服もあります。

サングラスをかける

目からも紫外線のダメージを受けることが分かっています。

サングラスや紫外線カット眼鏡を適切に使用すると、目にさらされる紫外線を90%カットできるのです。しかし光を完全にさえぎってしまうと、瞳孔が開いて余分に紫外線を浴びることになりますので、色が薄めのサングラスで、紫外線カット効果の高いものがおすすめです。

曇りや雨の日、室内にいるときもUV対策を行う

紫外線は、晴れている日だけでなく、曇りや雨の日でも地表に到達しています。

紫外線は窓ガラスも通過するため、屋内や車内にいるから安心というわけにはいきません。特に、日当たりの良いリビングや窓際のオフィスなどは要注意なので、屋内にいても日焼け止めを塗ることを忘れないようにしましょう。また、日当たりの良い部屋にはUVカット効果のあるカーテンや窓に貼るUVカットフィルムなどを使った対策も効果が期待できます。

日焼けについて納得する女性
紫外線対策はこんなにたくさんあるんですね!
日焼けについてアドバイスする再春館製薬所 伊藤さん 再春館製薬所
伊藤
少し大変ですが、自分の肌を思って続けるようにしましょう。

まとめ

日焼けについて納得する女性
日焼けをした後のケア、日焼けしないための対策についてとてもよく分かりました!
ありがとうございます。
日焼けについてアドバイスする再春館製薬所 伊藤さん 再春館製薬所
伊藤
いえいえ!お役に立てて嬉しいです。日頃から紫外線対策をしっかりと行い、すこやかな肌を目指してくださいね!ポイントを整理したのでぜひチェックしてみてください♪
  • 紫外線対策は日焼けしてからのケア72時間以内が大切!
  • 日焼けした後は冷やしてから保湿をおこなう
  • レジャーや買い物などのシチュエーションによって使う日焼け止めを変える

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監修:再春館製薬所 
伊藤安矢

大学院修了後、再春館製薬所に入社。「ドモホルンリンクル」の商品開発、企画、研究に従事。研究開発員として一貫して年齢を重ねていく肌と向き合い続ける。最新の皮膚研究、肌老化研究を重ねながら、日々寄せられるお客様の声を商品に反映してきた。

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