
顔の下半分のたるみは、毎日のケアや生活習慣の見直しによって改善できます。
本記事では、顔の下半分のたるみを引き上げるセルフケアを解説しつつ、ブルドッグ顔になる原因や、顔の下半分の印象をメイクで短くするテクニックも紹介します。
顔の下半分のたるみが気になる方は参考にしてください。
顔の下半分がたるむ原因とたるみやすい人の特徴

顔の下半分がたるむ原因はおもに次の3つです。
- 肌のハリ・弾力不足
- 筋肉の衰え
- むくみ
ここでは、顔のたるみを引きおこす原因と、それらの原因によるたるみがおこりがちな方の特徴を詳しく解説します。
肌のハリ・弾力不足
肌のハリ・弾力が不足すると、肌自体の支えが弱くなり顔がたるみます。
肌のハリ・弾力不足がおこりやすい方には次のような共通点が挙げられます。
- 紫外線対策をしていない
- スキンケアが正しくできていない
- 生活習慣が乱れている
紫外線は、肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンを分解し、肌細胞をつくりだす線維芽細胞(せんいがさいぼう)にダメージを与えます。
摩擦や乾燥も、線維芽細胞の機能を低下させる要因といわれています。スキンケアが正しくできていない方はハリや弾力が低下しやすい傾向にあります。
さらに、線維芽細胞は、栄養不足、睡眠不足、ストレスなどの影響も受けやすいので、生活習慣が乱れている方は注意が必要です。
筋肉の衰え
顔の筋肉が衰えると、筋肉によって支えられていた皮膚や脂肪が下垂し、たるみが発生します。
顔の筋肉が衰えやすい方の特徴は次のとおりです。
- 表情が乏しい
- スマホやパソコンを長時間見ている
日常生活で顔の筋肉を使わない方は筋肉の衰えがあるかもしれません。喜怒哀楽の表現をあまりしない方、表情が乏しい方は注意が必要です。
スマホやパソコンを見る時間が長い方も要注意です。一般的に、スマホやパソコンを見ている間は、まばたきの回数が減るように、表情も固まりがちです。
スマホやパソコンの閲覧で多くの時間をすごしている方は表情筋の筋力の衰えに注意してください。
むくみ
顔のむくみがあると、老廃物が溜まって下膨れ状態になり、顔の下半分がたるんで見える可能性があります。
顔がむくみやすい方の特徴は次のとおりです。
- 味付けの濃い食べ物を好む
- お酒をよく飲む
- 体が冷えている
- 姿勢が悪い
塩分、アルコールの取りすぎはむくみを引きおこす大きな要因となります。味付けの濃い食べ物を好んで口にする方、飲酒量の多い方はむくみやすい傾向にあるといえます。
体の冷えや姿勢の悪さも、血流やリンパの流れを滞らせるためむくみの要因となります。冷たい食べ物を普段から多く摂取する方、薄着ですごす日が多い方、猫背の方などは注意が必要です。
顔のむくみを予防・解消する方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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顔の下半分のたるみセルフチェックリスト
顔の下半分の印象が長くなったと感じたら、顔のたるみが発生している可能性があります。
下顔面のたるみは鏡を見ながら次のポイントをチェックします。
- ほうれい線やマリオネットラインが目立つ
- 以前より輪郭が四角くなった
- フェイスラインが以前よりはっきりしなくなった
- あごと首の境目が分かりにくい
- 体重に変化はないが二重あごになった
- 口角が下がっている
- 口の横にもたつきがある
上記に当てはまる数が多い方ほど、たるみが進行しており、顔の下半分の印象が長く見えてしまっている可能性があります。
顔の下半分がたるむと、フェイスラインが崩れて顔が四角く見えたり、首との境目がなくなって顔全体が大きく見えたりします。
さらに、口の横にまで脂肪が下垂してくると、ほうれい線やマリオネットラインが目立ち、もたつきを見る人に感じさせます。
四角くたるんだ上に、ほうれい線やマリオネットラインが目立つ顔は、いわゆる「ブルドック顔」です。
顔のたるみを放置すれば、フェイスラインの崩れやシワが進行し、さらに老けた印象を与えます。
顔のたるみの改善方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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顔の下半分のたるみを引き締める改善法5つ

顔の下半分のたるみは、毎日の習慣やセルフケアで対策できます。たるみを引き締める改善法は次の5つです。
- 引き上げエクササイズ
- リンパマッサージ
- 姿勢改善
- 紫外線対策
- 食事や生活習慣の見直し
たるみがすぐに引き締まる改善法ではないので毎日の継続が大切です。それぞれ詳しく解説します。
改善法(1)引き上げエクササイズ
エクササイズで顔の筋肉を鍛えれば、顔の下半分のたるみを引き上げられる上に、フェイスラインや口元も引き締められます。
ここでは、頬やあごを引き上げるために欠かせない、口を取り囲む口輪筋(こうりんきん)のエクササイズを紹介します。
<口輪筋エクササイズ>
- 唇をすぼめて前に突き出し5秒キープする
- ゆっくりと自然な表情に戻す
- 前歯を巻き込むように口の内側に唇を入れて5秒キープする
- ゆっくりと自然な表情に戻す
口輪筋エクササイズは、ゆっくりと丁寧におこなってください。エクササイズの効果は、継続によってのみ初めて感じられるようになります。毎日の習慣として始めてください。
効果的な表情筋のマッサージについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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改善法(2)リンパマッサージ
顔に溜まった老廃物をリンパマッサージで流せば、顔の下半分のたるみやもたつきが引き締まる可能性もあります。
先ほどの口輪筋エクササイズの前におこなえば、顔の筋肉がほぐれて、エクササイズの効果をより得られやすくなると考えられます。
<リンパマッサージ>
- 胸の前で腕を交差させ、左右の手のひらで両脇をつかむようにしてもみほぐす
- 人差し指と中指の2本の指を両鎖骨に添えて鎖骨周りを押しながらほぐす
- 両耳の下から鎖骨周辺をもみほぐす
- 両耳をつかんで引っ張ったり回転させたりする
- 人差し指と中指で両耳を下から挟み上下に動かす
リンパマッサージは、リンパの流れを意識しておこないます。摩擦は肌を傷め、たるみを引きおこす要因となるため、クリームやオイルをぬり、肌をこすらないように気をつけてください。
リンパマッサージの効果的なやり方ついて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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改善法(3)姿勢改善
姿勢の悪さは、筋肉の衰えやむくみの要因となります。姿勢を改善する際のポイントは次のとおりです。
- パソコンやスマホを使うときは目線を真っすぐにする
- パソコンやスマホを長時間見るときはときどき休憩を入れる
- 猫背にならない
スマホを見るときは、首が前に突き出して猫背になりがちです。目線を真っすぐ保ち、目線の高さにスマホを合わせましょう。
スマホを持つ手の脇の下に、逆の手を握り拳にして挟むと、姿勢を楽にキープできます。
スマホやパソコンを長時間見る場合は、一定時間ごとに首や肩、肩甲骨を動かして、筋肉の緊張をほぐしましょう。
また、椅子に座る際には毎回、次のポイントも意識します。
- 座骨を座面に立てる意識で座る
- つま先からかかとまで足裏を地面に付ける
- ひじ・ひざ・腰の角度は全て90度を意識する
- 頬杖をつかない
- 足を組まない
改善法(4)紫外線対策
紫外線は、大きなダメージを肌に与えます。顔の下半分のたるみケアには紫外線対策が欠かせません。
紫外線には3種類あり、肌に影響を与える紫外線は次の2種類です。
- UVA(紫外線A波):皮膚の深い部分に到達してたるみの原因になる
- UVB(紫外線B波):日焼けや炎症の原因となる
紫外線対策に欠かせない日焼け止めは次の2つの数値に注目して選びます。
- SPF(紫外線防御指数):UVBを防ぐ指標(1~50の数値で表され数値が高いほど防御力が高い)
- PA(紫外線A波防御評価):UVAを防ぐ指標(「+」の数値1~4個で効果の高さを表す)
数値が高いほど効果も高いのですが、肌への負担も大きくなります。日差しの強さや外出時間に合わせて選んでください。
また、1年を通して紫外線は降り注いでおり、室内でも同様です。日差しが強い時期や外出時のみだけではなく、紫外線対策を1年を通じ室内でもおこないましょう。
日焼け止めの選び方や正しい塗り方ついて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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改善法(5)食事や生活習慣の見直し
たるみを寄せ付けない、ハリや弾力のある肌づくりには、食事や生活習慣によるケアも大切です。
ハリ・弾力のある肌づくりに効果的な食事や生活習慣は次のとおりです。
- タンパク質(肉・魚・卵など)を積極的に摂取する
- ビタミンA・B・C・Eを含む食材(緑黄色野菜など)を積極的に摂取する
- コラーゲンを含む食材(手羽先など)を摂取する
- バランス良く栄養を摂取する
- 質の良い睡眠を心がける
肌のハリや弾力を保つために重要な役割を担うコラーゲン、コラーゲン生成に欠かせないタンパク質、およびビタミンA・B・C・Eを積極的に摂取しましょう。
また、睡眠中に肌は再生されるといわれています。質の良い睡眠も、ハリや弾力のある肌づくりに欠かせません。
スマホの光は脳に刺激となり眠りを浅くするとされています。質の高い睡眠の確保のためには、就寝前までスマホを使い続けないように習慣を見直す必要があります。
肌にいい食べ物や栄養素ついて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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顔の下半分の印象を短くする「たるみカバーのメイク術」

抜本的な解決策ではありませんが、顔の下半分の印象やたるみをメイクでカバーする方法もあります。
<メイク法1:顔の下半分の印象をチークで短く見せる>
- 肌の色に近いチークを選ぶ
- 頬の高めの位置にチークを入れる
- チークを幅広に入れる
肌に近い色のチークを幅広くなじませると、顔下半分を短く見せられる上に、顔を引き締めて見せる効果も期待できます。
<メイク法2:顔の下半分の印象をリップで短く見せる>
- 上唇中央の山の部分にハイライトを仕込む
- オーバーリップ気味に上唇にぬる
鼻の下から唇までの間をメイクで短く見せれば、顔の下半分の印象を短く見せる効果が生まれます。
<メイク法3:ハイライトで立体感を出してたるみをカバー>
- 両目尻の下にハイライトを入れる
- 眉間から鼻筋にハイライトを入れる
肌の色よりワントーン明るい色味のコンシーラーで代用しても奇麗に仕上がります。
顔の下半分のたるみが気になる方は、毎日のたるみ対策とあわせてメイクも工夫してください。
まとめ|顔の下半分の老けた印象はたるみ対策で解消できる
顔の下半分のたるみは、毎日のケアや生活習慣の見直しにより、改善・予防できる可能性が十分にあります。
ブルドッグ顔、ほうれい線、マリオネットラインなど老けた印象を与える顔の悩みの原因の多くは、顔の下半分のたるみが引きおこしています。
本記事で紹介した対策法やメイク法を参考に、顔の下半分のたるみを改善・予防して、いきいきとした毎日を送りましょう。
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