シワの種類別対策・シワの原因・シワを再発させない改善方法とは

シワの種類別対策・シワの原因・シワを再発させない改善方法とは

ひとくくりにシワと言っても、その種類や原因、改善方法はさまざまです。そこで大切なのは「シワそれぞれの特徴と原因を理解し、効果的な対策を打つ」ということ。

ここではシワそれぞれの特徴とシワが発生する原因を紹介しながら、原因に合った対策・改善方法をご紹介します。

代表的なシワの種類

まずはシワの種類について解説します。代表的なのは以下の4つです。

表情ジワ

表情ジワは日頃の表情の癖がシワとなって定着することでできるものです。

たとえば、顔をしかめたときに眉間にできる線や、目を大きく開いたときにおでこにできる線を想像してみてください。それらは1度や2度繰り返すだけではシワとして定着しません。しかし、長い期間に渡って何度も繰り返すことで、肌に定着してしまい表情ジワとなります。

乾燥小ジワ

乾燥小ジワとは、乾燥によるうるおい不足が原因で発生する、比較的浅いシワのことです。目の下にできる「ちりめんジワ」などがその例です。

肌の表面では通常、角質層がうるおいを蓄えてバリアのように乾燥や外部刺激から肌を護っています。日頃から保湿や加湿によって肌のうるおいを保つことは、このバリア機能を維持するうえで、とても重要なスキンケアです。

しかし、長時間のエアコン・屋外作業などの乾燥しやすい状況下や、スキンケアそのものを怠ると、角質層内のうるおいが減り、バリア機能を維持する力が低下してしまいます。この状態が長く続いた結果、乾燥小ジワが引きおこされてしまうのです。

真皮ジワ(たるみジワ)

真皮ジワは、肌の奥にある「真皮」の機能が衰えることによって引きおこされます。年齢を重ねるにつれて、肌のハリやうるおいを保つコラーゲンが徐々に減少し衰えることが原因です。コラーゲンが減少すると、肌を支えられず、弾力が失われてしまいます。そのため、深い溝がそのままもとに戻らず、肌の奥の方でシワになってしまいます。

紫外線ジワ

紫外線ジワは、紫外線ダメージによるコラーゲンの減少・変性が原因でおこります。

紫外線を浴び続けると、肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチンが減少。肌のたるみや乾燥につながり、シワができてしまいます。

また、紫外線のなかでも「UV-A」が真皮にまで到達すると、先ほどご紹介した真皮ジワにつながってしまうので注意が必要です。

種類別でみるシワの原因

では次に、シワがなぜできるのか?その原因について解説します。

ポイントとなるのは「水分不足」です。

老化による水分不足

シワは、老化による水分不足が原因でおこります。

年齢を重ねると肌の皮脂量が減少します。併せて、肌のうるおいを保つヒアルロン酸やセラミドも減少するため、乾燥状態となってしまうのです。

肌が乾燥するとキメが乱れ、細かいシワが現れるようになります。

加齢による女性ホルモンの低下

年齢を重ねると、「エストロゲン」という女性ホルモンが減少します。
エストロゲンには肌のうるおいを保つ働きがあり、分泌量が減ると乾燥につながるのです。

同時期にコラーゲンやエラスチンも減少するため、うるおい不足になった肌の弾力はますます低下します。弾力が低下すると肌はたるみやすくなり、皮膚が寄ることによってシワが生まれるのです。

部位別でみるシワの原因

次に、顔の部位別にシワの原因を探っていきます。

シワが気になる部分からご覧ください。

おでこ

おでこにシワができる原因は、紫外線や乾燥の影響を受けやすいためです。

夏場に汗をかきやすい方や脂性肌の方は、おでこのテカリが気になることがあるでしょう。その際にあぶらとり紙やティッシュで皮脂を取り除きすぎてしまうことで、乾燥してシワができてしまうのです。

また、おでこを上下に動かす癖がある場合は、表情ジワにもつながります。

眉間

眉間はおでこと同様に、表情の癖紫外線乾燥によるシワができやすい場所です。

特に眉間にシワを寄せてしまいがちな方は、長年の蓄積により深いシワができてしまいます。

目の下・目じり

目の下や目じりにできるシワは、皮膚の薄さ皮脂が少ない部位であることが関係しています。

メイクを落とすためにクレンジングで強くこすると乾燥が加速して、ちりめんジワにつながります。

また、デスクワークでパソコンを長時間見る方や、普段スマートフォンをよく触る方も要注意。目の疲れによって血行が悪くなり、代謝低下からシワにつながることもあります。

首にシワができる原因も乾燥です。目の下や目じりよりも皮膚が薄いため、より乾燥しやすい傾向があります。

汗をかいてタオルで拭き取ると肌表面の水分が減少します。過度な拭き取りは乾燥につながるのです。

また、パソコン作業やスマートフォン操作などで下を向く姿勢が長いと、癖がついてシワになることもあるため注意が必要です。

そもそも肌の構造ってどうなっているの?

肌の構造 解説イラスト

肌はいくつもの層でできており、それぞれの部位での不調や異変が表層でシワとなって表れます。

それぞれの構造を正しく知ることがスキンケアにおいてとても重要です。

表皮

おもに乾燥を原因としたうるおい不足によるシワ、乾燥小ジワが多く見られる部位です。うるおいだけではなく、長時間の保湿ができないこともシワができる要因であると考えられます。

真皮

真皮はコラーゲンによって肌のハリが支えられている場所なので、何よりも良質なコラーゲンがしっかりとたっぷりと蓄えられていることが重要な部位です。

筋肉

筋肉そのもののこわばりが表情シワなどの原因として、表層側まで影響を及ぼしてしまいます。筋肉のこわばりや緊張を解きほぐし、柔らかい表情、豊かな表情を生み出す筋肉が維持されていることが理想的です。

肌の構造を正しく理解したら、シワの部位や特徴に適した対策を実践することが大切です。

シワの対策方法を種類別に解説!

シワ 対策をして微笑む女性

年齢を重ねることでできるシワは、できるだけ防ぎたいところ。ここでは、シワの対策方法を種類別にご紹介します。すぐに実践できるものも多くありますので、できることから取り入れてみてください。

表情ジワには「マッサージ」

表情ジワ対策には、マッサージが有効です。表情筋の緊張をほぐすことで、長年の蓄積でできたクセが改善される効果があります。

おすすめは「あおあおういうい体操」です。

やり方はとっても簡単。画像のように「あ→お→あ→お」の順に30秒間、終わったら「う→い→う→い」の順に30秒間顔を動かします。合計1分ほどなので、テレビを見ながら手軽にできます。

シワ 対策のあおあおういうい体操

ポイントは口の開ける・閉じるをしっかり意識することです。声に出しておこなうと意識しやすいです。まずは1日1回を目標に、習慣づけて取り組んでみましょう。

乾燥小ジワには「保湿」

乾燥小ジワ対策には、保湿が欠かせません。セラミドコラーゲンなどの保湿成分が配合されている化粧水などでスキンケアしましょう。もちろん、乳液やクリームでカバーすることも忘れずに。

保湿は洗顔の後すぐにおこなうのがおすすめです。保湿までの時間が空いてしまうと、肌の急激な乾燥によって皮脂と水分のバランスが大きく崩れてしまい、逆にダメージを与えてしまう可能性があります。スピーディーな保湿を心がけましょう。

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真皮ジワには「エイジングケア・紫外線対策」

大きなダメージを負っている真皮ジワは、エイジングケアと紫外線対策がマストです。エイジングケアにはコラーゲンやエラスチンの減少をカバーする化粧品を使用しましょう。肌の弾力を改善し、シワの進行を抑える効果が期待できます。

紫外線対策は、天候に関わらず入念に。日焼け止めや日傘、帽子・サングラスを利用して、紫外線から肌を護りましょう。

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シワ改善に効果的な成分は?

シワ 対策用スキンケア剤アップ画像

すでにできてしまったシワには、スキンケアで内部からアプローチすることも大切です。

ここでは、シワ改善に効果的な成分を6つご紹介します。

スキンケア用品や化粧品を選ぶ際の参考にしてください。

セラミド

セラミドは、外部刺激から肌を護るバリア機能に関わる成分です。

セラミドは肌のターンオーバーのなかで生成されます。しかし、年齢を重ねるとともにその頻度は減少していくため、補う必要があります。

セラミドのなかでも、皮膚への浸透性が良い「動物性セラミド」や保湿力に優れている「ヒト型セラミド」が特におすすめです。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は優れた保水力をもつ成分で、皮膚の表皮や真皮に存在しています。

40歳代から急速に減少していくため、意識的に補うことが必要となります。化粧水や美容液にも配合されているので、成分表示をチェックしてみてください。

NMF(天然保湿因子)

NMF(天然保湿因子)は、角質層内部のうるおいを保つ働きがある成分です。

肌に元々備わっている成分ですが、加齢や間違ったスキンケアによって減少してしまいます。化粧水や美容液で補うことで、保湿効果を高められます。

レチノール

レチノールは、ビタミンAの一種です。肌のターンオーバーを促進する働きがあります。

また、ヒアルロン酸やコラーゲンの産生もサポートするため、肌のうるおい改善にも効果的です。

レチノールを高濃度に配合しているものだと肌トラブルがおこる可能性もあるので、敏感肌の方は少量使ってから日常使いすることをおすすめします。

ビタミンC誘導体

ビタミンC誘導体は、肌に浸透しやすく改良したビタミンC成分です。

真皮の細胞を活性化させ、コラーゲン生成をサポートする作用があります。肌のハリやたるみ改善に期待できるとして、多くの化粧品に使用されています。

ナイアシンアミド

ナイアシンアミドは、シワ改善有効成分として厚生労働省に承認されている成分です。

肌は紫外線を浴びると、老化を引きおこす活性酸素が生成されてしまいます。ナイアシンアミドは抗酸化作用があるので、活性酸素の生成にアプローチして老化を遅らせる働きがあるのです。

水溶性の成分なので、化粧水や乳液、美容液などさまざまな化粧品に配合されています。

シワを再発させないための予防方法とは

シワ 対策をして頬に手をあてる女性

ここまで、シワの種類と原因について触れてきましたが、一番重要なのは「シワを再発させない」ための対策です。シワの再発を防ぐ予防方法を紐解いてみたいと思います。

シワは、あくまでも肌表面に表れた年齢肌悩みの一部であり、これが表面に見えているということは、必ず根本原因があると言えます。根本原因を解消するための手を打たなければ、シワの撲滅はおろか、再発すら防ぐことはできないでしょう。

これはシワに限らず、「シミ・くすみ・たるみ」など、あらゆる年齢肌のお悩みに通じる話です。表面に見えている年齢肌のお悩みには、どれも根本原因があると考えて間違いありません。それはあたかもドミノの最初の1ブロックのように引き金となり、複数の悩みを連鎖的に引きおこし、最終的にさまざまな症状として表面に表れてきます。肌悩みと言えば肌だけに原因があると考えがちですが、決してそこだけではなく、もっと上流のほうに問題が潜んでいることも合わせて疑うべきです。

たとえばシワだと、「加齢→血行不良→炎症発生→炎症加速→シワ表出」、といった加齢に伴う血流の衰えを起点としたドミノ構造が原因の一つとして挙げられます。このような、肌とは直接関係ないようなことも原因として、連鎖的に多様な年齢の悩みを引きおこすケースが分かってきているのです。

まとめ

肌悩みの源流とも言うべき根本原因の追究、そしてその解決こそが、本質的なシワ対策であると私たちは考えます。シワの種類と原因に合った対策を実践しつつ、シワが発生する根本原因が何なのかについて考えてみてはいかがでしょうか?症状を抑えるだけでなく、再発させないための対策をおこなうことで、年齢肌の悩みを解消できるはずです。

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